厚生労働省 様
厚生労働省では、「厚生労働省ネットワーク(共通システム)最適化計画」にもとづき、業務の基盤となるネットワークの全体最適化に着手。システムごとに分散していた業務ネットワークの統合を実現しました。同時に、同省のネットワークは、国民生活に直結しているため、高い耐障害性が求められますが、情報系、業務系ネットワークの相互バックアップやディザスタリカバリ体制の構築により、信頼性の高いネットワーク環境を実現。セキュリティ対策も強化し、安全で安定したサービスを提供できる体制を整えました。
課題と効果
- システムごとにネットワークが分散していたため、運用管理が高コストかつ複雑化していました。また、コストと業務の最適化を進めるため、無駄をなくして合理的なネットワークを再構築する必要がありました。
- 省内ネットワークを集約した厚生労働省統合ネットワーク(以下、統合ネットワーク)を構築。「STOC運用サービス」を活用し、運用管理負荷を大幅に軽減しています。また、試算では4年間で約9億1,000万円のコスト削減効果も見込んでいます。
- 新しく構築した統合ネットワークは、国民生活に直結する業務の通信基盤となるため、高い信頼性と安全性が求められていました。
- 情報系、業務系のネットワーク双方のバックアップだけでなく、ネットワーク機器の冗長化、ディザスタリカバリ体制の構築など、非常に高度な耐障害性を実現しました。また、WEB閲覧ウイルスチェック、URLフィルタリング、ファイアウォールやIPS、検疫システムなどを導入し、セキュリティ対策も強化しています。
ご利用のサービス・ソリューション
お客様のプロフィール
会社名 | 厚生労働省 |
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所在地 | 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 | 概要 | 稲葉、菅沼両氏が所属する厚生労働省大臣官房統計情報部は、人口、世帯、保険、福祉、勤労者の雇用・賃金など、厚生労働省の業務に必要な各種統計調査の企画・実施・解析などを担当。また、厚生労働省における行政情報化を推進するための情報システムの企画・開発を行っている。 |
URL | http://www.mhlw.go.jp 参考情報「厚生労働省ネットワーク(共通システム)最適化計画」 http://www.mhlw.go.jp/sinsei/torikumi/03/10-01.html |
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