【平安名純代米国特約記者】米空軍が保有しているステルス戦闘機F22全機の飛行が5月から停止されていることが1日までに分かった。
飛行中に操縦室内に有毒物質が発生し、パイロットらが体調不良を訴える例が急増したため。
空軍専門誌などの報道によると、飛行中にパイロットが一酸化炭素中毒や意識障害に陥るといった例が相次ぎ、1月に飛行高度を2万5000フィート以下に制限。パイロットの血液検査や機体を調査するなどしたものの原因が確定できず、全機の飛行停止へ踏み切った。
昨年11月にアラスカ州でパイロットが死亡した墜落事故との関連性も調査しているという。
空軍は現在、F22を158機保有。特定の機種の飛行を全面停止する異常事態はまれとみられる。F22はことし1~4月に嘉手納基地に一時配備され、同町議会などが抗議決議を可決するなど反発が広がった。