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東日本大震災、福島第1原発事故、その風評被害により甚大な影響を受けた福島の今を世界に発信することを目的とした野外ロックフェス「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」が福島県内の6会場で、9月14日から6日連続で開催されることが8日、都内で発表された。スローガンは「NOTHING BEATS FUKUSHIMA,DOES IT?(福島はどんなことがあってもくじけないぜ)」。収益金は同県の災害対策本部に寄付される。
ライブは9月14日から19日まで、内陸部の只見町からスタートし、県内を西から東へ横断しながら、6日連続で福島県内6カ所で開催される。
福島の、福島による、福島のための野外フェス。サンボマスター・山口隆=会津若松市出身、クリエーティブディレクターの箭内道彦氏=郡山市出身=ら福島出身者で震災後に結成された4人組「猪苗代湖ズ」、郡山市出身の西田敏行(63)のほか、BEGIN、RIP SLYMEら県外出身者など趣旨に賛同した30組近いアーティストが参加。1日限りながら長澤まさみ(24)が17日の郡山会場で開催宣言およびトークショーを行うことも決まった。16日の猪苗代会場ではフジテレビ・平井理央アナウンサー(28)が司会を務める。
郡山市出身で実行委員長を務める箭内氏は8日、都内で会見。「地震や津波、原発事故、風評で大きな被害を受けた福島を音楽の力で元気にし、福島の今を世界に発信したい」と開催意図を説いた。
(デイリースポーツ提供)
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