バスケ青春の詩

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自分の想いの言葉を綴っています。

編修版…討論・論争と議論

2011-08-09 00:50:55 | 記事一覧
平成23年8月9日 火曜日
 
「編修版…討論・論争と議論」


口角泡を飛ばし、相手の矛盾点をついて…

コーナーに追い込み、ねじ伏せるように論破する。

さらに、静かな論調ながら、相手の揚げ足を取るように、極僅かな論理の不整合を見つけ仕掛けていく…


それとも、
皆が同じチームで、
同じ目標を持ち、その目標を手にするために、互いに理解し納得するために話し合う。


相手の立場に立ち、
如何に理解させるか?


さて、
前者のうち、公然に認められている論拠に基づいて、自分の論理的に組み立てた意見を主張し、


さらに、同じように論拠だてられた相手の意見を聴き、その矛盾点を突いて、


それぞれが自分の意見の正当性を主張し、

どちらの意見が正しいのかを、第三者が判定するもの。


これは、
いわゆるディベートと言われる討論です。


例えば、裁判における検事と弁護人との論告でしょう。


この討論でもなく、
相手と論じ合うのでもなく、一方的に相手を批難して…

相手が、これに巻き込まれるように反論していくもの、


これを論争と言うのでしょう。


ところで、この論争とは、私が言いたいのは…

まさに、チャネラーという相手の真実の心情、

相手が出会った現実の重さを知らずして、

誹謗を繰り返すことしかできない輩の呟きが、

生産性のない論争を生むのです。

だから、私はそれに乗らないことにしたのです。

こう書けば、私がチャネラーを批難していることで炎上させているではないか…と言うでしょうね。

それはチャネラーの呟きに乗って反応していると言うのでしょう。

しかし、今の私はチャネラーの呟きに一切反論することはしていません。

だから論争にはならいのです。



さて話しの流れを戻して、


討論でも論争でもないのが、

共通の目標に向かっていくために話し合う議論があると思います。


これは、ひとつの命題
を明らかにするための議論でしょう。


論争も討論も、相手の意見を認めず、ひたすら自己の正当性を主張するもので…


特に論争は、公平な論拠もない、

自分にとって都合のいい、

自分の思いつきの言い分を論拠らしく述べるものです。

それは、狙いとする
相手を認めることを
一切せずに、自分の言い分で相手を完全に否定するもので…

ここからは、何も創造されません。

何故なら、相手を否定すること自体が目的なのですから…


討論でも論争でもない
議論は、創造していく
生産性のあるものでなくてはなりません。


それは自分の意見を押し付ける、相手の意見など聞く耳など持たないと言う姿勢では…

何も生まれません。

目標は互いに共有しているのですから…

自分の意見を主張し、
相手の意見もしっかり聞くことが大事だと思います。

なぜ自分の意見が理解されないのか?

そこを相手に質問することです。

『私の意見の、どこが理解できないのでしょうか?』

そこから意見の交換が始まるのです。

当然、すべて冷静に話し合うことなど無理でしょう。

声も大きくなり討論のようになっていくことは常です。

そこは、この議論を統制している人がしっかりとコントロールすることが大事です。


そして、頭を冷やして
議論していくことです。

忘れてならないのは、
その議論の目的です。

互いの意見を認め理解
できるようになれば、

次は、互いの意見をどの程度、納得できるかの歩みよりでしょう。

それぞれが考える利害得失かあります。

最小限のリスクテイクで最大限の効果をあげる方策はなんなのか?

そこが最後の知恵の絞りどころになるのです。


この生産性を求めた議論と言うやり方は日本人の情緒性に向いていると思います。


とにかく論拠を並べ立て、相手を打倒して自分の意見を勝ち取ると言う論理だけに基づいたやり方は…

論理性を重視するアメリカのやり方でしょう…

子供の頃から教育され
慣習として身に付いていますから…

たとえ、負けたとしても終わってしまえば、
後腐れなく互いに握手して終わることができるのでしょう。

これは、論理よりも情緒性を重んじる日本人には合わないと思います。

しっかりと相手の立場に立ち、相手のことを考えて話し合おうとする姿勢が…

日本人の民族性に合っているのではないのでしょうか。


キーワードは、理解と納得です。

日本人は討論や論争ではなく、議論で結果を
導くことが合っていると思うのです。
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