| ▼ クラミジア治療 ジスロマックと従来の治療薬との違い |
クラミジアとは、クラミジア・トラコマチス(偏性細胞内寄生体)と呼ばれる細菌の一種が原因で引き起こる、比較的ポピュラーな性感染症のひとつです。
クラミジア・トラコマチスが人体に感染すると、細胞内に侵入しどんどん増殖するため、治療せずに放置していると、症状は悪化の一歩をたどり、無精子症や不妊症になりかねないとも懸念されています。
そのため、クラミジアの症状が見られた場合には、できるだけ早期治療を心がける必要があるといえるでしょう。
このように治療を放置しているとクラミジアも怖い病気といえますが、通常はジスロマックのような抗生物質を服用するだけで完治するので、治療自体は難しいものではありません。

クラミジア治療に有効とされる抗生物質は複数あり、病院や症状によって処方される薬品は異なりますが、近年、注目されている治療薬がマクロライド系の抗生物質ジスロマック≠ナす。
クラミジア治療にジスロマックが処方される理由は、その手軽さと安全性(副作用が少ない)、高い除菌率にあるようです。

| テトラサイクリン系 |
ビブラマイシン |
| マクロライド系 |
ジスロマック |
| ニューキノロン系 |
クラビット |
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というのも従来の治療薬は、1〜2週間(2〜3回 / 1日)程度の期間、継続して服用し続けなければならず、患者によっては症状が軽くなったからと勝手に自己判断して治療を途中で止めてしまったり、飲み忘れるなどの問題がありました。 |
一方、ジスロマックは、1回服用するだけで、その効果が1週間程度持続するため、毎日服用する必要がありません。
※ ジスロマックは性器クラミジア感染症に有効な治療薬ですが、服用したからといってすぐに治るわけでない!という点は理解しておきましょう。
そのため、近年は、クラミジア治療にジスロマックを処方する病院も増えているようです。

| ▼ 知っ得 !? 市販薬ではないジスロマックの入手方法 |
先にも軽く触れましたが、クラミジアに感染していながら、そのまま放置していると、細菌はどんどん増殖し、尿道炎が酷くなったり、女性の場合は不妊の恐れさえ出てくるので治療しないと症状は悪くなる一方です。
また、クラミジアに感染していながら性行為を繰り返していると、かなりの高い確率で相手にうつしてしまう恐れがあるので、できるだけ早期治療に努めるべき疾患であるといって間違いないことは確かです。
※ クラミジアは、オーラルセックスだけでも相手にうつしてしまう恐れがあり、その感染率は非常に高いものがあります。
しかし、そうはいっても、クラミジアは性行為によって感染する性病であるだけに、なかなか病院には足を運びづらい…という方も多いようです。
そのため、こっそり自宅で治療できないものか…?と悩んでいる患者もいますが、残念ながら、ジスロマックのような抗生物質は医師の処方が必要なので、近隣のドラッグストア等で市販薬として購入することは出来ません。
したがって、クラミジアの治療を行うには、一度は病院に足を運ばなければなりませんが、実はジスロマックがまったく購入できないというわけでもないのが現在のネット社会です。
個人的には、あまりおススメできる入手方法とは思っていませんが、個人輸入という形でジスロマックを購入することは可能です。

海外の医薬品や化粧品等を営業目的で輸入する場合は、薬事法の規定によって厚生労働大臣の許可を必要としますが、個人(つまり、あなた自身)で使用することを目的とした国内への持込に対しては、この許可が免除されます。
そこで、アイドラッグストアー のような個人輸入代行業者を介して海外からジスロマックを購入し入手している方もいるようです。
| ただし、ジスロマックのような服用タイプの薬品を個人輸入するような場合には、特に注意しなければならない(あるいは、心得ておかなければならない)事項がいくつかあるので、以下の注意点を参考にするなどして、それから購入の有無をじっくり検討することをオススメします。 |

ジスロマック等の抗生物質が
購入できる個人輸入代行業者
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注意点1:購入金額によっては関税(海外から輸入する際に課せられる税金)が発生する!
注意点2:個人輸入代行では、商品の発送先が勤務先や事業所では認められない場合もあり、自宅発送しか認めていない代行業者もある!
注意点3:医師の処方を受けず、自身の判断でジスロマックを個人輸入した場合、服用したことによる副作用はすべて自己責任となる!
注意点4:クーリングオフの適応はない!
注意点5:個人輸入代行業者に対し、薬品(効果・副作用など)に関する説明を求めても薬事法の規定により答えてもらえない!(つまりジスロマックに関する知識は、すべて自分で情報収集しなければならない) |
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■性病 豆知識 ■
自宅でできるクラミジア検査キットとは…?
男性は2人に1人、女性は5人に4人は自覚症状がないと言われるほど、クラミジアは気付きにくい性病のひとつだと言われています。
そのため、性交渉によって知らず知らずのうちにうつされている可能性もゼロではなく、不特定多数の異性と接触のある人は、一度はきちっと性病検査を受けるべきなのかも知れません。
※ クラミジアはオーラルセックスでもうつる場合があります。
しかし、クラミジアは性病なだけに病院で検査してもらうには抵抗がある……という方も多く、治療されないまま、感染者をさらに増やしているといった傾向がみられます。
クラミジアに感染していながら放置していると、尿道炎が悪化したり、女性の場合は、最悪、不妊症にもなるリスクも否定できないため、なるべく早期治療に徹した方がよい疾患です。
そこで、近年、病院に抵抗がある方向けに提供され始めたサービスが性病検査キットを使った郵送検査です。
このシステムについてザッと説明すると、簡単な方法で血液(尿)などを自己採取しポストに投函すると、後日検査結果が送られてくる…という流れになっています。
簡便な方法なので検査内容の信頼性が気になるところですが、潟qューマンサポートが提供しているサービスに関しては、「郵送に適した検査法を研究・開発し、より臨床に近い検査結果を出し、手軽に安価で検査を受けていただける環境を提供させていただくことができる」と表記されており、血液検査については、検査の精度は医療機関と同等なものと思って良いようです。
潟qューマンサポートが提供している性病検査キットには、クラミジアのほか、カンジタやHIV、淋病など…複数の性病チェックできるので、いきなり病院に行くのは抵抗があるけど、性病に感染しているなら悪化する前に治療したい…という方は、この郵送検査を、一度、検討してみることをおススメします。
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