講演する菊江氏



NHKチーフプロデューサー菊江賢治氏


(分科会、質疑応答)


(分科会 プレゼンテーション)


(プレゼンテーションの一場面より)

研究主題 「21世紀に躍動する新しい放送教育のあり方を追究しよう」
日 時 平成16年8月18日(水)
会 場 愛知県中小企業センター
記念講演 講師:学校教育番組部チーフプロデューサー菊江賢治氏
「デジタル時代到来!NHKの教育番組その活用法」

(講演内容概略)
小宇宙人体を制作していた。
教室メディアは変わりつつある。デジタル教材の紹介。
36の学校放送番組発信中、内12番組はいつでもテレビが見られるフルデジタル教材。クリップは現在、3600本あるが、来年は4000本目指している。
大阪の実践(松浦智史先生)歴史新聞作りの紹介。今、掲示板利用が盛り上がっている。「先生の広場」も面白い。
南極の絵文字チャットによる国際交流紹介。
言葉の壁を乗り越えて、中野とオーストラリアの中学校の交流「環境について」を紹介。
去年テレビ放送50年。2011年7月にはアナログ放送が完全に中止され、地上デジタル放送のみになる。デジタルテレビ(サーバー型テレビ)の紹介。
地上デジタル放送は、高画質高音質&多チャンネル(マルチ編成)&マルチメディア化。サーバー型放送(いつでもテレビ)は、あたかもパソコンのように、黒板として使え、マイページの活用で自分の授業を 組み立てられる。デジタル化のメリットとは 1ハイビジョンの高画質高音質 2リモコンだけで簡単 3自動録画 など。
2007年の教室は、デジタルテレビとインターネットの融合で、伝統的な放送教育と新しい形の放送教育を実践してほしい。

部会研究

第1分科会(幼・保)「感じる心を育てる部会」
  ○視聴して、体を動かして、心を動かして
   →「からだであそぼ」活用
  ○生活の中でイメージを豊かにし、感じたことを自分なりに表現できる環境を考える
  →「こどもにんぎょうげきじょう」活用
  ○身体も心もふれあって
  →「うたっておどろんぱ」活用
 
第2分科会(小・中)「放送番組活用部会」
  ○より深く課題を追究する児童の育成
  〜電子掲示板とテレビ会議を活用〜
  →「たったひとつの地球」活用
  ○「たいなあ」に心を躍らせ、生き生きと伝え合うことができる子 
  →「週刊子どもニュース」活用
  ○数学の知識を生活の中で活かせるような生徒の育成

第3分科会(小・中)「総合的な学習部会」
  ○調査活動の実践力を高め、「主体性」を培う学習 →「しらべてまとめて伝えよう」活用
  ○身近な環境を調査しよう
  ○生きる力を支える豊かな人間性を育む情報教育の実践

第4分科会(小・中)「情報教育部会」
  ○情報活用能力を高めようとする子の育成をめざして
  ○情報を共有して、考えを深め合うことができる児童の育成
  ○「ひとりひとりが主人公」となるような視聴覚メディア活用の在り方

第5分科会(高)「マルチメディア部会」
  ○PCの小黒板的利用
  ○パソコンでビデオ(CM制作)


【雑感】涼しくなる前のあつ〜い夏の1日、愛知県を中心に200名を越す参加があり、記念講演には食い入るように、分科会では熱心な質疑応答がされ、会場の気温は上がる一方でした。

全国放送教育研究会連盟事務局・東海北陸ブロック担当
松川厚雄(東京都杉並区立荻窪小学校)




  平成16年度の「愛知県放送教育特別研究会」「東海北陸地方放送教育研究大会」が下記の要領で開催されます。放送を始めとする視聴覚教材を利用されている先生やこれから利用しようと考えている先生、全員で考え合う会です。活発な意見交換の場として東海北陸地方の先生方、ぜひご参加ください。

大会テーマ 21世紀に躍動する新しい放送教育のあり方を追究しよう
日  時 平成16年8月18日(水)10時〜16時(9時30分受付)
会  場 愛知県中小企業センター(JR名古屋駅から徒歩3分)
名古屋市中村区名駅4−4−39 電話(052)561−4121
日  程 9:30 受付
10:00〜12:00 講 演 「デジタル時代到来! NHKの教育番組とその活用法」
      講師 NHK学校教育番組部・菊江賢治チーフプロデューサー
13:00〜16:00 部会研究
  ・幼・保部会 感じる心を育てる部会:園児一人一人の感性を伸ばし、育てるために放送を活用した実践について考える。
・小・中学校部会 @放送番組活用部会:教科、道徳など各教科領域の指導に放送を活用した
  実践について考える。
A総合的な学習部会:放送メディアを活用した横断的総合的な学習の実践に
  ついて考える。
B情報教育部会:情報社会の中で児童生徒に必要な能力や態度を身につける
  学習方法を追究した実践について考える。
・高等学校部会 マルチメディア研究部会:教科学習の中でマルチメディアを利用し、より効果的な学習方法を追究した実践について考える。
参 加 費 1000円(当日会場でお支払いください)
主  催 東海北陸地方放送教育研究協議会、愛知県視聴覚教育研究協議会、NHK名古屋放送局
後  援 文部科学省、厚生労働省、愛知県教育委員会、愛知県教育振興会、愛知県教育公務員弘済会、名古屋市教育会
問い合わせ 〒495−0031 愛知県中島郡祖父江町大字上牧字下川田456
愛知県祖父江町立祖父江中学校 大野具之
電話(0587)97−0149 FAX(0587)97−0137
または NHK名古屋放送局事業部 愛視協担当 電話(052)952−7293

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