例え一人になっても流行の言説に魂は売れない
この前、師匠の会の後、2次会へ行ったときのこと、会話の中で師匠が
「良くないんだよ! 僕は人生かけて論壇にケンカを売ってるんだから。」とおっしゃってた。お酒が入ったせいもあり、話の前後は忘れた。自分はなんてバカなんだろう、ボーッとしてそんな大事なところを覚えていないなんてと後悔しているが、とにかくその言葉だけが私の耳に飛び込んできたのだ。論壇とは右も左もそうだと思うが、主に保守論壇のことを指していると直感的に思った。
右と左両方にケンカを売ってるのだ。お互い右だからお手手つないで慰め合い仲良くしましょうなんてことはないのだ。
確かに師匠は人生かけている。そこいらのわけのわからん評論家のように、流行の言説を唱えていさえすれば、何もテレビだけじゃなくたって、保守系の雑誌などにも引っ張りだこのはずである。師匠の頭ならやろうと思えばできるはず。
でもそれがどーしてもできないのが思想家なのだ。偉大であればあるほどそれが不可能になる。ひとたびでも流行に魂を売れば、師匠ほどの人なら大儲けできるのにだ。
幸い私は評論家でもないし、他の商売をしてるから、人生までかけてるということにはならないし、月とスッポンの話で恐縮だが、まあ、運動人生といったらよいかな? 運動人生をかけて師匠と同じようにケンカを売ってるわけだ。
「朝鮮人が悪い」だの「日本を守る」だの「民主党が悪い」だの、その言論の正邪にこだわらず目をつぶり、流行の言説を吐き、みんなと仲良くお手手つないで楽しく運動をすることだってできるのだ。
いや、あたしゃ自称、師匠の弟子だ。そんなことなどできるわけがない。魂を売ることはできない。「仲良くしてください」なんていわれても魂は売れない。例え一人になってもだ。幸い臆病者でもなし、木っ端どもの批判の対象になろうが、あんな木っ端ごとき、すべて覆す自信もある。
あたしゃ自称、師匠の弟子なんだから。
コメント
広島でのデモお疲れ様です。今日動画見ました。
何を書いても反論されると思うのですが、一言書きます。
戦後66年、日本は左翼言論に牛耳られてきました。
根本は東京裁判にあるのは誰もが承知しています。
GHQのWGIPを利用した共産主義者=左翼=日教組に
洗脳状態です。これに朝鮮総連や韓国民団が
乗っかってきた戦後の歴史があります。
所謂、反日勢力です。この反日勢力に対して、反論すると
差別主義者のレッテルを貼られて来ました。
差別だと言われれば、多くの日本人は黙り込み、
何も反論できない状況が、おそらく60年は続きました。
この矛盾に真っ向から意を唱えたのが、行動する
保守です。これは歴史的必然だと思います。
先駆者は、瀬戸さん、西村さん、桜井さん、村田さん
です。行動する保守活動をする人達の中には、保守と
言えない人たちも居るでしょう。
しかし歴史に風穴を開け、タブーを打ち破って来たのは
事実です。もう既に日本にタブーは存在しません。
これは行動する保守活動家の実績でもあります。
次の段階に、思想と行動が一致する本物の保守が
台頭して来るでしょう。
何事も段階があるのです。
日本は良くなって行くと思います。
最後に西部先生が、スキンヘッドにされましたが、
これは何かが変わる暗示だと思います。
西部先生のスキンヘッドに日本保守の真髄が見えます。
投稿: ガエモン | 2011年8月10日 (水) 00時13分