中国人観光ビザ、「一定の経済力」だけで発給へ
2011年8月11日(木)10時4分配信 読売新聞
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外務省は10日、中国人を対象とした個人観光ビザの発給要件を9月から緩和すると発表した。
3年連続の緩和で、これまで定めていた「職業上の地位」を削除し、「一定の経済力を有する」ことだけが要件となる。滞在期間も15日から30日に延長する。外務省などによると、年収がおおむね10万元(約120万円)以上を対象とする見通しだ。ただ、入国後に犯罪を起こすケースも想定されることから、年収だけでなく資産などを総合的に審査するという。