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[29027] 【習作】ZERO・RPG【ネタ】ゼロ魔 ルイズTS あと???も
Name: 太陽◆52629f26 ID:c22ae354
Date: 2011/08/02 20:53
 思いつきで書いてみたので駄作かもしれないですし、大半他の作者様の文章を真似て書いているのでパクリ同然かもしれません。
 ちょっと感想がキツイだけで削除してしまうかもしれないイワシハートな私ですが、がんばって書いてみました。どうぞよろしくお願いします。

 アリンエッタとウェールズの手紙を最終回目標にしたいと思います。

ヤマグチノボルさんが無事、退院できるように祈っております。



[29027] 召還しました
Name: 太陽◆52629f26 ID:c22ae354
Date: 2011/08/06 15:02
 トリステイン魔法学院から、約1キロ程離れた拓けた平原。 遠目にだが分厚い壁、城壁と言っても過言ではない学院が堂々とその風貌を晒していた。

 澄み渡った青空の下、貴族の証である黒いマントを着付けた集団がいた。 彼らはそれぞれ自らが召喚した不思議な生物達と共にいた。

 ここトリステイン魔法学院で二年生へと進級するにあたって通る道。 召喚の儀、“サモン・サーヴァント”である。 他国からの学生は召喚せずとも免除されるが、トリステインではいまだに伝統として召喚する事が進級試験なのである。

 そして召喚のゲートを潜ってきたその生物と使い魔の契約と契約、コントラクト・サーヴァントをして終了と言うなんていうか簡単な感じだ。 ゾンビ召喚したらどうなんだろ? やっぱ口に? 感染すんじゃねぇか。

 「ミスタ・ヴァリエール?」

 ってかゾンビとするなら可愛い女の子ゾンビがいいな……いやいや、そういうプレイっぽくなるのはちょっと嫌だな……。

 「ミスタ・ヴァリエール!!」
 「うぉっふ!?」
 「それでは次、ミスタ・ヴァリエール、あなたの番です。」
 「ぁ、はい」

 そう、ヴァリエールでわかるかも知れんが俺はヴァリエール家の長男、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ル・ヴァリエール。
 転生者で、しかもナニが付いている以外は容姿がほとんど変わらないルイズだぞ!? いや、俺が変えようとしてないのもある。
 いやいや、学校の制服も違うな。 去年俺がデザインした制服をオスマソ……オスマンにお願いした。 が、なんで男の俺まで女子用の制服なんだ!?

 っとまぁぶちぶち心で叫びながらも広場の中心に来た。 左前腕、袖から取り出したシャープペン(場違いの工芸品をゲルマニアの友から貰った。)を構える。
 瞼を瞑り、集中する。

 『我が人生を共に歩む者よ、我が声に答えよ!!』

 目の前に現れる2メートルほどの鏡、そこから帽子つき青いパーカーに紺色のジーパン、この世界では見れない衣服に懐かしさを覚える少年が鏡から現れた。平賀才人だ……。

 が、彼の後ろから黒髪ロングの少女が現れた……嘘だろ? ゲーム版のヒロイン、高凪春菜ぁ!?

 「ミスタ、どちらと契約するので?」
 「いやいやいや、あ、相手は人間ですよ!? いくらなんでも相手とせめて今日1日はじっくり話したいです!!」
 「えっと……そうですか、ではそうしてください、では皆さん行きましょう」
 そういってみんなはレビテーションなどで学院へ帰っていく……。

 『あのさ_』
 『後で話そう、俺のバイクに乗ってくれ……あぁ、2人乗り用だがそっちの女の子は青いのと一緒に乗ってくれ』
 日本語で話しかけてきた才人に対し、俺は車輪が無く、下が真っ平らの乗り物を指差す。 それには横にもう一人分の席がある。













 数分もして俺は2人を連れて学院に来た。

 『ここどこなのよ……? ってか何あのバイク!!』
 『ぶつぶつぶつぶつルイズが……? 日本語は使うし、どういうことだ?』
 日本語だ、俺の前世である日本語が聞こえてる……途中になぜ俺の名を?

 『それで、えっと名前は……?』
 才人が聞いた。

 『ルイズだ、ルイズ・ル・ヴァリエールだけ覚えればいい』
 俺のベッドに腰掛ける2人に対して俺は緑茶を入れながら言う。

 ついでに緑茶は沸騰した湯をたたえた鍋を火から下ろした後、幾つかのコップに分けて入れる。 これは確か冷ますんだったな? 冷えたら鍋から湯をつぎたし、適温に調整する。
 そんで急須に葉を少しだけ入れ、湯を入れる。蓋をして揺らしながらしばらく待ち、3つのコップに順番に淹れた。最後の一滴まで残さないのが重要。

 『えっと、俺は平賀 才人です』
 『私は高凪 春菜です』
 『惑星ハルケギニアのトリステイン王国、まぁわからんだろ?』
 『惑星!? 何でここが……』
 『そんな星知らないです!』
 『まぁそら異世界だからな』
 『異世界って……嘘でしょ!? あなた日本語使ってるんだからドッキリ……』
 『ちょ、お前高凪……』
 『ドッキリ大成功!!』
 『『え!?』』
 『――だったらよかったのにな……』
 『『ぇぇ……』』
 『ほれ、外見ろ?』
 俺は窓を指差す、赤い月と青い月が大きく、美しい。 驚く春菜、だが才人は微妙だ。

 『なぁ才人、お前……俺じゃない俺に会った事無いか?』
 『えぇ!?』
 かなり驚く才人。

 『お前の反応だ、さっき教えてもない俺の名を呟いた、それに惑星って聞いたときも春菜とは違った反応とか、そうだな……ひそかにだがお前を召還した時にうれしそうしていた』
 『えっと、そうです……でも俺がルイズのことを知ってるのは分かるけど、なんでルイズが俺のことを?』
 『それノートパソコンだろ? 二次創作の小説とかは読んだ事無いか? ほら、例えばクロスオーバーやら、オリジナルの主人公とか、憑依とかさ』
 『って事は……』
 『お分かり?』
 『えっと、あんたたち何を話してるの?』
 高凪にはわかんねぇか……

 『俺はあんた達、そしてこの世界が漫画、アニメ、ゲームだった世界から来たんだ。 ついでに前世は……思い出せねぇ……』
 『ん? ちょっと待て、それより高凪って存在してたのか?』
 『ああ、確かゲーム版だけヒロインで偶然にもこの世界にきて……ほら、デルフみたいなインテリジェンス何たらを埋め込まれて最終的に二重人格で元の世界に返れないで終わった悲劇のヒロイン』
 『嘘……』
 『ふざけんな!! そいつぶっ殺す!』
 『落ち着け、そいつがそんな事する原因がこの世界には無ぇから』
 『そ、そうか……』

 『まぁ俺の介入があるから他にも色々変わってる。 あと数日すれば地球に戻れるし、この世界は魔力で動く機械が沢山だから現代に近いぞ。
 ああ、洗濯の為に集めるからホラ、服とか籠に入れとけ?』
 『ぁ、はい……って何脱いでんですか!? 原作と同じですか!?』
 『馬鹿野郎、俺は男だ。 ルイズの見た目をしてナニが付いてるってな』
 『ナニとか言うなよ……』
 そう言って上着を脱ぐサイト……の胸からもにょんと現れた2つの丘が現れた。










 ……は?



[29027] 朝風呂って良いよな
Name: 太陽◆52629f26 ID:c22ae354
Date: 2011/07/28 00:01
 朝風呂、寝汗や眠気を流してくれる素晴らしいもの。

 例え才人が女であってもな……女であってもな!! 女だったんだよあいつ!! TS逆行転生だぞ!?

 78歳まで生きて、そんで逆行したら生まれたばかりの女の子になってたとかうぉいだよな?
 遠い目してたからかなりの羞恥プレイと男のエロスキャリヴァーンが無くなった悲しさもあるだろう。
 男ってさ、いくら自分のエロスキャリヴァーンがナメコや鉛筆やポッキーでも、立つものが無くなるのは悲しいってある転生物では書いてあったぞ。

 『おはよう少女たち、突然だが悪い二人とも、お前たちに風呂、入らせればよかったな。 自分で面倒だって思ったらかお前らにも入らせないのはどうだか……』
 『えっと、まぁいいぞ。 俺なんて前回じゃ酷ぇ扱いだったし』
 『私は……入りたかったけどね……』
 やっぱ春菜は女の子だな、うん。 それより才人、お前は17年女になってもそういうのは変わらないのか? 不潔な……

 (昨日は面倒だって寝たお前に言われたくはないだろう。by天の声)

 『そういえばハルケギニア語にしないとこれから大変だな。 えっと確かこの世界の言葉を言えるようにするのは……えっと春菜は魔法生物に寄生されて、アニメ版の才人は爆発受けたのもあるし、30年前に来たって言う軍人はオスマン先生の回復魔法を受けてから、佐々木さんは森の中で変な動物を食べてからって言う記録がこの世界のブツブツ……』
 『どうしたんだルイズ?』
 『ん? あ、この世界でハルケギニアの言葉を勝手に覚えられる方法ってのがあってな、そのルールで本当に聞くのかどうかって考えてるんだ』
 『そういえば俺はハルケギニアの言葉覚えてるぞ』
 『え? マジ?』
 「あいうえお、ほら」
 『マジだな、まぁ良い、春菜、ちょっとこっち来い』
 『え? ぁ、うん』
 まぁただ魔力を流すだけでいいだろ。

 「えっと、何か流れてきた? あれ? 私の声……ってか言葉、ちょっと変な感じ?」
 「お、なってるなってる。 これがハルケギニア全体にかかってる魔法さ。 この世界の魔力を体に入れるとこの世界で流通してる言葉が使えるようになる。 ついでに文字は使えないから調べると良い。 じゃあ出るか」
 俺はパジャマのまま部屋を出る。

 「あ、カードキーなんだ……」
 そう、この世界じゃ普通にカードキーがある、ってか電化製品に近い魔道具がそこらかしこにあるのは俺が介入したのもあり、記憶の呪文で地球に存在する技術を家族全員と、信頼するメイドと執事に見せた。
 意外にヴァリエール家にいる使用人って亜人が多いことに俺は気づいた、血を吸わない吸血鬼、羽が無い翼人とかな……。

 まぁそれは置いて……ドアを開けてみれば、今開けたドアと同じ形のドアが3つ並びの中、その真ん中のドアに大きな果実がありました。

 「大きな果実が実ってる……」
 「ルイズ、朝っぱらから人をネタにするんじゃないのよ……?」

 こいつはキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー、燃えるような赤毛と赤瞳で、褐色の肌、そんで才人とほとんど変わんない身長。

 「胸がデッカイだけにデッカイお世話か?」
 「その通りよ? “また”揉みたいの? あの時は全裸だったわね? それより召喚したのはそこの二人? やっぱり虚無は人類を召喚するのね……」
 「俺はあの時揉んだのは不可抗力だ、裸はヴィリエのせいだ。 あと俺はやっぱり虚無だったのと、こいつらの人生を台無しにしてしまったかもしれない……」
 「突然ネガティブになるんじゃないの……それより私はサラマンダーを召喚したわ、おいでフレイム」
 ウネウネと現れる火蜥蜴。

 「熱くないのか?」
 知らないふりをする才人。

 「でっかい何か!!」
 『おや、お嬢さん。 あっしはフレイムといいやす。』
 ついでに俺はサモンサーヴァントの式を解体してヴィンダールヴと同じことができる。 ちぃ姉ぇ様が欲しいって言ってたからブレスレットにヴィンダールヴと同じ喋れるようになるって効果を付加したんだ。

 「そろそろ行くか、風呂にとっとと入らないと飯が食えなくなるから」
 「そうだな」
 「っていうか私たち昨日の夜ご飯も食べてないじゃん……」
 「「あ」」
 ごめんよ春菜……。











 っと言うわけで原作で才人が作った風呂があった場所。

 無論、俺の介入で銭湯みたいになってて、天空のラピュ_じゃなくてアルビオンが塀に描かれてる。

 「じゃあ俺は男湯で、お前ら女湯な? 普通に日本の銭湯と同じだから」
 そういって俺は二人に着替えようの服を渡した。

 「ああ、後でな?」
 「じゃね?」

 そして俺は男湯、才人と春菜は女湯へ入った。 何か文字で見ると才人が女湯になのは違和感がある。

 『ババンババンバンバン~♪ いーい湯だっな~ばばばん~♪ ――あれ? 今回の話っていつ切りが付くんだろ?

 っと、風呂を終えてみると丁度、才人と春菜もあがってきた。 ついでに俺は制服に着替えたし、才人と春菜はトリステイン学院の制服ではないが制服に似たものを来ている。

 「おう、じゃあ飯行くか。 レッツらゴー!!」
 ぁ、いつ契約しよう……?











 何もない風呂場、突然空間が歪むと青い髪の少女が二人現れた。 顔は同じだが、片方は眼鏡をしている。

 「フフフ……姉さん、絶対あの男の子っぽいおっぱいの大きい子、私とタメ張れるよ?」
 「――私は長い髪の子、きっと強くなる」



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あとがき

みなさん見ていただきありがとうございます。

タイトルはどのようなのが良いか募集しております。



[29027] サイトの視点
Name: 太陽◆52629f26 ID:7ae548d9
Date: 2011/08/02 22:53
 俺の名前は平賀 才人。 元は男、職業は高校生。

 俺はある日今のルイズじゃないルイズに召還されて奴隷みたいな扱いを受けたが心を交わし、ルイズと結婚した。
 山あり谷ありな人生だったが、まぁ俺が最初に鏡に手を突っ込んで始まったんだったな。

 人生の最後はあんまり覚えて居ないが、幸せな人生だったと思う。 そして気付けば生まれたばかりになってるわ、俺の股間のライトセイバーが無くなってるわ、別に下心は無いが母乳とかオムツとか、トイレに行けなくて漏らすしかない羞恥プレイの祭りだこのやろう!!

 だけど幼稚園から高校までは楽だった、大体の流れが何だか懐かしい事を直ぐに思い出せるのか誰がどこでどういった感じで喧嘩するとか、よく覚えてたな俺。

 それはそうと前回と違うのは高凪だ、高凪が着いてきたんだが、ルイズに聞いたらゲーム版では……マジ腹立つ!!
 同じ日本人でしかも女の子にそんな事するなんて本気で腹立つ!!

 それはそうと最初にルイズが乗ってたバイク、アレは風の風石が入っていて、ハルケギニアの大地に埋まってる奴を大量に取り出してきたんだと。
 ルイズはガリアのあのジョセフとタバサの父ちゃんと面識があるからあっちで車を作ってるとか。
 バイクみたいに車輪が無いと風石を大量に使うからエンジンに使っているらしく、地球と同じタイプの見た目になってる。

 地上と地下に分かれたマジックアイテムの国……ガリア王国

 そう聞いた、地上はシャルル王、地下はジョセフ王ってな……。

 地上は秋葉原、地下は何かもっと機械的になってるらしい。 地下にある風の魔力を使って永久発電してるから地下でも明るく、テーマパークとか色々……。











 えっと、今は土の魔法の授業。 ルイズのお陰らしく原子の事を説明してる……魔法の世界なのに科学的って未来的魔法? いやいや、錬金の魔法なんて他の世界じゃ物質を丸ごと変換なんて無いだろ?

 ルイズは先生の話を無視して一人炭の塊に魔法をかけてる……ぁ、ダイアモンドになった。



















 で、何で今……俺達は掃除をしてるんだろ?

 答えはこうだ、ルイズが先生に呼ばれて魔法を使かおうとした時に……くしゃみして魔法が暴発だ……。

 しかも何故か女子生徒と俺と高凪の服だけ爆発で無くなったんだぞ!?

 くしゃみで装備を外すってどこの子供先生だよ!?

 まぁこの世界のルイズは大体の人(殆ど女子生徒)に好かれていてその人達が手伝ってくれたけど。

 ん~……前の世界と人数が多い気がするな、青い髪はタバサ……だけどもう一人? ジョゼット!?
 それに2人の近くには元素の兄弟も……? 小豆色の見たことある髪もいるし……。

 ルイズ、何をやったんだこの世界で……?



[29027] 決闘!! ってこのギーシュ酷くね?
Name: 太陽◆52629f26 ID:c22ae354
Date: 2011/08/06 17:32
 ふむ、前回の才人が俺じゃないルイズに飯抜きにされてシエスタやマルトーさんに行くんだったな。
 俺の場合は普通にあそこで飯食うなんて無理、なにせ味付けが濃すぎて気持ち悪くなる。
 家にいた時に料理は使用人たちと一緒に作ったし、学校に入っても直ぐにそこで食うようになった。

 「焼きそばだ……」
 「そうね……異世界に来てこれって……」
 才人と春菜が唖然とする。

 「俺が作ってんだから当たり前だろ? 第一この世界のは味付けが濃すぎるんだよ。 貴族の大半は味は付けられたものが当たり前なんだろ」
 「ルイズの顔をして俺とか、この世界の味付けが濃いとか言ってるとやっぱ微妙だ……」
 「るっせぇ!! ってかお前だって才人なのに女ってのが微妙だ!!」
 「んだとこら!!」
 「やるかゴラ!!」
 「あんたたち静かにできないの?」
 「「すまん……」」

 「ミスタ・ヴァリエール!! 決闘だぁぁぁああああ!!!」
 ギーシュが突然現れた。

 「は?」
 「何かやったのかルイズ?」
 「知らねぇよ」
 決闘は才人が香水拾うんじゃなかったっけ?

 「やったもなにも、君に僕は全ての女性を寝取られた!! わかるかいこの屈辱!?」
 「はぁ?」
 「お前、キュルケみたいなことしてたんだな?」
 「いやいや、誤解だ才人。 俺はそんなにガツガツいかん」
 そう、俺は何もやってない。

 「フフフ、そう。 君はそのガツガツいかない性格と少女のような顔で多くのレディを虜にして行ったのだよ。
 最初にモンモランシーとの出会い、僕が彼女と初めて会ったとき……君が水の精霊と仲良くて『ヴァリエールとツェルプトー』と言う劇場を見せたらしいじゃないか!!
 それで僕は一方的に君の話をされるだけで脈無しさ!」
 「『ヴァリエールとツェルプトー』? なんだそれ?」
 「あ~才人、地球で言うロミオとジュリエットだ」
 「更に君は、ケティとも既に関わりがありやっぱり僕の話は聞いてもらえない!! 君を僕は倒す!!」
 えぇぇぇぇ……。

 「パスだ、才人……がんばってくれ」
 「なんで俺なんだよ!!」
 「ほぅ、自分で召喚した平民を使うと? いいだろう、その男と僕が戦って勝ったらモンモランシーやケティとは別れてもらうよ!!」
 「ちょ、ルイ_」
 ドナドナの曲な感じで才人はギーシュに連れて行かれた。

 才人女なのにな?











 決闘の場所を見ると始まる前だった。

 「ちょっとギーシュ!!」
 「ギーシュ様!!」
 「モンモランシーにケティ、僕がこの平民の男を倒すところを見ていてね? 行くぞ平民の男!!」
 「ちょ、待って」
 そんな才人の言葉など無視してゴーレム……ぁぁ、原作以上に強いんだった。 ザクです、ワルキューレの代わりに2メートルほどのザクが7体作られました。

 「フフフ、僕は貴族だから魔法“も”使う。 さぁ来たまえ!! もう一人召喚された平民の女の子も参加しようと構わないけどね」
 「俺の話は全部無視なのかよ!!」
 そんな叫ぶ才人のもとに2本の短剣が突き刺さった。

 「これを使って!!」
 ガリアの双子、ジョゼットが叫んだ。

 「あ、……ああ!!」
 武器を握る才人……左手の甲に薄っらだがルーンが浮き上がった!?

 「「な、なんでガンダールヴが!?」」
 俺と才人が同時に叫ぶ。

 「あ……」
 「なんだよルイズ!?」
 「才人、俺の召喚のルーン、本来と違って改造してたんだ。 コントラクトをしなくてもルーンが書かれるようにな?
 だってもし原作通りのお前だったら……男とキスなんてやだし」
 「忘れんなよ!!」
 そう言ってルーンを光らせてゴーレムってかザクに突っ込む。

 でも薄いな、原作よりは効果が薄いのか?

 「ねぇルイズ」
 「どうした春菜?」
 「私も戦えない?」
 「は? んなことぁ言われても……」
 「見てられないのよ!! あの子が怪我するなんて昔っからそうだから!!」
 「春菜……」
 「ってかアンタに対しての決闘だったんでしょ!?」
 「あ……よし、行こう」
 「ぇ? 気が変わるの早!!」





 「おいギーシュ、真面目に受けてやるよ?」
 「やっとかいルイズ、ならこちらも本気で行く!!」
 ギーシュが杖を振ると倒れたザクが復活し、ザクを8体追加した、全部で15体。

 「才人、周りのザクを倒せ!! 俺がギーシュに向かう!! 春菜!! お前のルーンはヴィンダールヴって言う動物と心を通わせる能力だ。
 そこらにいる生き物に手伝ってもらえ!!」
 「おう!!」
 「わかった!!」

 俺はザクの攻撃をかわし、ザクはどんどん才人が倒していく。

 あと3体!!

 あと2体!!

 あと1体!!

 「甘い!!」
 「っ!!」
 ギーシュがブレイドの呪文を使い、俺の攻撃を防いだ。

 「君は僕が動かないとでも思っていたかい?」
 「ああ、全くな……けど……後ろはどうかな?」
 「後ろ!?」
 ギーシュが振り向くとジャイアントモール、ギーシュのヴェルダンテが居て、その上に春菜、彼女は丁度ジャンプしながら拳を……。

 バコン!!

 乙女の拳がギーシュの頬を殴り飛ばす。

 「がはぁ!?」
 ぶっ飛んだギーシュはそのまま気絶し、こうして俺たちの勝利で終わった。

 無論才人に俺は怒られたけどな……。

 そのときはまだ、才人を男だと思っている奴がいたのは俺は知る由もない……。


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