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2011年08月11日(木) 03時49分45秒

基金訓練・6ヶ月間の訓練を終えて

テーマ:戯言

はじめに

概要

今回は6ヶ月間の基金訓練を終えての感想をつづってみようと思います。
基金訓練に6ヶ月間、通った上でのナマの声となります。
基金訓練に通うことを検討されている方にとっての、一つの検討材料となれば幸いです。

基金訓練とはどういう制度?

職業訓練の一種です。

詳しくはこちらをご覧ください。


「基金訓練」とは?(基金訓練のコース情報)

http://www.kikin.javada.or.jp/support01/01.html

基金訓練を利用するメリットとは?

・無料で受講できる。(※テキスト代・訓練学校までの交通費はかかります。)
・訓練期間中は、「訓練・生活支援給付金」が月額10万円支給される。(※要件を満たした場合)

どこで申し込みが出来るの?

受講の申し込みや相談、その他、詳しくは最寄りのハローワークにお尋ねください。


※なお、このブログで何度か僕も言ってきましたが、
「職業訓練に通うこと」はもちろん「ハローワークに行くこと」は、『特別なことではありません』
なので、利用することに、後ろ向きになる必要や、世間体を気にしたり、恥ずかしがることはまったくありません。

安心してください^^


もしも、「○○さんの息子さんったら、職業訓練に通ってるんですってね~」とか言うオバサンがいても、

気にしなくていいのです。恥ずかしいのは、そのオバサンの存在なのですから^^

僕が志望した理由・動機

僕の場合、訓練学校に通いたいという、
目的意識が始めから明確にあり、基金訓練を受講しました。


それは「何か?」


それはプログラム未経験の僕が、

「実務レベルでのプログラミングスキルの修得」

を目的とし、「Web実践コース」の訓練制度を利用するにいたりました。


しかし、この願いは残念ながら叶うことはありませんでした。

本論

概要

本論では、大きく6つのパートに分かれた構成となっております。

・訓練実施機関について
・PC環境について
・受講内容について
・講師について
・他の受講者について

・講師と受講生との関係について

それでは、どうぞご覧ください。

訓練実施機関について

訓練実施機関とは?
「基金訓練は、専修学校、各種学校、教育訓練企業、NPO法人、社会福祉法人、事業主、事業主団体等が訓練の実施計画を策定し、中央協会の認定を受けて、実施します。」


http://www.kikin.javada.or.jp/support07/07.html

「基金訓練は、どのような機関が実施するのですか。また、どこで訓練の情報を得られますか。」から引用。


この訓練実施機関はいったい何をするのかというと、
主に、基金訓練の事務的な手続きや案内などをする機関なのだが、
(生活支援給付金に関わる手続きや、出席や欠席等に関する監督等も含む)

まずは、この訓練実施機関(事務局)についてからだ。

訓練実施機関の印象について

悪い。

いくつかのエピソードを挙げてみよう。


・事務局に不在。
訓練についての質問等があり、事務局を何度か尋ねるも、いつも不在。いったい、どこに居るんだ?


・メールでの質問に無回答

仕方ないので、訓練実施機関のメールアドレスに対して、メールでの質問を投げたところ、一切返答がない。


・対応が悪い
ある日、教室の鍵を開ける際、運よく事務所の方と会うことができたので、「メールに返信をくれYO」と頼んだところ、

「いや、おれ担当じゃねえし。担当には伝えとくわ!」と返された。
いや、正直その対応はどうなの??と疑問に思った。
たとえ、担当者でなくとも、身内の問題なのだから、そこはまず謝罪から始まるべきなんじゃないだろうか?と感じる。

この辺りから、事務局の方に対しての不信感が募ってきたのは言うまでもない。


・職場見学の実施日時を前日になって発表する
これ・・・いい大人がこんなことするか?と。
普通はありえないんじゃないかな?と思うようなことを、よくもまぁやるなぁと感心していました

とにかく、信頼できるようなところではありませんでした。残念です。

PC環境について

PC
┗Lenovoのノートパソコン(OSはWin7)


Webデザイン・アプリケーション(Adobe CS4 Web Premium)
┗Photoshop
┗Illustrator
┗Fireworks
┗Dreamweaver
┗Flash
┗Bridge


開発環境
┗XAMPP(バージョンは1.7.1)
http://sourceforge.jp/projects/xampp/releases/
※夜の部はXAMPP Liteを使用。


ブラウザ
┗Internet Explorer
┗Firefox
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/webbrowser/firefox.html


FTPクライアント
┗FFFTP
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/ftp/ffftp.html


テキストエディタ
┗NotePad++
http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/program/progeditor/notepadplus.html


ファイル比較
┗WinMerge
http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/program/progsupt/winmerge.html


IE用アドオン
┗AreaEditor
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/ieextn/areaeditor.html


Firefox用アドオン
┗It's All Text!
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/its-all-text/
┗Firebug
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/firebug/


文字コード変換ツール
┗KanjiTranslator
http://www.kashim.com/kanjitranslator/index.html


オンラインストレージ
┗Dropbox
http://www.dropbox.com/


解凍ソフト
┗Lhaz
http://www.chitora.jp/lhaz.html


という内容でした。
PC周りについては、特に満足も不満もありません。
まぁ、こんなもんだろうな、と。

 

受講内容について

内容としては、


1)コーディング
HTML、CSS、JavaScript、jQuery


2)Webデザイン
Photoshop、Illustrator、Fireworks、Dreamweaver、Flash、ActionScript


3)プログラミング、データベース
PHP、MySQL


4)CMS
WordPress、EC-CUBE、


などなど、、
たくさんあるはあるのですが、、

ぶっちゃけ、


色々やろうと手を広げすぎたために、どれもかれもが 
みな中途半端で終わったな、という思いでした。 


WordPressやEC-CUBEなどは、とくにそれが顕著で、
インストールの手順だけやって、あとは、出来合いの、既成のテンプレートを適用して、
はい終わり、という形でした。


又、PhotoshopによるWebサイトのデザインについても、

すでに用意されている素材を利用して、Webサイトを組み立てていく、というのが訓練の軸にあって。


でも、実務では、そんな素材ないんだよ?
ゼロから自分たちで素材を作り上げるんだよ?
なのに、どうして素材作りの時間がないんだろう?
と、とても疑問に感じました。


他にも、HTMLやCSS、さらにはPHPの授業にいたっては、
市販されているテキストの丸写し。

訓練学校でしか、出来ない、という内容のものではありませんでした。


もう一度言わせてもらうと、僕が通っていたのは「実践コース」です

基礎コースなら、いざしらず、なぜ実践コースで、 こんなことを・・・ということもありました。


そして、どれも中途半端な内容でしかないということが、また僕を絶望に追いやってくれました。


正直、「実務レベルでのスキルを修得」するために、 通っていた僕からすると、

げんなりするような内容でした。。


もちろん、実務レベルでのプログラミングスキルが修得できなかったことは言うまでもない^^

講師について

メイン講師とサブ講師の二人がおりました。
メイン講師は50代、サブ講師は30代のアルバイト講師。
両者とも、デザイン経験が長い方のようでした。


で。


正直言いますと、いずれも、プロ意識?に欠ける方だなぁと思いました。

受講生を就職させるんだ!」とか、
就職率を上げてやるぞ!」みたいな意識は微塵も感じることができませんでした。


ホント、「雇われ講師」という感じでした。


授業スタイルも、市販のテキストを丸写ししていくという形で、独自性のあるものではありませんでした。


又、サブ講師にいたっては、プログラムを、さわったことがないらしく、
PHPの授業などでは、しばしば「わからない」と答えることが多く、「おいおい」と思っていました。
わからないなら、わからないなりに、自分で調べて、受講生に答えようとする姿勢はないのか?
と疑問に感じていました。


それ以前に、「わからない」という否定的な・ネガティブな言葉は使うなよ。。と。


「わからない」なら、わかる段階になってからでいいので、答えよう!みたいな意識はないのか?と。

甚だ疑問に感じました。


それが「教える側の姿勢なのかな?」と。

正直、これなら、僕が講師やったほうがマシだな、ぐらいにも感じました。


※賢明な読者の皆さんなら、もうお気付きでしょうが、、
もちろん、僕は悪意があって言っているわけではありません。
あしからず。

他の受講者について

はじめは30名からのスタート。

年代は20代から40代ぐらいまで、幅広い年齢層の方がおりました。


ただ、一般的なPCスキルのない方も、中にはおり、
Windowsの操作方法自体がわからない!という方などへの対応で、

授業と直接関係のないところで、授業がストップするなど、そういう場面も多々ありました。


※特に、Mac使いの方で、Windowsの使い方がわからない!ということで、授業がストップすることがありました。


その点について、「そのサポートまでするのが実践コースなのか?」と不満に思うところもありました。


てか、なぜ、実践コースに入れたし。。(´・ω・`)


又、クラスの中には、個性が強い方もおり、


授業中に、私語を話す
授業中に、授業と直接関係のない質問をする


などの、困ったさんも、中にはおりました。。


そして、これらの行為は結局、
訓練開始から、訓練が終了するまでの間、治ることはありませんでした


中には、それらの私語に混じってぺちゃくちゃ話すような受講生もあらわれ、とても残念に思いました。


ただ、これは、講師にも少なからず非がある問題だろうなと個人的には思いました。


最初の段階で、しっかり注意をするなど、
適切な対応を行っていれば、こういった迷惑行為が続くことはなかったと思います。

講師と受講生との関係について

結局のところ、先の問題についても、講師陣が受講生たちと馴れ合いを始めたことによって、

問題が解決しなかったんだろうな、と思います。


それと、講師の方も人の子です。


受講生をひいきすることは、実際、ありました。


これは僕だけではなく、他の受講生も感じていたようです。

おわりに

概要

最後に、訓練を終えての感想と、
訓練修了後の就職状況についてご報告です。

行ってよかったか?

これに関しては、正直「・・・(微妙)」です。


「Yes」ではないのは確かです。

ただ、きっぱり「No」と強く言うこともできません。


訓練受講により、わずかではありますが、
スキルが磨かれたことも事実だからです。


・・・ただ、それがいざ就職に結びつくほどのスキルかと問われたとき、その答えは「No」なのですが。。


なお、キャリアアップ以外の観点から捉えた場合は、

同じ目標に向かうよき仲間(ライバル)と出会えたことは、よかったかな、と思います。


自分とは違う人生を生きてきた人たちの言葉や作品は、
とても刺激的で、僕の中でのよい糧となってくれたと思います。

就職に結びついたか?

これは現状、Noです。


現状というか、、、Noです。(キッパリ

僕の場合、基金訓練から公共訓練にステップアップすることとなりますので。。

それでは、他の受講者の就職状況は?

他の受講生の方に話を聞いたみたところ、


「(まだ)決まってない」
「(アルバイト)が決まった」


等など、、少なくとも僕が知る限りで、Web業界へ「就職」できたという方は、僕のクラスにはいないです。


※訓練が始まって、1か月くらい経過してから、Webとは関係ない業種への就職(なのかな?)が決まったという例は聞きましたが。。。


推測ではありますが、おそらく、僕が通っていた訓練機関での就職率は0%だと思います。(先の例を除いて)


僕のクラスは、その程度だったのです。


この結果は当然だと思います。


講師陣の指導力のなさ(意識の低さ)、
質の低い授業内容、


等など、残念感がぬぐえません。。


最後のほうは講師陣や受講生同士での馴れ合いが強かったような気がしますし。。


就職率0%の成果を生み出した原因、


それは、講師に最も問題がある、と僕は考えています。

もちろん、最終的には受講生本人の意識次第となりますが、

講師側からの「わたしのクラスを受講すれば、必ず就職させてやる」という強い気概があるか否か、、


他の基金訓練で講師をやっておられる方のブログを拝見して、僕が感じたことです。


http://www.felica.info/kikin/web.shtml

※こちらのURLから、他の基金訓練で講師をやっておられる方のブログを拝見することができます。
見てみると、わかりますが、講師の方々の意識の高さに非常に驚かされます。

(いや、これが当たり前なんだろうけれども。。)

これから利用しようと思う人へのアドバイス

訓練コース選択

レベルが低い(と自覚してる)方は、かならず基礎レベルから始めましょう。


又、実際に体験入学?見学できる場合があるので、
その際は必ず見学しましょう。

実際に受講するにしろ、受講しないにしろ、見学すること自体は、プラスに働きます。

(例えば、基金訓練の面接の際、「以前、見学にもお邪魔いたしました~」的なことを言えば、「お、こいつやる気あるな」と思われることでしょう。)


又、その訓練実施機関での就職率をあらかじめ調べておきましょう。

その訓練実施機関での就職率がイコール、訓練内容の質のよしあしを決める、よいバロメーター(指針)となるからです。


訓練実施機関での就職率がわからない場合は、面接の際に、就職実績について質問してもよいと思います。

就職実績を尋ねること自体は、失礼なことではありません。

むしろ、「こいつは就職について本気で考えているんだな」と思ってくれるでしょう。

訓練態度

さて、実際に、
訓練に通うこととなりました。

そうなったときの受講態度について、 言わせてください。



・・・というか、
これ、当たり前すぎて、言うのもあふぉらしいのですが、実際にこういう人がいたので、書きます。。


・授業中の私語はやめてください。
・授業中、授業と直接関係のない質問はやめてください。


いずれも、他の受講生の方に迷惑が及ぶ行為です。

僕のクラスでは、こういった一般常識に欠ける方も残念ながら、おりました。。


まぁ、僕のブログをご覧頂いている方の中には、
もちろんいないと思いますが、、、


もしも、訓練中にこういった方がいたら、
早めに訓練実施機関に相談しましょう。。

訓練学校に通う意味

すでに持っている能力が高い人ほど、
意識の高い人ほど、期待値が大きい人ほど、
通ってみてから、訓練内容にがっかりすることがあるかもしれません。


その場合は、訓練から、就職へと、すぐに方向転換することも考えましょう。



訓練学校は馴れ合いの場所ではありません。


ブログを使おう

授業内容を復習するために、ブログは良いツールだと思います。

公開したくなければ、非公開でもよいと思いますので、

授業内容は必ず、何らかの形で「アウトプット」するのがよいと思います。


アウトプットはインプットと同義です。


アウトプットすることにより、訓練内容をより強固にインプットすることができます。


まぁ、ブログでなくとも、ノートでもなんでもよいと思いますが、、
アウトプットを意識したインプットを心がけましょう。

USBメモリを使おう

これ、訓練学校によって、使っていい悪いとか、あると思うのですが、、

もし使えるようであれば、使いましょう。


訓練学校での授業内容を保存したり、後述する便利ツールを利用するのにも、USBメモリ経由で使えばおkです。

便利なツールを使おう

授業内容を記録するのに、便利なツールとして、色々ありますが、、

まぁ、キャプチャソフトは便利かもです。


WinShot

・・・スクリーンショットを連続キャプチャできるソフトです。

マウスカーソルも記録できるの便利だと思います。

最後に

さて、3~4時間くらいかけて、色々書いてきましたが、


この半年間を振り返ってみると、
「ホントに早かったなー」の一言です。


そして、この半年で、自分はなにか劇的な成長を遂げたかというと、そんなことはなくて。

気が付けば、いままでと何ら変わらない無職の日常が待っている、という。


「本当に僕は訓練学校に通っていたのだろうか?
あるいは、あれは長い長い夢だったのかもしれない」


そんな気さえ、最近ではします。


そう――今では、クラスの仲間と楽しそうに笑っていた時間が、
まるで夢のようにさえ思います。


それは、もう遠い遠い過去の話で、
かつてあったかもしれない出来事をなつかしむように。


“それ”を思い出すとき、僕の心はいつも暖かい気持ちであふれます。


――本論では、不満とも言えることをつらつらと述べてきました。

しかし、それは、ひょっとしたら、僕自身の至らない部分に起因するものだったのかもしれません。



僕がもっと、人の気持ちを考えることが出来る人間であれば、

もう少し違う形での結末を迎えることができたのかもしれません。



何度も、何度も、何度も、
他人を傷つけることも、

自分にうそをつくことも、なかっただろうと思います。



けれども――たとえ、同じ間違いが繰り返されても、


未来を変えていこうとする心があるかぎり、

僕はまた歩き出します。


 

もうかつての仲間はいません。


それでも――僕はこの半年間のすべての出来事に感謝しています。

 




この半年間、本当にありがとうございました。

 

 

原稿執筆
┗Word 2010(アウトラインモード)


作業用BGM
┗Shadow Hearts「Near Death Experience」
http://www.youtube.com/watch?v=-lkRn9HeYK8


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