鳥取県大山町観光ホームページのマスコットキャラクター「むきぱんだ」が東日本大震災の被災地で活躍している。先月30日には、盛岡市動物公園(岩手県)で子どもたちと触れ合い、愛くるしい姿で訪れた人たちを和ませたという。
企業や団体のパンダキャラ5体で先月発足した「全日本パンダサミット2011」の取り組みの一環。大丸松坂屋百貨店(東京都)の「さくらパンダ」が“発起パンダ”となり、日本の子どもを元気にしようと活動している。
30日の盛岡では、じゃんけん大会や写真撮影会を敢行。むきぱんだも他のパンダと一緒に元気と笑顔を届けた。「最初はビックリしたけど、可愛いかった」「パンダ大好き。いっぱい触ったよ」などの声が子どもたちから上がっていたという。
「むきぱんだはじゃんけんが、体いっぱいでパワフルだったまつぅ!」とさくらパンダからも高評価。大丸松坂屋の担当者は「『むいてもむいてもむきぱんだ』というむきぱんださんに無限の可能性を感じ、参加をお願いしました」と話す。
7日も仙台市八木山動物公園(宮城県)で同様のイベントに参加する予定。普段は無口なむきぱんだも「みんなが笑顔になってくれて、感動したむき! 仙台でのイベントも楽しみむき~」とやる気を見せている。
最新情報は公式サイト(http://sakura-panda-kan.jp/)で見ることができる。【田中将隆】
2011年8月7日