前田元検事、調書の正当性を強調 総連事件で証人出廷在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物などをだまし取ったとして詐欺罪に問われた元公安調査庁長官緒方重威被告(77)ら2人の控訴審第8回公判が9日、東京高裁(小川正持裁判長)であり、取り調べを担当した元検事前田恒彦受刑者(43)が「聞き取ったことを調書にした。(自分が描いた事件のストーリーの押し付けとは)絶対違う」と証言した。 大阪地検特捜部の証拠改ざん事件で懲役1年6月の実刑が確定した前田元検事が、改ざん事件発覚後に、在職中に携わった別の事件について法廷で証言するのは初めて。 【共同通信】
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