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小松左京さん=1988年撮影
小松左京さんの主な作品
もちろん、『日本沈没』などの作品が語るように、小松さんは、バラ色の未来のみを描いたわけじゃない。むしろ、戦争を通過し、人間の愚かさを身にしみて知った体験者からの知的問いかけだった。
日本では、以前ほど「SF」という言葉を耳にしなくなった。でも、かつて「毒」と思われたSF的手法は、純文学からエンターテインメント小説、漫画、アニメの世界にまで、幅広く使いこなされ、表現を深く、豊かにしている。その「拡散」はむしろ、小松さんら、「開拓者」の輝かしい「勲章」のように映る。(四ノ原恒憲)
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〈DVD〉復活の日
小松左京原作、深作欣二監督 極限の人間を描いたスペクタクル超大作
〈BOOK〉小松左京さん著作特集
日本のSF小説界を盛り立て続けた小松左京さんの作品を読む
〈BOOK〉下町ロケット [著]池井戸潤
宇宙開発に携わった主人公が、実家の町工場の後を継ぎ、再び宇宙開発に挑む――第145直木賞受賞作
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