武者小路千家「官休庵」 土塀に車が衝突し崩れる |
8日朝、京都市上京区で国の重要文化財に指定されている茶室「官休庵」の塀に車が衝突し、塀の一部崩れました。
8日午前7時ごろ、京都市上京区西無車小路町にある茶道・三千家のひとつ、武者小路千家の茶室「官休庵」の塀に、72歳の男性が運転する普通乗用車が衝突しました。
この事故でけが人はいませんでしたが、官休庵を囲む高さ2.5メートルの塀が幅2メートルにわたって崩れました。
「官休庵」は千利休のひ孫にあたる一翁宗守が江戸時代に建てたとされる国の登録有形文化財で、塀も京都市の歴史的意匠建造物に指定されています。
男性は官休庵の向かいの駐車場から出ようとした際に暴走したということで、調べに対し「アクセルとブレーキを踏み間違えて塀にぶつかった」と話しているということです。
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2011/08/09 0:53:
更新) |
高槻・連続不審火 消火を手伝った男を逮捕 |
ことし4月、大阪府高槻市で住宅のガレージなどに放火したとして、警察は消火活動を手伝っていた男を逮捕しました。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは住居不定の無職・佐藤 誠容疑者(34)です。
佐藤容疑者はことし4月、高槻市唐崎中で住宅のガレージに放火し、ガレージと建物の2階部分あわせて60平方メートルを焼いた疑いがもたれています。
この時、佐藤容疑者は消火活動を手伝っていて、現場に居合わせた捜査員が顔を覚えていたことから逮捕に至ったということです。
佐藤容疑者は調べに対して「えらいことになってしまうと思ったので消火を手伝った。仕事がなくイライラしていた」と容疑を認めています。
また、佐藤容疑者は現場近くであった他の2件の不審火についても放火を認めているということです。
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2011/08/09 0:53:
更新) |
京都・五山の送り火 ”岩手県陸前高田市の薪”使用に論争 |

被災地へ”思い”を届けるはずが・・・ |
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京都で行なわれる「五山の送り火」で、今年、東日本大震災の被災地の復興を願い、岩手県の松が使われることになっていましたが、「放射能への不安」を理由に使用が取りやめになりました。
京都の夏の風物詩、五山の送り火。
亡くなった人の霊を送ると言われるこの行事に、ことしは特別な思いが込められた薪が使われる予定でした。
岩手県陸前高田市。
この街には、名勝地となっていた松原がありましたが津波で壊滅。
この松を送り火のための薪として使うことが提案されていて、多くの人が亡くなった人への思いを込めました。
【津波で夫を亡くした女性】
「少し早い年だったけど、震災で亡くなって、安らかに眠ってほしいと思って、お仕事ご苦労様と書きました」「送り火の薪として使ってもらえるのはありがたいです」
しかし、この計画が一転、中止となってしまいます。
【京都市文化市民局文化財保護課担当課長】
「『放射線は大丈夫か?』といった電話がきました」「1ヵ月で40件ほど」
送り火を主催する市民団体の大文字保存会は、薪の放射性物質の量を計測し、放射性物質が検出されないことを確認したものの、薪の使用の中止を決定。
保存会の中で意思統一ができなかったといいます。
すると、京都市民から今度は逆の意見が。
【京都市文化市民局文化財保護課担当課長】
「『やるべきではないか』という意見がありました、1日で60〜70件」
この騒動に対し京都市民は…
【京都市民】「検査して大丈夫なら弔いができばいいのでは」「送り火として見送ればいいのでは」
京都市は大文字保存会と協議して、今後の対応を決めたいとしています
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2011/08/08 19:22
更新) |
農作業の救世主? アシストスーツとは? |

まだちょっと重い? |
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和歌山大学では今、ちょっと変わったロボットの開発が進んでいます。
ある作業が楽になるとのことですが、どんなものなのでしょうか。
重装備を身にまとう…ここはNASAでしょうか?
いや、和歌山県のとある桃農園です。
和歌山大学の八木栄一教授が開発しているのは、農業用のアシストスーツ。
身に着けた人の筋力をサポートすることで、農作業を少しでも楽にしようというもので伸ばした腕をスーツが下から支えてくれます。
【和歌山大学・佐藤元伸研究員】「このへんで止めたいなと思ったらこのへんで保持してくれる。このへんの90度のところで作業したいとときには止めてくれる。下ろしたいと思った時にはそのまま下げれば。負荷はかかってないですね」
県内には、みかんや桃などの農家が多くありますが、近年は、高齢化が進んでいて、このスーツが重労働である農作業を楽にできると期待されています。
【JA紀の川粉河支所・中島康晴指導員】「腕自体は、楽ですね。まだこういうの慣れてないんで、慣れれば9.5キロっていうのはそんなに負担にはならないのかな。高齢者の方が腰が曲がってきたりたりした場合、また違う形っていうのが必要かもわからないですね」
重さ9.5キロと、開発当初の40キロからは、かなり軽量化されましたが、やはりまだ少し重いようです。
【和歌山大学・八木栄一教授】「さらに改良をして軽量化と実際の皆さんに使ってもらって、動きに合ったようなアシストができるものを作っていきたいと思います」
価格は200万円と、決して安くはありませんが、研究チームでは重さや値段に改良を重ね、来年の実用化を目指すとのことです。
このアシストスーツがいつか、農業界の救世主となる日がくるのでしょうか。
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2011/08/08 19:22
更新) |
コメの先物取引が72年ぶりの復活 |

昔ながらの立会い風景も |
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戦前の経済統制で廃止されていたコメの先物取引が、発祥の地・大阪で72年ぶりに復活しました。
昔ながらの手振り立会いのデモンストレーション。
関西商品取引所でコメの上場を記念して行われました。
コメの先物取引は、あらかじめ6カ月先までの価格を決めて取り引きします。
出荷前に取引が成立するので、生産者や卸売業者にとっては出荷の際に天候などで価格が変わっても影響が少ないというメリットがあります。
【山田智記者リポート】「コメの先物取引は江戸時代にここ大阪堂島で始まったのが発祥とされこのような記念碑が建てられています」
世界初の先物取引として大阪で誕生したコメの先物取引。
その後、戦前の経済統制によって廃止されますが、今年7月、農林水産省が2年間に限り試験的に上場を認めました。
そして8日午前9時、72年ぶりに取引が再開されました。
初日の立会いでは、原発事故による放射性物質の拡散や豪雨被害で価格の値上がりを予想した買い注文が殺到し、一部取引がストップ高になりました。
【関西商品取引所・岡本安明理事長】「開所以来、コメの上場というのをめざしてやってきた。取引所、業界の悲願が達成された。大阪証券取引所を基軸とした金融機能がコメを加えて活性化すればと思っている」
一方、先物取引には、生産者団体のJAグループが「主食のコメをマネーゲームの対象にしている」と不参加を表明しています。
先物取引がコメの価格にどう影響するか注目される中、今後は取引参加者を増やし市場規模を拡大できるかが、焦点となってきます。
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2011/08/08 19:22
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守口市長も”維新” ダブル選挙に向け大阪維新の会の勢い加速? |

”橋下知事の風”は吹き続ける? |
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大阪府守口市の市長選挙で、「大阪維新の会」が推薦する候補が当選しました。
11月に予定される「ダブル選挙」に向け、維新の会がまたも勢いをみせました。
8日に投開票が行われた守口市長選挙。
当選したのは、「大阪維新の会」推薦の候補でした。
今回の市長選挙には、前の市議会議員で橋下知事が率いる大阪維新の会の推薦を受けた西端勝樹さん(48)、前の市の教育長で、市議会各会派の大半の議員から支援を受けた藤川博史さん(59)の2人が立候補しました。
「市長給与を30%カットし、退職金も50%カット、議員定数の削減も訴えてまいりたいと思います」(西端勝樹さん)
「守口にワン大阪はいらない。今守口に必要なのは、ワン守口なんです」(藤川博史さん)
実は今回の市長選挙は、これまでとは様相が異なるものでした。
藤川さんの事務所にならんだ、必勝祈願のポスター。
その中には大阪市の平松市長からのものもあります。
この選挙は11月に予定されている、大阪府知事・大阪市長のダブル選挙を前にした「代理戦」の意味合いも帯びていたのです。
「独裁だ、横暴だ色んなことを言われます。結構毛だらけですよ。守口市政を変えましょう、大阪を変えましょういや、日本の仕組み自体を変えましょう」(橋下徹大阪府知事)
西端さんの陣営がとった作戦はやはり、高い人気を誇る橋下知事を前面に出すこと。
初日の街頭演説では橋下知事が西端さんの約4倍、16分間に渡って喋り続けました。
一方の藤川さんは、教育分野での経験などを地道に訴えましたが、橋下知事の起こした風にはかないませんでした。
この結果に、守口市民は「新市長には改革を期待します。既存の政党じゃ何も変わらない」「橋下さんのお人形さんになったら困る」などと話しました。
4月の吹田市長選挙に続く連勝で、強さを見せつけた大阪維新の会。
果たしてこの勢いはどこまで続くのでしょうか?
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2011/08/08 19:15
更新) |
被災地へ旅する移動式展覧会 |

被災地に楽しさを送ろう! |
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トラックにアート作品を詰め込み全国を旅する展覧会が、神戸の地をスタートしました。
目指すのは、東日本大震災の被災地です。
六甲山に到着した1台のトラック。
中から運び出されたのはカラフルな風船。
空気を入れてふくらませると大きなガリバーの登場です。
この「デイリリー・アート・サーカス」は、東日本大震災の被災地を支援しようと企画された移動式の展覧会。
バルーン人形などのアート作品を載せたトラックで、募金活動を行い全国30都市を旅します。
「デイリリー」とはユリ科の花で花言葉は「再生」。
遠く離れた人たちもイベントを通して被災地への思いを一つにしようとの願いが込められています。
見るだけでなく実際に体験することのできる作品を前に、子どもたちも大興奮です。
イベントを企画したアーティストの開発好明さんは、「参加者みんなが東北のことを考えたり思ったりして、東北の方も全国から応援されているつながっていると感じていただけたらいい」と話します。
この展覧会は、今月下旬に被災地に到着。
避難所で暮らす人たちに無料で楽しんでもらうということです。
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2011/08/08 19:13
更新) |
世界初!太陽電池+燃料電池+蓄電池付き住宅 |

停電しても電気が使えます |
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電力不足が懸念される中、太陽電池と燃料電池と蓄電池がついた一般住宅が8日から発売されます。
3つを組み合わせた住宅の販売は世界初です。
積水ハウスはこれまで、太陽光パネルと燃料電池がついた住宅を販売していましたが、省エネにはなるものの、停電した際は使えませんでした。
そこに蓄電池が加わったことで、停電し、ガスがとまっても、数日間、貯めておいた電気が使えるようになりました。
また、ガスが供給されれば、停電しても燃料電池の電気が通常通り使えます。
さらに、太陽光で発電した電気があまれば、電力会社に売ることもできます。
費用は住宅価格プラスおよそ575万円ですが、電力不足に備えたいというニーズが高く、予定を前倒しして発売されました。
積水ハウス・阿部俊則社長は「電力事情はたくさん問題が起きている。創エネ(エネルギーを創る)技術への要望がすごく多かった」
この蓄電池付き住宅は、8日から発売されます。
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2011/08/08 19:07
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ペースト状のコカインを書類に隠して密輸 |

紙と紙の間に |
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溶かしてジェル状にしたコカインを書類の間に挟み、国際郵便で密輸しようとした疑いで、元暴力団員の男2人が逮捕されました。
麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、山口組系暴力団の元幹部・知念昇容疑者(60)と、別の暴力団の元組員の藤本吉秀容疑者(58)です。調べによりますと知念容疑者はことし2月、溶かしてジェル状にしたコカインおよそ400グラムを書類の間に挟み、アルゼンチンから郵便で密輸しようとした疑いがもたれています。また藤本容疑者はことし3月、同じ手口でコカインおよそ260グラムを密輸しようとした疑いがもたれています。2人は調べに対し容疑を否認しています。税関の職員が検査で書類を触り、異常を感じて事件が発覚したということで、大阪税関は「このような密輸方法は今までに見たことがない」としています。
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2011/08/08 15:05
更新) |
漆掻き |

京都府福知山市 |
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京都府福知山市では、木の幹に傷をつけて漆を採取するいわゆる「漆掻き」の作業が始まっています。
温かく深みのある光沢で包まれた木製の食器。この食器には伝統技術で採取された丹波の漆が塗られています。福知山市夜久野町ではカマやカンナ、ヘラといった特別な道具を使って幹に傷をつける「漆掻き」と呼ばれる伝統技術でじわりと染み出た樹液を採取します。丹波の漆は、品質が高いことで知られ、江戸時代から京都の蒔絵細工などに使われ重宝されてきました。この漆の掻き取り作業は、9月下旬まで行われ、ことしは、5キロ程度の収穫が見込まれています。
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2011/08/08 15:06
更新) |
コメの先物取引が72年ぶりの復活 |

関西商品取引所 |
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戦前の経済統制で廃止されていたコメの先物取引が発祥の地・大阪で72年ぶりに復活しました。
関西商品取引所では上場を記念して昔ながらの手振り立会いのデモンストレーションが行われました。コメの先物取引は収穫予想などから6か月先までのコメの価格を決めて取り引きするもので江戸時代に大阪の堂島で始まりました。その後、戦前の経済統制で廃止されていましたが今年7月、2年間に限って試験的に上場が認められ8日午前9時、72年ぶりに取引が再開されました。【関西商品取引所・岡本安明理事長】「多くの人に利用いただき、コメの先物取引ができてよかったねというわれる市場を作っていく」初日は原発事故や豪雨被害による値上がりを予想した買い注文が殺到し、午前10時の立ち会いで一部取引がストップ高になりました。
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2011/08/08 12:18
更新) |
守口市長選挙で維新推薦の西端氏が当選 |
秋に行われる見通しの大阪府知事、市長のダブル選挙の前哨戦として注目された守口市長選挙で大阪維新の会が推薦する西端勝樹さんが初当選を果たしました。
前の守口市議で大阪維新の会の推薦を受けた西端勝樹さん(48)は守口市議会議員の大半から支援を受けていた前の教育長・藤川博史候補におよそ4300票の差をつけて守口市長に初当選しました。今回の選挙は、秋に行われる見通しの大阪府知事と大阪市長のダブル選挙の前哨戦としても注目されていました。
【守口市民は】「新市長には改革を求める。既成政党じゃそんなこと出来ないから」「橋下さんのお人形さんみたいになったら困る」
西端さんは改革をスタートさせ、市民の声援に応えられるよう頑張りますと話しています。
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2011/08/08 12:04
更新) |
強盗事件相次ぐ |

被害にあったコンビニ(兵庫県尼崎市) |
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8月7日夜遅くから8日未明にかけて、大阪市城東区と兵庫県尼崎市でドラッグストアやコンビニエンスストアが襲われる強盗事件が相次ぎました。
8月7日午後10時40分頃、大阪市城東区古市のドラッグストアに男が押し入り、男性店員に包丁を突きつけ、「金を出せ。」などと脅しました。店員が金庫から売上金およそ120万円を差し出すと、男は粘着テープで店員に目隠しをしたうえ、手足を縛って逃げました。店員は自力でテープをはがし、怪我はありませんでした。男は30歳から40歳ぐらい、身長は175cmぐらいで、迷彩柄の服を着て、グレーのズボンをはき、野球帽とマスクを着用していたということです。
また、8月8日午前1時45分頃、兵庫県尼崎市御園のコンビニエンスストアで、男がレジにいた女性店員に包丁のようなものをつきつけ、「金を出せ」と脅しました。男は持ってきたバッグに売上金およそ10万円を入れさせ、「お金に困っとるんや」と言い残し、そのまま逃げました。店員に怪我はありませんでした。男は50歳ぐらいで身長は170cmぐらいで、ベージュの半袖Tシャツを着て黒っぽいズボンをはき、眼鏡と野球帽を着用していたということです。
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2011/08/08 12:05
更新) |
阿波おどり 本番を前に桟敷づくり |

徳島市藍場町 |
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徳島の夏の風物詩「阿波おどり」の開幕を今週12日に控え、踊りが披露される会場の桟敷づくりが進められています。
徳島市藍場町にある演舞場では、全長122メートル座席数5000席を超えるジャンボ桟敷の組み立て作業が行われています。徳島市内ではこうした演舞場が有料・無料と合わせて6ヵ所用意され、阿波おどりを間近に見ることができます。今年は節電のため、会場に取り付けられた提灯を例年の午後5時より50分遅れで点灯するということです。演舞場は11日に安全点検を終え、いよいよ12日から4日間にわたって熱狂的な乱舞が繰り広げられます。
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2011/08/08 12:05
更新) |
大阪・城東区のドラッグストアに緊縛強盗 |
7日夜、大阪市城東区のドラッグストアに刃物を持った男が押し入り、現金80万円を奪った上、店員を縛って逃げました。
7日午後10時40分ごろ大阪市城東区古市のドラッグストア「サーバ城東古市店」で、閉店作業を終えて帰宅しようとしていた男性店員に男が包丁を突き付けて、「金を出せ。下手なまねはするな」と脅しました。男性店員が事務所の金庫から売上金およそ80万円を差し出すと、男はそれを奪い、男性店員を粘着テープで目隠しをし、手足を縛って逃げました。男性店員にけがはなく、自力でテープをはがして、警察に通報しました。
逃げた男は30歳〜40歳、身長は175センチぐらいで迷彩色っぽい服に、灰色っぽいズボン、野球帽とマスクを着用していたということです。
警察は強盗事件として、逃げた男の行方を追っています。
<後ほど、被害額は約120万円だったことが判明しました>
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2011/08/08 7:50:
更新) |