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耳から軟骨の幹細胞発見=顔面変形の再生治療期待―来年度にも臨床研究・横浜市立大

 ヒトの耳の軟骨を覆う膜から、軟骨に変わる幹細胞を発見したと、横浜市立大大学院医学研究科の谷口英樹教授や神奈川県立こども医療センターの小林真司形成外科部長らが8日発表した。実際に軟骨に変え、マウス体内で長期間安定して維持されることも確認した。交通事故などで鼻が折れたり、顔面骨折で変形したりした場合、患者自身の耳からこの軟骨幹細胞を採取し、治療に使う再生医療が実現すると期待される。

 研究チームは厚生労働省からヒト幹細胞臨床研究指針に基づく認可を得た上で、早ければ来年度に臨床研究を始める。研究論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

 この発見は、先天的に耳が小さい子供の治療手術経験から生まれた。胸の肋軟骨(ろくなんこつ)を指2本分程度採取して耳の形に整え、異常に小さい耳の軟骨を切除した後に移植するが、約5年前、肋軟骨を採取した跡が自然に再生していることに気付き、軟骨に変わる幹細胞の利用を思い付いた。

 切除後の小さな耳の軟骨に注目し、詳細に調べた結果、軟骨を覆う膜に幹細胞があることを発見。試験管内で成熟した軟骨細胞に効率良く誘導する技術も開発し、免疫不全マウスの背中の皮膚下に移植して、できた軟骨が10カ月程度維持されることを確かめた。ヒトの場合は腹の皮下脂肪に移植し、ある程度大きい軟骨にしてから形を整えて患部に再移植する方法が考えられる。 

関連ワード:
横浜市  マウス  厚生労働省  交通事故  医療  

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