ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 県政ニュース > 放射性物質の農産物への影響調査等について(第38報)

県政ニュース

放射性物質の農産物への影響調査等について(第38報)

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年8月10日更新
部局名: 農林部
課所名: 畜産安全課
担当名: 畜産振興担当
担当者名: 丸山、窪田
内線電話番号:4194
直通電話番号: 048-830-4194
Email: a4170@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の原乳及び飼料用青刈りトウモロコシへの影響調査を実施しました。
 8月10日にクーラーステーション(注)から原乳を採取し分析を行ったところ、全ての試料で暫定規制値を下回っていました。
 また、8月5日に採取した飼料用青刈りトウモロコシについても全ての試料で検出されませんでした。
 埼玉県では、放射性物質の原乳等への影響を引き続き調査してまいります。

 (注) 酪農家から集めた原乳を一時貯蔵するための施設。ここから原乳を乳業工場へ搬送する。 

 1 調査地域
 (1)原乳
     川越クーラーステーション:
      東松山市、鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市、蓮田市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、川島町及び鳩山町
     熊谷クーラーステーション:
      熊谷市、秩父市、本庄市、東松山市、深谷市、小鹿野町、神川町及び寄居町
(2)飼料用青刈りトウモロコシ
      熊谷市、鶴ヶ島市、上里町

2 調査対象
(1)原乳               2検体
(2)飼料用青刈りトウモロコシ  3検体

3 採取日    
(1)原乳              平成23年8月10日
(2)飼料用青刈りトウモロコシ 平成23年8月 5日

4 結果判明日          平成23年8月10日

5 調査結果
                         分析機関:国立保健医療科学院

 

市町村

 

品目

放射性物質の濃度(Bq/kg)

放射性ヨウ素

放射性セシウム134

放射性セシウム137

放射性セシウム

川越クーラーステーション

(11市町分※1)

原乳

検出せず

1.2

1.7

2.9

熊谷クーラーステーション

(8市町分※2)

検出せず

検出せず

0.5

0.5

暫定規制値

牛乳・

乳製品

300

200

※1  東松山市、鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市、蓮田市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、

   川島町及び鳩山町

※2  熊谷市、秩父市、本庄市、東松山市、深谷市、小鹿野町、神川町及び寄居町

注)「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

    定量下限値:放射性ヨウ素 0.2~0.3 Bq/kg、放射性セシウム 0.2~0.5 Bq/kg

 

分析機関:財団法人 食品環境検査協会

調査地域

品目

放射性物質の濃度(Bq/kg)

放射性ヨウ素

放射性セシウム

熊谷市(農林総合研究センター)

飼料用青刈り

トウモロコシ

検出せず

検出せず

鶴ヶ島市(農業大学校)

飼料用青刈り

トウモロコシ

検出せず

検出せず

上里町

飼料用青刈り

トウモロコシ

検出せず

検出せず

暫定許容値

牛、馬、豚、

家きん等用飼料

暫定許容値は  設定されていない

300

※「検出せず」とは、検査機器で測定できる定量下限値未満であることを示す。

   定量下限値:放射性ヨウ素 20Bq/kg、放射性セシウム 20Bq/kg