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<京都>「送り火」問題 京都市役所に抗議電話殺到 |
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(8/9 01:04) |
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京都の伝統行事「五山送り火」で津波に流された松の木を燃やす計画が中止になったことに対し、京都市民からは、抗議の声が殺到しています。
計画中止を聞いた市民から、「なぜ中止するのか」と批判の声が寄せられ、京都市の担当部署では、朝から対応に追われています。京都市の文化財保護課には、8日朝から、「被災者の思いを踏みにじるものだ」など、抗議の電話が午後5時現在でおよそ100件寄せられています。この計画は、津波に流された岩手県陸前高田市の松に、亡くなった家族や復興への思いを書き、「五山送り火」で弔おうと進められ、およそ350本の薪に被災者のメッセージが書かれていました。すべての薪を検査し、放射性物質は検出されませんでしたが、一部の京都市民から不安がる声が寄せられ、計画した大文字保存会は中止を決めました。京都市文化財保護課の担当者は、「私どもとしてはこれ以上、『どうしてもやってほしい』と言える立場にはないが、ちょっと複雑な思いをしている」と話しています。保存会は、書かれたメッセージ全てを通常使う薪に書き写し、16日に行われる「送り火」に使うとしています。
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