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[国際]ニュース トピック:領土・領有権
【から(韓)くに便り】ソウル支局長・黒田勝弘 食文化だけ残っても…
2011.8.9 03:18
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先ごろ自民党の領土問題議員一行が韓国で入国拒否に遭った際、空港内で待機中、食事に“ビビンバ”を食べたといって話題になった。ネット世界では「傲慢でケシカラン!」「いや、結構な話だ」など賛否両論でにぎやかだった。
筆者にも、とばっちり(?)がきた。「どうだクロダ記者、まいったか? 日本の政治家もビビンバを好むではないか…」というのだ。
これには背景がある。韓国で官民挙げて推進中の「ビビンバの世界化」について、筆者が以前、「最初は見た目はいいが、食べるときはぐちゃぐちゃに混ぜて正体不明になってしまうビビンバはだいじょうぶかな?」と皮肉ったところ、「韓国の伝統食文化をバカにした!」と大騒ぎになったことがあるからだ。
おかげでその後、インタビューやセミナーなどでビビンバ論争をよく吹っかけられる。韓国料理の“世界化”つまり国際的進出がテーマだから、決まって日本のすしが比較として話題になる。その際、筆者はいつもこう言っている。
日本にはすし専門店や専門のすし職人が膨大に存在するが、韓国にはビビンバ専門店やビビンバ専門料理人がどれほどいるのか、と。ビビンバ職人など聞いたことがない。存在しないといっていいだろう。
この違いは大きい。日本のすしを参考にするのなら、この“情熱”をまず参考にしなくっちゃ、と。
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