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韓国経済の不確実性が拡大、KDI報告書
2011/08/07 16:17 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル聯合ニュース】国策シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は7日に公表した経済動向報告書で、韓国経済状況に対し、内需と輸出の増加は維持されているが、物価上昇が続いている上、対外環境の不確実性が拡大していると評価した。

 報告書によると、6月の小売販売額指数は前月水準の5.6%増を記録し、7月の消費者心理指数(CSI)は基準値(100)を上回る102を記録し、民間消費の増加が維持されていると指摘した。

 経済状況に対する消費者の心理を総合的に示すCSIは基準値100を超えると景気が上向くと見る人が多いことを意味し、100を下回るとその逆となる。

 7月に輸出は船舶を中心に前年同月比27.3%増を記録し、貿易収支は72億2000万ドル(約5650億円)で、前月の28億2000万ドルを大幅に上回った。

 ただKDIは、サービスや商品物価の上昇で、7月の消費者物価は4.7%という高い上昇率を示したと説明した。また、欧州や米国の財政危機で金融市場の不確実性が拡大していると指摘した。

csi@yna.co.kr