約６億円強奪 新たに男を逮捕

8月9日 21時16分

東京・立川市の警備会社の営業所で現金およそ６億円が奪われた事件で、新たに４１歳の男が強盗傷害などの疑いで逮捕されました。事件の直後、共犯とみられる男らと頻繁に連絡を取り合っていたということで、警視庁は、犯行を主導した疑いがあるとみて調べています。

逮捕されたのは住所不定の自称、運転手の藤澤千秋容疑者（４１）です。警視庁の調べによりますと、藤澤容疑者は、ことし５月東京の警備会社「日月警備保障」の立川市の営業所で、現金およそ６億円が奪われた事件で、犯行に関わったとして強盗傷害などの疑いが持たれています。すでに逮捕・起訴されている男らの供述などから、警視庁は、事件への関与が強まったとして９日、東京都内で身柄を確保したということです。調べに対し、藤澤容疑者は「知らない」と容疑を否認しているということです。この事件での逮捕者は１０人となりました。藤澤容疑者は、共犯とみられる男らと事件直後に携帯電話で頻繁に連絡を取り合っていたことが確認されているということで、警視庁は、犯行を主導した疑いがあるとみて調べています。