2011年8月5日金曜日

あなたが絶対に使ってはならない危険で不吉な数字はこれだ

ある占いを職業としている女性の方からこのような主旨のメールを頂いた。

「あなたは死に取り憑かれているのがブログを読んでいて分かるので、運勢を変えるのに4という数字を避けるようにして下さい。4はあなたにとって大凶の数字です」


心の底では何も信じていない


死に取り憑かれているというのは、このブログが死体まみれから来た連想だと思う。

しかし、死と暴力がこの世の中に多いだけで、私自身が特に死にこだわっているわけではない。

そこに目が行くというのが「取り憑かれている」ことになるのかもしれないが、それは単に趣味の問題であるとも言える。私がこだわっているとすればアジアだけだ。

他にも私の体調が悪いのは占いの何とかのせいだとかメールを頂いて心配を頂いたのもある。

いずれにもお返事はお返ししていないが、私はこの手のものはまったく信じていない。心配して頂いているのは感謝しているが、あまり私にその手のものを信じさせようとさせないでほしい。

それらについては私の興味の対象ではない。

もちろん不吉な数字なるものを私が信じなくてもその運命下にあるのだと言われるのだが、それもまた信じない。すべての宗教を信じていないのと同様にオカルトにも興味はほとんどない。

私は多くの国の人たちと付き合って来たので、それぞれの国の宗教的な禁忌があるのは知っているし、特に気をつけはしないがわざと不快にさせるような真似はしないように気を付けている。

しかし、心の底では何も信じていない。4だろうが5だろうが、私にとっては単なる数を表す字であり、それぞれの意味までは考えることもないだろう。

これらの数字は使ってはいけない


しかし、どうしても数字に意味があるというのであれば、私からいくつか使ってはいけない数字を挙げたいと思う。

以下で上げる数字は非常に不吉で、かつ呪いがこもっているので、「絶対に使ってはならない」。よく覚えておいてほしい。

0は不吉なので使ってはならない


まずはゼロだ。この「0」というのは非常に不吉だと言われている数字なので使ってはいけない。なぜなら、「0」は存在しないという意味だからである。

0を操る人は存在しないものを操ろうとしている。存在しないものというのはもちろんこの世のものでないものだ。

不吉である。0は使ってはならない。

1は不吉なので使ってはならない


1という数字は非常に不吉な数字だから、これも使ってはいけない。2011年3月11日の日本を揺るがした数字をみて欲しい。「1」の負のエネルギーが見て取れると思う。9.11事件もまた「1」という不吉な数字が並んでいる。

テロや自然災害が起きるのは「1」がつく数字の日であることが多い。スペインのテロ。阪神大震災。すべて「1」を含む日だった。こんな不吉な数字はいまだかつてない。

不吉である。1は使ってはならない。

2は不吉なので使ってはならない


2という数字は非常に不吉である。なぜなら、2は「ふ」を表し、2は「き(かきくけこの2番目)」を表し、2は「two」を表す。全部合わせると、「ふ・き・つ」になって不吉そのものを表す数字になっている。

これほどストレートに不吉を表す数字はない。だから、こんな数字は存在してはいけないのだ。

不吉である。2は使ってはならない。

3は不吉なので使ってはならない


アジアでもっとも危険なのは「3」という数字だろう。ベトナムでもラオスでも3は「惨」につながる最悪の数字だ。写真に3人で写るのはもっともやってはいけない不吉な行為である。

もし写真に3人に写ったら、真ん中の人の魂は悪霊(ピー)に抜かれると言われている。あまりにも不吉なので、ラオスでもベトナムでも絶対に3は避けられる。

不吉である。3は使ってはならない。

4は不吉なので使ってはならない


4はストレートに言えば「死」である。日本では昔から忌み嫌われる数字のナンバーワンであり、ラオスでもそれは同じだ。4はすなわち「死」を表すのである

私は4を使ってはいけないと言われたが、4を避けなければならないのは日本人とラオス人の全員だろう。死を扱ってはいけないからだ。

不吉である。4は使ってはいけない。

5は不吉なので使ってはならない


5もまた不吉な数字である。5は「誤」につながるからだ。ラオスでも嫌われている数字だ。死後の「後」も5につながるし、最期の「期」も5につながっている。

死後の世界を連想させるこんな数字は避けなければならないのだ。

不吉である。5は使ってはならない。

6は不吉なので使ってはならない


6はキリスト教圏では悪魔を表す数字である。666は最強の悪魔となる。だから、こんな不吉な数字は使うべきではないし、6を指し示すのも失礼だ。

下手に使っていると悪魔崇拝だと思われるし、そうでなくても縁起が悪い。

不吉である。6は使ってはならない。

7は不吉なので使ってはならない


中国で7は不吉な数字の代表格だと言われている。7は「棄」という意味が発音に含まれるからである。「棄」とはまた縁起でもない数字だ。あなたは棄てられるのである。

こんな数字を使っていると、人生に棄てられ、人に棄てられ、運命に棄てられてしまう。

不吉である。7は使ってはならない。

8は不吉なので使ってはならない


ミャンマーで8は絶対に許せない地獄の数字である。人間は死んでから解脱しなければならないのだが、8は無限に解脱ができずに地獄から抜け出せない様子をそのまま形にした数字である。∞(むげん)は8を横に倒した数字であることからもそれが見て取れる。

無間地獄に陥っているのが8という数字の地獄を示している。

不吉だ。8は使ってはならない。

9は不吉なので使ってはならない


9は言うまでもなく「苦」を連想させる数字であり、これは縁起が悪い数字だと言われている。また、関東大震災も9月、アメリカ同時多発テロも9月であり、実際に縁起の悪い事件が次から次へと起こっている。

不吉だ。9は使ってはならない。

社会がそれぞれの数字を不吉にする


人間社会は様々な歴史の惨劇や事件や字句や連想で、それぞれの数字を不吉なものにする。

どこの国でもその国の出来事に合わせていくつかの数字を不吉なものにしてしまうし、あるいは逆にラッキーナンバーにもしてしまう。

そういうのを合わせると、文字通り0123456789のすべての数字が禁忌(タブー)になり得るのである。

13は不吉だとか、12は不吉だとか、44が不吉だとか、11が不吉だとか、666が不吉だとか、もうこの種の「不吉遊び」は無限にあって人々を脅かす。

別の言い方をすると、どんな数字にどんな解釈でも入れることができる。

もしかしたら、それを頭から信じてしまう人もいるだろう。縁起を担ぐ人がどの時代のどの国にもいるように、何かしらの数字に魔力を感じてしまう人もいる。

しかし、数字には本来の意味以外の意味はない。数字遊びはいくらでもできるし、オカルトはそういった数字遊びが基礎になって出来上がっている面もある。

あとは信じるか信じないかはその人の趣味にかかっている。

私は数字については、数を表す記号以外の価値は認めていない。数字は平等に同じ価値を持った記号であり、そこに特別な感情がこめられるとバランスが崩れてしまう。

数についてはそれが私の捉え方になる。もちろん、違う考え方があってもいいが……。



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