８月６日朝早く堺市で飲酒運転の車に衝突された車が住宅に突っ込み、５人がけがをしました。
飲酒運転をしていた男は逮捕されました。
午前５時半頃、堺市堺区昭和通１丁の交差点で、通勤途中の男性５人が乗った普通乗用車に軽乗用車が衝突しました。
衝突された普通乗用車は住宅に突っ込み、この家に住む女性と、車に乗っていた男性あわせて４人が、打撲などのケガをしました。
現場近くに住む女性は「ドーンて言うたわ。それでえらい響いたわ。」と話しました。
また、衝突された車の運転手は「いきなり左からドーンと白い影が横から見える感じ。何が何か分からないまま、車が止まった時には家と電柱の間にいた。」と事故の状況を話しました。
事故を起こした車を運転していた男からは基準値を超えるアルコールが検出され、警察は酒気帯び運転などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは堺市堺区のラウンジ店店員、笹川典孝容疑者（３９）で容疑を認めているということです。

大阪市内の百貨店ではお盆休みの家族連れを狙ったランドセル商戦が早くも始まりました。
ずら〜っと並ぶ色とりどりのランドセル。大阪市内の百貨店では約２００種類のランドセルをそろえた特設売り場を設置しました。最近は人気のものがすぐに売り切れてしまうことが多く、ランドセル商戦は年々早くなってきていて、こちらの百貨店でも、昨年より７日早く始めることにしました。
お客さんは「埼玉から（孫が）帰ってきているので、今決めとかないと。無くなっちゃうって聞いたので」「６年間使うものなので、機能的なことも重視したいと思うが、女の子なのでどうしてもデザインから入ってしまいます。」と話していました。
売り場では、スペースシャトル用に開発された素材を使用して背負いやすさを追求したものや、デザイン性を重視したものなど色々なランドセルがあり、訪れた家族連れがランドセル選びを楽しんでいました。ランドセル商戦は、１０月ごろにはピークを迎えるということです。

６日未明、神戸市東灘区のコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り、売上金およそ５万円を奪って逃げました。

客を装って店に侵入した男。お酒を手に取りレジに向かった後、犯行に及びました。午前２時すぎ、東灘区本庄町３丁目にあるコンビニのレジカウンターで、男が突然、バッグの中から包丁のようなものを取り出し、「金をある分だけ出せ」と店員を脅しました。店員がレジの中から売上金およそ５万円を差し出すと、男は「すまんなあ」と言って現金をわしづかみにし、小走りで逃走しました。店員にケガはありませんでした。逃げた男は５０歳から６０歳くらい、身長およそ１６０センチのやせ形で、帽子をかぶり、白ぽいズボンに黒っぽい半袖シャツを着ていたということです。警察は防犯カメラの映像を公開し、情報提供を呼びかけています。

広島に原爆が投下されてから６６年。京都府舞鶴市では原子力発電に頼らない社会の実現を訴えるパレードが行われました。

市民団体が呼びかけたパレードには、地元の住民ら約１５０人が参加しました。舞鶴市は原子力発電所が多く立地する福井県に隣接し、市民の約９５パーセント・８万５０００人が高浜原発から２０キロ圏内に住んでいます。参加者は、生活のあり方を見直して原発を止めるよう訴え、関西電力舞鶴営業所のポストに要望書を投函しました。福井県には、高浜原発を含め１５基の原子炉がありますが、定期点検に入った原子炉の再稼動が認められなければ、来年春にはすべて原発が停止することになります。

滋賀県の伊吹山では、山頂に広がる高山植物が見ごろをむかえ、登山客が散策を楽しんでいます。

標高１３７７メートルの伊吹山では、約３００種類の高山植物が自生し、山頂付近には花畑が整備されています。現在は、鮮やかなピンクの花びらをつける「シモツケソウ」や、白い花火のような「シシウド」など多くの花が見ごろを迎えています。伊吹山では、先月の台風の影響でドライブウェイが一部通行止めになりましたが、復旧工事も終わり６日から営業が再開されました。山頂の気温は平地より１０度ほど低く、登山客は涼しい風に吹かれながら散策を楽しんでいました。花畑は、お盆ごろまで見ごろだということです。

徳島県阿南市では、真夏の空の下早くも稲刈りが始まりました。

この地域では、台風による被害を少なくしようと、温暖な気候を利用した早場米作りが行われています。たわわに実った稲穂が風に揺れる光景は秋を感じさせますが、８月の稲刈りはうだるような暑さの中での作業となります。今年は春先の気温が低かったものの、その後は温かい日が多かったため稲の生育は順調だということです。早場米の稲刈りは、今月いっぱい行われ、収穫された新米は京阪神方面に出荷されます。

夏の全国高校野球選手権大会が甲子園で6日開幕しました。
全国４９の代表校が１５日間にわたり熱戦を繰り広げます。

堂々と行進する全国から集まった高校球児たち。東日本大震災で被害を受けた東北３県の野球部員も「がんばろう！日本」の横断幕を持ち行進しました。今回の大会は、春のセンバツに続き、被災地の復興を支援する大会として行われ、開会式では黙とうが捧げられました。選手宣誓では石川・金沢高校石田翔太主将が「日本中のみんなが仲間です。深い絆と勇気を日本中の仲間に届けられるよう、全力でプレーすることを誓います」と、力強く宣言しました。開会式後の第一試合では津波による被害を受けた宮城・気仙沼向洋の選手が始球式を行いました。熱戦は１５日間にわたって行われます。

６日は６６回目の「広島・原爆の日」です。奈良の薬師寺では、核の廃絶を願って平和の鐘が打ち鳴らされました。

薬師寺には地元の小学生らおよそ１５０人が集まり、被爆者の冥福と世界平和を願ってお経を唱えました。そして広島に原爆が落とされた午前８時１５分、祈りを込めて、平和の鐘をつきました。これは、非核平和都市宣言をした奈良市が、薬師寺など１３２ヶ所のお寺や教会に呼びかけて行ったもので、市内には鐘の音が一斉に響き渡りました。平和の鐘は長崎に原爆が投下された８月９日にも打ち鳴らされます。

妖怪伝説を描いた「妖怪画」の中でも鬼が描かれた作品ばかりを集めた特別展が、京都府福知山市で開かれています。

深夜の町を徘徊する鬼たちの様子を描いた「百鬼夜行絵巻」。
国の重要文化財に指定されている室町時代の絵巻が江戸時代に模写された作品です。
この特別展は、日本に古くから伝わる妖怪伝説を描いた「妖怪画」の中でも鬼が描かれた作品ばかりを集めたものです。
会場にはほかにも鬼がオナラをして妖怪を倒していくユニークな様子が描かれた「神農絵巻」や、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師の暁斎が描いた漫画作品などおよそ８００点が展示されています。
この特別展は、今月３１日まで開かれていて、落語家による怪談噺が聞ける特別イベントなども予定されています。

兵庫県豊岡市の水族館では、人気者のセイウチに暑い夏を乗り切ってもらうため、氷がプレゼントされました。

兵庫県豊岡市にある城崎マリンワールド。
子どもたちに人気のセイウチ「デン」と「グリ」は、北極海育ちのため、暑さが大の苦手です。
そこで、少しでも涼しく過ごしてもらおうと、大好物の氷がプレゼントされました。
氷にかぶりつく「デン」と「グリ」。
うれしさの余り、大きな鳴き声を上げながら、２０キロの氷をぺろりとたいらげました。
「でかい！でかい！でかい！」「かわいかったです。びっくりしました。涼しそうですね〜」「めっちゃおいしそうです」（見物に来た子どもや親たち）。
このプレゼントは、８月いっぱいまで毎日贈られるということです。