T&B #19 そのいち
- 2011/08/07 04:43
- Category: 感想::T&B感想
Twitterを眺めていると わたしの受け止め方は相当ズレてるみたいで
感想書くのも どうなのか… と考え込んでしまうのですが
いちおう自分で感じたことをそのまんま綴ってみます。
あの、ご存知の方はご存知だと思いますが
死ぬほど長いです スミマセン
投稿可能文字数の限界に挑戦する方のすごもりです!
あと、UST(2回ほどダウンした)で1回視聴しただけなので
なんか本格的に記憶違い・勘違いしてるかもしれません
MXを見直してからガッと感想書き直すかもしれません
でもまぁ 今はこれでいいや… 真夜中のラブレター (第1弾) ですよ
え? まだまだ続くよ?
続きにダラダラと書いてます
一般的な見方をすると 19話は虎兎回だったようなのですが
わたし的には、あの… 思ってた以上に
引退後のおじさんが バニちゃんのことを切り捨てる気満々の19話だったので、
(おじさんの性格からすればそうだろうけど) 最初、うわっ大丈夫?て思ってしまったのでした
だっておじさん、バディに対する ”最後の思いやり” に徹し過ぎてた。
最後にバニちゃんのために出来ることをやっておこう、
最後に相棒との思い出を作っておこう、
今まで踏み込まなかったバニちゃんの過去にも最後には自分から立ち入ろう、
(バディを解消したら二度と会うこともなくなってしまうんだから)
って感じがすごくしたんですよね
あれは虎徹さんのデレで、バニちゃんが大好きだから!という
そういう見方が一般的みたいだから なんだか恥ずかしいんですけど、
おじさんにとっては 今後面倒を見られなくなる相棒に対する最後のケジメ、
バニちゃんからすると 切り捨てられる前に施された残酷な優しさ、
という図な気がして 胸が痛かったんですよ。 わたしは。
わ、わたしだけなのかな…?
基本、目の前で弱ってる人を (表面的に) 構い倒さなきゃいられないおじさんですが、
引退した後まで、有能なKOHである相棒のことを 構おうとはしないだろ…
だっておじさんは、ヒーローやってたら最愛の娘のところにすら戻れない不器用な父ですよ。
バディだから、
特別だから、
それでも互いに仕事上の付き合いでしかないから、
自分がヒーローでなくなったら二人の間の未来の関係性も断たれるだろうから、
今出来ることを! 今作れる思い出を!って
19話では はしゃいだりしていたのだと思う。
(だからバニちゃんに未来を語られてうろたえた)
(ヒーローでなくなる = もう関わらない、と思ってたからだと思う)
(つまり傍にいられなくなる云々以前の問題として、引退後にバニーちゃんと思い出を作る気がない)
なんかなあ、おじさんにとってバニーちゃんとの繋がりは
ヒーローであること、バディであること だけな気がしてたんですよねずっと。
冷めた、ビジネスライクな意味ではなくて。
そういう属性だと思ってたんですよね、おじさんって。
おじさんは かつてはコンプレックスだったNEXTを受け入れて
それをヒーローとして人のために使うことに生き甲斐を見出していた人だから、
(ヒーローでなくてもいいはずだけど、レジェンドに君もヒーローだって言われてる)
NEXT能力者 = ヒーロー という図式が定着しているし
NEXTであることがアイデンティティを支えてきたんだと思います。
だからヒーローであることにしがみついたし、
家族のために生きるという生き方をなかなか選べなかった。
友恵さんの言葉の影響も物凄く強いでしょう。
友恵さんは そんなつもりで言ったわけではないはずだけれど、
本当は苦しくて不安で 夫にそばにいて欲しかったであろう友恵さんが
虎徹さんが今後迷ったり後悔したりしないで済むように
「みんなのヒーローであれ」 という呪いをかけてしまった (というかおじさんが勝手に呪いにしちゃった)
そして結局 あの言葉が友恵さんの遺言になってしまい、
友恵さんを看取れなかった (最愛の人、家族を守れなかった) ことで
おじさんには、シュテルンビルトのヒーローであり続けるという選択肢しか
残されなくなってしまったのだと思う…
要するに、おじさんは悲しむべき病的なヒーロー属性なんだと思います
(共依存的ではあるけれど、本質的かつ絶対的に健全なヒーローであるとも思ってますが)
だから、NEXTを失ったらヒーローではなくなるし
バニーちゃんの相棒でもなくなってしまうと 思ってると思うんですよね、本能的に。
ヒーローに対するこだわりや、おじさん自身の複雑な性格の問題も勿論あるけど、
それ以上に NEXTでいられる間だけ バニーちゃんとバディ組んでいられると思ってるから、
能力減退について口にすることは難しかったんじゃないかなあ。
口にした時点で 相棒ではなくなってしまうんだから (おじさんの中では)。
バニーちゃんを信じる信じない、そういう理由以前の問題で。
18話で 引退についてバニーちゃんに聞いてもらえず、
(ここで聞いてもらえて、問い詰められたら正直に話した可能性も高かった)
そうこうするうちにバニちゃんの状況も精神状態も
おじさんの引退を受け止められる状況ではなくなっちゃって、
だから楓ちゃんとの約束を破ってまでも
せめて最後まで相棒(ヒーロー)でいるために 事件が解決するまでは一緒に居ようと思ってた。
でも あんな形でバレてしまって (どういうビジュアルだよアレは…)、
そして相変わらずバニちゃんは引退話を受け止められる状況にはなくて (突然泣くわ倒れるわ…)、
だからその場凌ぎの言葉でごまかそうとしてしまったけれど、
バニちゃんが おじさんとのヒーロー・相棒としての絆や関係性までも全否定(口だけ)するから
はじめて、本当に怒った のではないかと思うんですよ
17話で村正兄に対してすらそうだったように
おじさんは 最後の最後まで怒りや苦しみを人にぶつけられない人だから
土壇場で どうしても茶化してしまう。
そんなおじさんが バニちゃんと育んできたバディとしての絆を否定された時、
初めて 本気で怒った。
今までバニちゃんに散々なことを言われたりされたりし続けても
泥をかぶって、静かに受け止めて、ヘラヘラ笑っていたおじさんが、
初めて本気で腹を立てて、感情任せにバニちゃんを引っぱたいてしまった。
おじさんにとって守るべき存在・庇護対象だったバニちゃんが、
一瞬だけだけど 対等にぶつかり合える存在になった瞬間だったと思う。
でも、本心を素直に表明したり 態度に出したりすることは出来なかったおじさんだから
思わずやってしまった猫パンチに自分でビックリして、凄くうろたえたんだと思う。
なんていうかな、
あれはおじさんが他者に対し (大人になってから) ストレートに本当の感情をぶつけた初めての瞬間で、
自分にそんなことが出来るとは思ってもみなかったから、動揺したんじゃないかなぁ。
バニちゃんは今まで、おじさんが気にかけている周囲の子供たちの一人でしかなかったのに、
我を忘れて叩いちゃうほど 自分にとってのバニちゃんの存在は大きかった、その事実にも。
だって、あんな 心にもないセリフってバレバレの、いつも通りのバニちゃんの当り散らしを
おじさんが本気にするわけないじゃない!!!
今まで、どんだけスルーしてきたの。
どんだけ悪者になってきたの。
当たり前に汚れ役を買って出てた今までのおじさんだったら ひたすら黙ってるか、
また 非常によろしくない泥かぶりをしちゃうよ!
それなのにおじさんはバニちゃんが許せなかった、
いつものようにスルー出来なかったんだ…
バニちゃんの精神状態がかつてないほどめちゃくちゃだって分かってたのに
バニちゃんの暴言をなかったことに出来なかったんだ
これは凄いことだと思うんですよ!
おじさんによって一方的に変化していくばかりだったバニちゃんが、
はじめて あの頑ななおじさんに変化をもたらしたってことですから。
おじさんが張り巡らしてきた鉄壁のATフィールドを、
バニーちゃんが (極めて稚拙な形であれ)侵食したんだよ。 お赤飯!
これをムネアツと言わず なんと呼ぶのか…!
…でも、なんか、一般的な意見だと
「自分のヒーロー観を否定されてカッとして叩いた虎徹」
の図みたいで、 えー… えええええええ。
そうなの? そんな単純な理由?
あと、ATフィールド侵食記念で虎兎回だと言うなら分かるんですけど
おじさんがバニーちゃんを構い倒してるところが公式虎兎だと言われてるようなので
そうなのお!? ってなりました。
え おじさん、わりと表面的にはいつもバニちゃんを構ってなかった…?
バニちゃんの体調も、精神面もいっつも気遣ってなかった…?
バニちゃんは 自分を庇っておじさんが怪我した時だけはひたすら心配しましたが
それ以降、12話では おじさんが殺されかけててもスルー、
15話では スーツなしのおじさんがフルボッコにされててもスルー、
(そしてその翌日、おじさんのことは心配せず、自分を慰めてもらうためにおじさんに寄って行く)
(おじさん、自分の不安も傷もほったらかしで しっかりバニちゃんを気遣う)
おじさんがバニちゃんを構うなんて 今更だぁよ!
ちなみに ブルロズちゃんだって ホァンちゃんだって 折紙先輩だって同じように構われてるよ。
おじさんは大人と認めた相手にはつれなくするけど、
子供は全力でカイグリカイグリするもん。 極端から極端に走るタイプ。
そういう関係性だからこそ、
おじさんはバニーちゃんをずっと被保護対象にしてたんじゃないの…
おじさん自身、ずっとずっとバニちゃんのことを ”有能な4歳児” って思ってるとこあって、
だからイイコイイコで共依存的に受け入れ受け流してきたのに
初めて対等に怒りをぶつけちゃった相手がバニちゃんだから 動揺したんじゃないの…
どうなの。 ねえ
えええええ違うんですか
わたしにとって最大の萌どころはここだったのに 違うんですか
だとしたらわたしはやっぱり人様とは相当ズレとるわ…
所詮は茨道属性か… ちくそう
え、と 要するに
わたしにとって19話 (のビンタ) は、 はじめて、 はじめて、
兎←虎のフラグが立った回だったんです、よ…
今まで、腐的に見ようと思っても どうしても見当たらなかったおじさんからの ”特別” が
はっきり見えた回だったんですよ… 狂喜乱舞
バニーちゃんは、いつの間にかおじさんにとって
バディとしての関係性を否定されてもスルー出来るような相手 から
互いの関係性を故意に否定して自身と虎徹を傷つけるような真似をされたら許せない相手 に昇華してた。
(叩くまでおじさんも無自覚だった)
庇護対象から、対等の男になってた (注:一瞬です)
今まで、その他大勢のチルドレンと同じ扱いでバニちゃんを甘やかしてたおじさんが!
たとえバニちゃんでなくても、バディとして組んだ相手が似た状況になったら
きっと同じように優しくお節介に接しているだろうあのおじさんが!
あのビンタで バニちゃんは自分にとって特別だと自覚した
と思うのね
気付いちゃったと思うのね、自分の中の 物凄く人間的な感情に
ずっと 兎→→→→→→→→→→虎 だったのが
やっと 兎→→→→→→→→→←虎
これな! この、兎に向かった明確なベクトルが見えた回で
ぶわッ バニちゃん全然成長してないようで ついにおじさんを動かしやがって
ただの仔兎じゃなかったんだな! このイケメン! と目頭が熱くなったというのに
く…ッ 兎虎・虎廃サイドの皆様のご意見でさえ
「あれはおじさんの逆ギレ平手打ち。 ヒドイ」 というものしか見当たらなくてね
おいちゃん、もう不貞寝しちゃうぞ と別の意味で目頭が熱くなりましたね
おじさんがバニちゃんに初めて、初めてデレたのになあ…
お赤飯… ひとりで、炊く。
しかしどういうことなの… 世間とわたしとの間の溝をどうにかしたい
昔から分かってたことなのですが
同じカプの人とも全然意見合わなくて常に孤立するんだけど…
斬新な解釈しますよねえ(哀れむような苦笑) とか そういう扱いなんだけど…
どういうことなの! やめて!
二次創作で 作品の解釈がオンリーワンとか死にたくなるだろ
こいつ何言ってんの!? 全然共感できねーよ! ってことだろ
うわあああああん!!!
別にさ、それでもいいんだけどさ
わたし、一応 原作至上派 とか 公言してる人間だというのに
自分に見えてる作品と 人様が見てらっさる作品の間に
毎週 恐ろしく齟齬が生じてるような気がしてこわいのですー
わたしあたまだいじょうぶ? ってなっちゃう
だって捏造してるつもりないんだもん 妄想語ってるつもりないんだもん
誤解を恐れず言えば、色盲の方のような悩みと、いうか…
わたしにとっての緑色と みなさんにとっての緑色って一緒? みたいな…
ね。うう…っ
というわけでいったん黙ります。
全然叫び足りないというか 一部しか叫んでないのでまた出てきますが。
でも19話をMXで観直すまでは追加の感想は保留にしますね
この記事、水曜あたりにガッサーッと削除してたら
ああ… やっと自分の勘違いだって気付いたんだな… って
生ぬるく笑ってやってください…
消したわねとかそういう指摘はしないでね!!! かわいそうだから!!
感想書くのも どうなのか… と考え込んでしまうのですが
いちおう自分で感じたことをそのまんま綴ってみます。
あの、ご存知の方はご存知だと思いますが
死ぬほど長いです スミマセン
投稿可能文字数の限界に挑戦する方のすごもりです!
あと、UST(2回ほどダウンした)で1回視聴しただけなので
なんか本格的に記憶違い・勘違いしてるかもしれません
MXを見直してからガッと感想書き直すかもしれません
でもまぁ 今はこれでいいや… 真夜中のラブレター (第1弾) ですよ
え? まだまだ続くよ?
続きにダラダラと書いてます
一般的な見方をすると 19話は虎兎回だったようなのですが
わたし的には、あの… 思ってた以上に
引退後のおじさんが バニちゃんのことを切り捨てる気満々の19話だったので、
(おじさんの性格からすればそうだろうけど) 最初、うわっ大丈夫?て思ってしまったのでした
だっておじさん、バディに対する ”最後の思いやり” に徹し過ぎてた。
最後にバニちゃんのために出来ることをやっておこう、
最後に相棒との思い出を作っておこう、
今まで踏み込まなかったバニちゃんの過去にも最後には自分から立ち入ろう、
(バディを解消したら二度と会うこともなくなってしまうんだから)
って感じがすごくしたんですよね
あれは虎徹さんのデレで、バニちゃんが大好きだから!という
そういう見方が一般的みたいだから なんだか恥ずかしいんですけど、
おじさんにとっては 今後面倒を見られなくなる相棒に対する最後のケジメ、
バニちゃんからすると 切り捨てられる前に施された残酷な優しさ、
という図な気がして 胸が痛かったんですよ。 わたしは。
わ、わたしだけなのかな…?
基本、目の前で弱ってる人を (表面的に) 構い倒さなきゃいられないおじさんですが、
引退した後まで、有能なKOHである相棒のことを 構おうとはしないだろ…
だっておじさんは、ヒーローやってたら最愛の娘のところにすら戻れない不器用な父ですよ。
バディだから、
特別だから、
それでも互いに仕事上の付き合いでしかないから、
自分がヒーローでなくなったら二人の間の未来の関係性も断たれるだろうから、
今出来ることを! 今作れる思い出を!って
19話では はしゃいだりしていたのだと思う。
(だからバニちゃんに未来を語られてうろたえた)
(ヒーローでなくなる = もう関わらない、と思ってたからだと思う)
(つまり傍にいられなくなる云々以前の問題として、引退後にバニーちゃんと思い出を作る気がない)
なんかなあ、おじさんにとってバニーちゃんとの繋がりは
ヒーローであること、バディであること だけな気がしてたんですよねずっと。
冷めた、ビジネスライクな意味ではなくて。
そういう属性だと思ってたんですよね、おじさんって。
おじさんは かつてはコンプレックスだったNEXTを受け入れて
それをヒーローとして人のために使うことに生き甲斐を見出していた人だから、
(ヒーローでなくてもいいはずだけど、レジェンドに君もヒーローだって言われてる)
NEXT能力者 = ヒーロー という図式が定着しているし
NEXTであることがアイデンティティを支えてきたんだと思います。
だからヒーローであることにしがみついたし、
家族のために生きるという生き方をなかなか選べなかった。
友恵さんの言葉の影響も物凄く強いでしょう。
友恵さんは そんなつもりで言ったわけではないはずだけれど、
本当は苦しくて不安で 夫にそばにいて欲しかったであろう友恵さんが
虎徹さんが今後迷ったり後悔したりしないで済むように
「みんなのヒーローであれ」 という呪いをかけてしまった (というかおじさんが勝手に呪いにしちゃった)
そして結局 あの言葉が友恵さんの遺言になってしまい、
友恵さんを看取れなかった (最愛の人、家族を守れなかった) ことで
おじさんには、シュテルンビルトのヒーローであり続けるという選択肢しか
残されなくなってしまったのだと思う…
要するに、おじさんは悲しむべき病的なヒーロー属性なんだと思います
(共依存的ではあるけれど、本質的かつ絶対的に健全なヒーローであるとも思ってますが)
だから、NEXTを失ったらヒーローではなくなるし
バニーちゃんの相棒でもなくなってしまうと 思ってると思うんですよね、本能的に。
ヒーローに対するこだわりや、おじさん自身の複雑な性格の問題も勿論あるけど、
それ以上に NEXTでいられる間だけ バニーちゃんとバディ組んでいられると思ってるから、
能力減退について口にすることは難しかったんじゃないかなあ。
口にした時点で 相棒ではなくなってしまうんだから (おじさんの中では)。
バニーちゃんを信じる信じない、そういう理由以前の問題で。
18話で 引退についてバニーちゃんに聞いてもらえず、
(ここで聞いてもらえて、問い詰められたら正直に話した可能性も高かった)
そうこうするうちにバニちゃんの状況も精神状態も
おじさんの引退を受け止められる状況ではなくなっちゃって、
だから楓ちゃんとの約束を破ってまでも
せめて最後まで相棒(ヒーロー)でいるために 事件が解決するまでは一緒に居ようと思ってた。
でも あんな形でバレてしまって (どういうビジュアルだよアレは…)、
そして相変わらずバニちゃんは引退話を受け止められる状況にはなくて (突然泣くわ倒れるわ…)、
だからその場凌ぎの言葉でごまかそうとしてしまったけれど、
バニちゃんが おじさんとのヒーロー・相棒としての絆や関係性までも全否定(口だけ)するから
はじめて、本当に怒った のではないかと思うんですよ
17話で村正兄に対してすらそうだったように
おじさんは 最後の最後まで怒りや苦しみを人にぶつけられない人だから
土壇場で どうしても茶化してしまう。
そんなおじさんが バニちゃんと育んできたバディとしての絆を否定された時、
初めて 本気で怒った。
今までバニちゃんに散々なことを言われたりされたりし続けても
泥をかぶって、静かに受け止めて、ヘラヘラ笑っていたおじさんが、
初めて本気で腹を立てて、感情任せにバニちゃんを引っぱたいてしまった。
おじさんにとって守るべき存在・庇護対象だったバニちゃんが、
一瞬だけだけど 対等にぶつかり合える存在になった瞬間だったと思う。
でも、本心を素直に表明したり 態度に出したりすることは出来なかったおじさんだから
思わずやってしまった猫パンチに自分でビックリして、凄くうろたえたんだと思う。
なんていうかな、
あれはおじさんが他者に対し (大人になってから) ストレートに本当の感情をぶつけた初めての瞬間で、
自分にそんなことが出来るとは思ってもみなかったから、動揺したんじゃないかなぁ。
バニちゃんは今まで、おじさんが気にかけている周囲の子供たちの一人でしかなかったのに、
我を忘れて叩いちゃうほど 自分にとってのバニちゃんの存在は大きかった、その事実にも。
だって、あんな 心にもないセリフってバレバレの、いつも通りのバニちゃんの当り散らしを
おじさんが本気にするわけないじゃない!!!
今まで、どんだけスルーしてきたの。
どんだけ悪者になってきたの。
当たり前に汚れ役を買って出てた今までのおじさんだったら ひたすら黙ってるか、
また 非常によろしくない泥かぶりをしちゃうよ!
それなのにおじさんはバニちゃんが許せなかった、
いつものようにスルー出来なかったんだ…
バニちゃんの精神状態がかつてないほどめちゃくちゃだって分かってたのに
バニちゃんの暴言をなかったことに出来なかったんだ
これは凄いことだと思うんですよ!
おじさんによって一方的に変化していくばかりだったバニちゃんが、
はじめて あの頑ななおじさんに変化をもたらしたってことですから。
おじさんが張り巡らしてきた鉄壁のATフィールドを、
バニーちゃんが (極めて稚拙な形であれ)侵食したんだよ。 お赤飯!
これをムネアツと言わず なんと呼ぶのか…!
…でも、なんか、一般的な意見だと
「自分のヒーロー観を否定されてカッとして叩いた虎徹」
の図みたいで、 えー… えええええええ。
そうなの? そんな単純な理由?
あと、ATフィールド侵食記念で虎兎回だと言うなら分かるんですけど
おじさんがバニーちゃんを構い倒してるところが公式虎兎だと言われてるようなので
そうなのお!? ってなりました。
え おじさん、わりと表面的にはいつもバニちゃんを構ってなかった…?
バニちゃんの体調も、精神面もいっつも気遣ってなかった…?
バニちゃんは 自分を庇っておじさんが怪我した時だけはひたすら心配しましたが
それ以降、12話では おじさんが殺されかけててもスルー、
15話では スーツなしのおじさんがフルボッコにされててもスルー、
(そしてその翌日、おじさんのことは心配せず、自分を慰めてもらうためにおじさんに寄って行く)
(おじさん、自分の不安も傷もほったらかしで しっかりバニちゃんを気遣う)
おじさんがバニちゃんを構うなんて 今更だぁよ!
ちなみに ブルロズちゃんだって ホァンちゃんだって 折紙先輩だって同じように構われてるよ。
おじさんは大人と認めた相手にはつれなくするけど、
子供は全力でカイグリカイグリするもん。 極端から極端に走るタイプ。
そういう関係性だからこそ、
おじさんはバニーちゃんをずっと被保護対象にしてたんじゃないの…
おじさん自身、ずっとずっとバニちゃんのことを ”有能な4歳児” って思ってるとこあって、
だからイイコイイコで共依存的に受け入れ受け流してきたのに
初めて対等に怒りをぶつけちゃった相手がバニちゃんだから 動揺したんじゃないの…
どうなの。 ねえ
えええええ違うんですか
わたしにとって最大の萌どころはここだったのに 違うんですか
だとしたらわたしはやっぱり人様とは相当ズレとるわ…
所詮は茨道属性か… ちくそう
え、と 要するに
わたしにとって19話 (のビンタ) は、 はじめて、 はじめて、
兎←虎のフラグが立った回だったんです、よ…
今まで、腐的に見ようと思っても どうしても見当たらなかったおじさんからの ”特別” が
はっきり見えた回だったんですよ… 狂喜乱舞
バニーちゃんは、いつの間にかおじさんにとって
バディとしての関係性を否定されてもスルー出来るような相手 から
互いの関係性を故意に否定して自身と虎徹を傷つけるような真似をされたら許せない相手 に昇華してた。
(叩くまでおじさんも無自覚だった)
庇護対象から、対等の男になってた (注:一瞬です)
今まで、その他大勢のチルドレンと同じ扱いでバニちゃんを甘やかしてたおじさんが!
たとえバニちゃんでなくても、バディとして組んだ相手が似た状況になったら
きっと同じように優しくお節介に接しているだろうあのおじさんが!
あのビンタで バニちゃんは自分にとって特別だと自覚した
と思うのね
気付いちゃったと思うのね、自分の中の 物凄く人間的な感情に
ずっと 兎→→→→→→→→→→虎 だったのが
やっと 兎→→→→→→→→→←虎
これな! この、兎に向かった明確なベクトルが見えた回で
ぶわッ バニちゃん全然成長してないようで ついにおじさんを動かしやがって
ただの仔兎じゃなかったんだな! このイケメン! と目頭が熱くなったというのに
く…ッ 兎虎・虎廃サイドの皆様のご意見でさえ
「あれはおじさんの逆ギレ平手打ち。 ヒドイ」 というものしか見当たらなくてね
おいちゃん、もう不貞寝しちゃうぞ と別の意味で目頭が熱くなりましたね
おじさんがバニちゃんに初めて、初めてデレたのになあ…
お赤飯… ひとりで、炊く。
しかしどういうことなの… 世間とわたしとの間の溝をどうにかしたい
昔から分かってたことなのですが
同じカプの人とも全然意見合わなくて常に孤立するんだけど…
斬新な解釈しますよねえ(哀れむような苦笑) とか そういう扱いなんだけど…
どういうことなの! やめて!
二次創作で 作品の解釈がオンリーワンとか死にたくなるだろ
こいつ何言ってんの!? 全然共感できねーよ! ってことだろ
うわあああああん!!!
別にさ、それでもいいんだけどさ
わたし、一応 原作至上派 とか 公言してる人間だというのに
自分に見えてる作品と 人様が見てらっさる作品の間に
毎週 恐ろしく齟齬が生じてるような気がしてこわいのですー
わたしあたまだいじょうぶ? ってなっちゃう
だって捏造してるつもりないんだもん 妄想語ってるつもりないんだもん
誤解を恐れず言えば、色盲の方のような悩みと、いうか…
わたしにとっての緑色と みなさんにとっての緑色って一緒? みたいな…
ね。うう…っ
というわけでいったん黙ります。
全然叫び足りないというか 一部しか叫んでないのでまた出てきますが。
でも19話をMXで観直すまでは追加の感想は保留にしますね
この記事、水曜あたりにガッサーッと削除してたら
ああ… やっと自分の勘違いだって気付いたんだな… って
生ぬるく笑ってやってください…
消したわねとかそういう指摘はしないでね!!! かわいそうだから!!