熱中症に気をつけましょう


朝霞市の暑さ指数(WBGT温度)
 暑さ指数(WBGT温度)警戒レベル(熱中症予防のための運動・日常生活に関する指針より)気温
現在の暑さ指数(測定時間)8月10日(水)(午後1時現在) 31.1℃運動は原則中止36℃
明日の暑さ指数予報(最も高い時間帯)8月11日(木)(正午) 32℃運動は原則中止36℃
あさっての暑さ指数予報(最も高い時間帯)8月12日(金)(正午)32℃運動は原則中止37℃(37〜40)
WBGT(環境省熱中症予防情報サイトより転載。「現在値」は練馬、「明日・あさって」の予報は東京の数値を使用)
気温(気象庁の天気予報発表数値(埼玉県南部)を転載。)

(熱中症予防のための運動・日常生活に関する指針)
WBGT温度気温(参考)(熱中症予防のための運動・日常生活に関する指針)
31℃以上35℃以上運動は原則中止 ・WBGT31℃以上では、皮膚温より気温の方が高くなり、体から熱を逃がすことができない。
・特別の場合以外は、運動は中止する。
・高齢者においては、安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
28〜31℃31〜35℃厳重警戒(激しい運動は中止) ・WBGT28℃以上では、熱中症の危険が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。
・運動する場合は、積極的に休息を取り水分補給を行う。
・体力の低い者、暑さに慣れていない者は運動中止。
・外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
25〜28度28〜31℃警戒(積極的に休息) ・WBGT25℃以上では、熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり水分を補給する。
・激しい運動では、30分おくくらいに休息をとる。
・運動や著しい作業をする際は定期的に休息を取り入れる。
21〜25℃24〜28℃注意(積極的に水分補給)
・WBGT21℃以上では、熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
・熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水を飲むようにする。
・一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。
※WBGT温度(湿球黒球温度)とは、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標で、乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算し、導き出された数値です。熱中症の目安となる度数として、℃で表されます。


 熱中症は、高温・多湿の環境に長時間さらされて、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整機能がうまく働かないことにより、体温が異常に上昇することから発症します。
 しかし、熱中症は気温などの環境条件だけではなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。
熱中症の症状
軽度 … めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
中度 … 頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
重度 … 意識がない、けいれん、高い体温である、呼びかけに対して返事がおかしい、まっすぐ歩けない、走れない
など
○こんな日は熱中症に注意!
・気温が高い
・風が弱い
・湿度が高い
・急に暑くなった
【高齢者の注意点】
高齢者は温度に対する感覚が弱くなるために、室内でも熱中症になることがあります。室内に温度計を置き、こまめに水分を補給することを心がけましょう。
【幼児は特に注意!】
幼児は体温調節機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。晴れた日には、地面に近いほど気温が高くなるため、大人に比べて小さな幼児は大人以上に暑い環境にいます。

○熱中症の予防には、「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です!
1.外出時の服装は、吸湿性や通気性のよいものを着用し、帽子や日傘などで直射日光を避けましょう。

2.こまめに水分補給をしましょう。(汗をかいた時には、塩分の補給も忘れずに。)
  スポーツドリンクや薄い食塩水(500mlに1gの割合)での水分補給がおすすめです。
  特に高齢者は、のどの渇きを感じにくいため、早めの水分補給を心がける必要があります。

3.気温が急上昇した日や梅雨明けの蒸し暑い日は、特に注意が必要です。
    高い湿度は、体からの汗の蒸発を妨げ、体温の上昇を加速してしまいます。
  炎天下や非常に暑い場所での長時間の作業やスポーツは避けましょう。
  作業やスポーツをする際は、こまめに水分補給と休憩をとりましょう。

4.エンジンを止めた車内には、短時間でもとどまらないようにしましょう。
  曇った日でもエアコンを止めた車内は、驚くほどの高温になります。
  (炎天下の車内温度は30分で50度以上となります。)
  短時間といえども、幼児・高齢者が、エンジンを止めた車内にとどまることは、とても危険です。
○少しでも「熱中症かな?」と思ったら
1.風通しのよい日陰や、冷房の効いた所に移動しましょう。

2.衣服をゆるめて楽にしましょう。

3.冷たい水で冷やしたタオル(冷たいペットボトルなどで代用できます)を脇の下やももの付け根に置き、体を冷やしましょう。

4.自分で飲めるようなら、水分補給(スポーツドリンクや薄い食塩水)をさせましょう。
  ただし、意識障害などがあり、自力で飲めそうもない場合、無理に水分補給をさせることは、誤飲の危険性があるため注意が必要です。

5.意識がない・水分を自力で摂取できない・症状が改善しない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
熱中症が進行すると、水分や塩分が不足していることが自分でわからなくなります。ひどいときには意識を失い、命が危険になることもあります。
自分自身だけでなく周りの人にも気を配り、ちょっとでも「おかしい」と思ったら、すぐに医療機関を受診しましょう。
問い合わせ
健康づくり課
048-465-8611
kenko_zukuri@city.asaka.saitama.jp

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