記事入力 : 2011/08/08 12:50:05
韓国人女性、ドイツで現地女性に暴行される
【ベルリン=李恵云(イ・ヘウン)特派員】 欧州で排外主義者たちが台頭する中、韓国人女性がドイツ人から人種差別が動機とみられる暴行を受けた、と現地の週刊誌が報じた。
ドイツの時事週刊誌「デア・シュピーゲル」が報じたところによると、マグデブルクに住む韓国人女性Jさんは先月中旬、9歳の娘、6歳の息子と一緒に電車に乗り、遊園地へ向かう途中、あるドイツ人女性からたばこの吸い殻を投げつけられた。Jさんが「なぜこんなことをするのか」と抗議したところ、ドイツ人女性はJさんに近づき、ほおを殴打した。Jさん親子が悲鳴を上げると、この女性はさらにJさんの首を絞めた。目撃者の証言によると、ドイツ人女性はJさんに向かって「目が裂けている」と叫んだという。マグデブルクはドイツ中東部、ザクセン=アンハルト州の州都で、人種差別がいまだに激しい地域として知られている。
ある乗客から通報を受け、電車は運転を一時中ストップし、ドイツ人女性は逮捕された。Jさんは2009年12月、大学の研究所に勤務する夫と共に、米国インディアナ州からドイツへ移住した。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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