こんな遭難が発生しています!!
夏山シーズンが終わり、秋の紅葉を求めて週末を中心に登山者が訪れています。
秋山は、日中温かくても夜間はぐーっと冷え込みます。また、天候の急変により“雪”となることもあります。登山者の皆さんは気象情報に十分注意し、安全登山に心掛けてください。
なお、最近、次のような山岳遭難が発生しています。
  持病が悪化?〜登山前に医師の診察を〜
高血圧等の持病のある登山者が、登山中に倒れたり、行動不能となるケースが目立ちます。入山前には、病院等で診察を受けるか医師に相談する等、体調管理を万全にして登山しましょう。
  高齢層の遭難が多発〜余裕のある日程〜
今年の夏山では、60歳以上の高齢層の遭難が全体の5割を超え、年々増加傾向にあります。(昨年の夏山では約4割)
気持ちは若くても、体力やバランス感覚は年齢とともに確実に低下していますので、この点を自覚した余裕のある日程で登山しましょう。
  単独登山はリスクが大きいパーティを組んで〜
単独登山のリスクについては、様々な意見がありますが、今年も単独登山者の死亡・行方不明が数多く発生しています。
単独登山は、疲労や怪我等で行動できなくなった場合、助けを呼ぶことができず、最悪のケースに至ることがありますので、なるべくパーティを組んで登山しましょう。
  気象情報を確認して行動〜下界とは2ヶ月の差〜
今年の夏も落雷による遭難が発生しています。
秋山では、天候の急変により、雪が降り“冬山”に変わることもあります。(昨年は10月上旬に降雪あり)
登山前には、気象情報を確認して行動しましょう。

平成20年8月16日北アルプス前穂高岳救助活動

平成20年8月16日北アルプス前穂高岳救助活動の様子

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