先月23日に「8は今、マジで見ない。韓国のテレビ局かと思うこともしばしば」と過激なツイートを始めてから18日、今月5日に滞在先の米ニューヨークから帰国してから5日。これまで韓流批判を繰り返していた高岡が、突如謝罪した。
「沢山のご意見を下さった方々へ」のタイトルで5日ぶりにブログを更新し、「自分を今まで支えて下さった沢山の方々、そして何より一番近くで支えてくれている家族に迷惑をかけてしまった。一人の責任ある社会人として、発言に対する配慮にかけていた」と反省の弁。
ブログやツイッターに寄せられたファンの意見に感謝した上で、「今後、一人の人間として、言葉の持つ影響力への理解を更に深め、一人の表現者として、一人でも多くの方に表現の素晴らしさを伝えていけるように、日々精進していきたい」と俳優業に前向きな姿勢をつづった。
これまでの意見を一転して翻した。その背景には、自身の言葉が予想以上に世間に影響を及ぼしたことが大きいようだ。「洗脳気持ち悪い」などと書いた高岡のつぶやきは、猛烈な勢いで広まり、今月7日、東京・台場のフジテレビ前で抗議デモが行われた。
高岡自身、最近は「方向性が明らかに違う気がする」などと戸惑いを見せ、5日のブログに「このままじゃ着地点が一向に見えないので一回休憩に入ります」と書き沈黙状態になっていた。
今回の突然の謝罪に、同ブログには10日午後11時半現在で、3600件以上のコメントが殺到。「色々な力に負けないで」「高岡さんは間違っていない」といった応援メッセージから、「今更、何? 芸能界に戻りたいの?」「やることが中途半端だ」との批判的な意見まで飛び交っている。
(紙面から)