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2011年8月9日(火) 19:30 |
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震災直前にロケ、映画の試写会
東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で震災前に撮影された、「エクレールお菓子放浪記」という映画があります。 この映画を、震災孤児の支援のため上映しようという動きが岡山で持ち上がり、9日、試写会が開かれました。
岡山市中区で試写会が行われた、「エクレールお菓子放浪記」です。 食べ物が食べられなかった戦中戦後にかけて、お菓子への憧れを希望に生き抜いた孤児の少年の物語です。 映画の撮影が行われたのは、東日本大震災に被災する前の宮城県石巻市です。 震災による津波で、エキストラとして出演した多くの市民も被災したといいます。 試写会では、主人公の少年を演じた吉井一肇さんが舞台挨拶を行いました。 映画が公開される予定だった石巻市の劇場も、津波に飲み込まれました。 震災前の被災地を映したこの映画を通じて被災地を支援しようと、岡山でも上映の動きが広まり、来月から県内各地で順次公開されます。 エクレールお菓子放浪記は、来月から来年3月までにかけて、岡山県内各地で上映が行われる予定ですが、入場料の一部は、東日本震災の孤児の支援として寄付されることになっています。
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