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井岡“先制パンチ”「絶対KOで勝つ」

 共にKO勝利を宣言した王者・井岡一翔(左)と挑戦者エルナンデス=東京・後楽園ホール
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 共にKO勝利を宣言した王者・井岡一翔(左)と挑戦者エルナンデス=東京・後楽園ホール

 「WBC世界ミニマム級タイトルマッチ」(10日、後楽園ホール)

 初防衛戦に臨む王者・井岡一翔の陣営が、エルナンデスに“先制パンチ”だ。後楽園ホール展示場で9日、ルールミーティングが行われ、父でトレーナーの一法氏が挑戦者陣営に「トランクスを下げろ」と要求した。

 挑戦者の試合映像をチェックした一法氏が、特に気にしたのがベルトラインの高さ。ボディーに打ちこんだ相手が、ローブローの反則を取られるシーンもあった。井岡はボディーブローが得意で、トランクス位置は譲れない“ライン”だ。

 対するエルナンデスは「オレのファウルカップはこれだ」と通常の半分サイズのものを提示。トランクスが高いはずがないと猛反撃した。一法氏は「あんなビキニみたいなファウルカップを着けるはずがない。絶対にウソ」と断言。証拠として極小のファウルカップを写真に収め、試合当日の控室でチェックすると息巻いた。

 ルールミーティング後に計量に臨んだ井岡、エルナンデスともに47・3キロで一発パス。井岡は「絶対にKOで勝つ」、エルナンデスは「3ラウンドまでに倒す」と両者からKO宣言が飛び出した。熱い火花が散った“前哨戦”はイーブン。決着はリングの上でつける。

(2011年8月10日)

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