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'11/8/9

球場東側にコストコ出店へ


 広島市南区のマツダスタジアム隣接地の集客施設について、開発主体の三井不動産(東京)が核テナントとして米国系の会員制大型商業施設「コストコホールセール」の出店を市へ正式に伝えたことが8日、分かった。これで球場東側はテナントが出そろい、来年12月の開業にめどが立った。

 コストコは食料品から家電製品まで扱う倉庫型の大型スーパー。年会費(個人は4200円)を払ったメンバーが利用でき、低価格の品ぞろえで世界展開している。国内に9店舗あり、中四国地方では初出店となる。

 三井と運営会社のコストコホールセールジャパン(川崎市)は広島の店舗の詳細を明らかにしていないが、同社は国内の出店条件を、売り場面積は原則1フロアの約1万3千平方メートル、駐車場は750台以上と設定。地元雇用は200〜450人と説明する。

 コストコ出店は、昨秋に三井との交渉が進んでいたが、市が今年1月に発表した集客施設「広島ボールパークタウン」の概略基本計画は「大型商業棟」とだけ記した。三井不動産は「契約はもう少し先になるが、協議が順調に進み、具体名を公表できる段階になった」と説明する。




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