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SETSUDENの夏(100万市民のみなさまへ)

SETSUDENの夏(100万市民のみなさまへ)

平成23年8月9日

仙台七夕の3日間が終わりました。7月の六魂祭から続いた夏祭りの高揚感と熱気が去り、充実感の一方で、名残り惜しい思いもします。

今年もジンクスどおり雨に降られたものの、当初の予想を大きく上回る203万3千人の人出となり、大きな混乱もなく終了することが出来ました。「折鶴8万羽の願い」や「100万人の七夕飾り」など、復興と鎮魂に向け、たくさんの人の祈りがこめられた七夕であったと思います。開催にあたってご支援をいただいた皆様、ご来場いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。

大震災以後、電力需給予測は厳しさを増しており、今夏は、家庭でも会社でも「節電」モード一色です。

東北電力では、原則として計画停電は実施しない方針を発表しています。とはいっても、昨日(8月8日)は、需要に対する電力供給余力が、一時、2%を割り込むギリギリの事態となり、東京電力からの追加の電力融通によって電力不足を回避しています。

大震災直後の電気のないつらさを思い出すと、また、東京電力管内で実施された計画停電の影響の甚大さを顧みても、あのような事態は2度と経験したくありません。無駄な電気は使わない、省けるものは省くようにしたいものです。

そこで、「エコで涼しく夏を過ごす」ための知恵の出番となります。家庭での工夫の注目は、ゴーヤや朝顔などツル植物を使った「緑のカーテン」。効果があるならトライしてみようと思った方が多いようで、ゴーヤの苗が早々に売り切れた園芸店もあったと聞きます。お目当てのゴーヤがなかったので、代わりにキュウリ苗を入手した方からは、「仕方なしに買ったのだけれど、思いがけず、毎日、新鮮なキュウリを食べられて喜んでいます」という話も聞きました。

「節電」は「SETSUDEN」として、今や世界に通用する日本語なのだとか。

皆さんも、ご自分の体調と相談しながら、上手に「節電、SETSUDEN」の取り組みをお願いします。

仙台市長 奥山 恵美子

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