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ソフトバンク 苫前で風力発電検討 全国最大30万キロワット超

(08/09 10:00)

風力発電先進地・留萌管内苫前町の海岸沿いの丘陵には、数多くの風力発電施設が立ち並ぶ=8日、留萌管内苫前町上平

風力発電先進地・留萌管内苫前町の海岸沿いの丘陵には、数多くの風力発電施設が立ち並ぶ=8日、留萌管内苫前町上平

 全国で大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画している通信大手のソフトバンク(東京)が道内で、全国最大規模の風力発電事業への参入を検討していることが8日、分かった。風の状況など風力発電の好条件がそろっている留萌管内苫前町を候補としており、同社の孫正義社長が近く同町の森利男町長と面会、具体的な協議に入る見通しだ。

 関係者によると、ソフトバンクの幹部が7月末、同町を訪問。町内に42基の風力発電機がある先進地の苫前町を最有力の候補地として検討していることを町側に伝えた。全国最大規模の30万キロワット以上の風力発電施設を想定しており、参入決定後、2〜3年で事業化を目指す方針という。

<北海道新聞8月9日朝刊掲載>

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