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見沼田んぼの花火大会、環境保護団体が中止要請「野生動物に悪影響」

見沼田んぼの花火大会、環境保護団体が中止要請「野生動物に悪影響」
さいたま市が主催する花火大会の昨年の様子。会場の一つが見沼田んぼに近いことから、野生動物への悪影響を指摘する声もある(さいたま観光コンベンションビューロー提供)

 14日にさいたま市緑区で開催される市主催の花火大会について、環境保護を目的に活動する財団法人「埼玉県生態系保護協会」が、「近くの見沼田んぼに生息する野生動物の生態に悪影響を与える」として、開催中止を申し入れている。一方、市は「今年度は中止しない。来年度から開催方法を検討する」としながらも、「安全確保を考えると他の場所があるかどうか」と困惑顔。環境保護か、安全確保か−。夏の風物詩は、難しい立場に立たされている。

 花火大会は14日、さいたま市緑区の大間木公園周辺を会場に開催、約5千発の花火が打ち上げられる。会場から約1キロ離れた場所には、都市部に残る大規模な緑地空間として知られる見沼田んぼがある。

 さいたま市のほぼ中央部に位置する見沼田んぼは、広さ約1200ヘクタール。都市部としては貴重な湿地にめぐまれ、カヤネズミやオオヨシキリなど多くの野生動物が生息している。県や旧大宮市、浦和市などは、見沼田んぼの保護のために平成7年に土地利用の基準を定める基本方針を策定。湿地の保全に取り組んできた。

 県生態系保護協会は、見沼田んぼに近い場所での花火大会の開催について、「花火の大音響や光などで、野生動物が驚いて逃げてしまう。また人が集まることからゴミなどが捨てられる」と懸念を示す。「見沼田んぼの保護はさいたま市も主体となって取り組んできたはずなのに、その方針に矛盾するように花火大会を開催するのは理解しがたい」とし、今月5日に清水勇人市長あてに文書で中止要請を行った。

 一方、さいたま市観光政策課によると、花火大会は旧浦和、大宮、与野の3市合併以降、交通の便などを考慮して3会場で分散して実施。20年までは同市南区の浦和競馬場が会場の一つとなっていたが、住宅街に近いため、安全上の問題から県警が指導。22年から、広大な場所がある大間木公園に会場を移したという経緯がある。

 同課は「今年は予定通り実施し、来年以降については開催内容を検討したい」としながらも、「花火の内容を変えればいいのか、会場を変えればいいのか…。安全面を考えると、他に適した場所があるのか分からない」としている。

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