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2011年8月7日11時30分

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競技用自転車の摘発急増 ブレーキ不備のまま公道走行

図:競技用自転車の特徴拡大競技用自転車の特徴

図:都内の競技用自転車の整備不良による摘発件数拡大都内の競技用自転車の整備不良による摘発件数

 競技用の自転車で公道を走行し、摘発されるケースが今年、東京都内で急増している。ブレーキが装備されておらず、整備不良にあたるとみなされるためだ。昨年には、違法走行による死亡事故も起きた。震災で自転車通勤に注目が集まるなか、警視庁は取り締まりを強化していくという。

 この競技用自転車は「ピスト」と呼ばれる種類。スピードが出せるため、10年ほど前から自転車通勤者らの利用が増えている。3〜4年前からは、より軽量でファッション性の高い商品を求める利用者の間で人気が高まり、ブームとなった。

 だが、競輪向けをはじめトラック走行専用が多く、ブレーキがないものや、片方の車輪にしかブレーキが装備されていないものがある。ブレーキがないものは、ペダルをこぐのをやめて速度をゆるめ、自転車を止めるしかないという。

 道路交通法では、両輪にブレーキを装備していない自転車の公道走行を禁じている。ブレーキ不備で公道を走ると摘発対象となる。

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