About us

HOME » About us

シトルリン研究会 設立趣意

農学・医学・薬学の専門家による、シトルリンの最新知見を集積し、シトルリン情報発信を行うプラットフォームを創ります。

近年、健康保険等の一部改正による医療費の自己負担の増加、少子高齢化社会での福祉施設、人材の不足など、人々の健康を取り巻く社会環境は大きく様変わりしました。

健康に対する自己責任は重要性を増し、個人の意識も「早期発見・早期治療」から、日頃のライフスタイルを見直すことによる「予防」重視に大きく変化しています。

特に食品に含まれる健康機能や健康食品、エクササイズグッズなどが話題を集め、この数年は(コエンザイムQ10、オルニチン、GABA、αリポ酸など)高機能を持った成分に脚光が集まってきました。

このような状況下で、2007年8月の厚生労働省通知により、遊離アミノ酸の一種であるシトルリンが、食品としての使用が可能となり、健康意識の高い消費者からの期待が寄せられています。

シトルリンが、いかに現代人のライフスタイルに寄与するか、正しい情報の創出・発信、意見交換を行える場として、「シトルリン研究会」は発足しました。

「シトルリン研究会」は、有識者、学識者の方々のご協力のもと、信頼性のある情報の創出・発見を目指しております。また積極的に情報交換の場を設けるなど、報道関係の皆様方へ、より広い情報提供を行ってまいります。

発起人メンバー

代表 遠藤 文夫

熊本大学大学院 医学薬学研究部小児科学分野 教授
1976年3月熊本大学医学部卒業、熊本大学医学部小児科入局。1982年3月熊本大学大学院入学修了、医学博士学位を取得。同年7月に米国エモリー大学へ医学部小児科医学遺伝学部門研究員として研究出張後、1982年2月熊本大学医学部附属病院小児科に講師として帰局。1998年7月、熊本大学医学部小児科学講座 教授を経て2003年4月より現職。大学院時代からアミノ酸代謝異常症の研究に取り組み、先天性アミノ酸代謝異常症の分野での研究論文を多数発表し、海外での招待講演なども多くおこなっている。最近はアミノ酸の過剰や欠乏によって生じる疾患の性質を明らかにし、また、その治療法方も研究課題にしている。同時に、再生医学を応用した研究も進めている。とくに、アミノ酸の生体への影響や細胞への効果に関する研究に特に関心を持っている。 日本小児科学会理事、日本先天代謝異常学会理事、日本人類遺伝学会評議員も務める。

明石 欣也

奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 分化形態形成学講座 助教
1991年京都大学農学部農芸化学科卒業。1996年京都大学農学部農学研究科博士課程修了、農学博士を取得(農芸化学専攻)。同年より1998年までフランス国立農業研究所(INRA)ベルサイユ研究所、植物遺伝改良局にて博士研究員。1999年より奈良先端科学技術大学院大学にて教務職員。2001年より同大学にて助手。2007年より現職。アフリカ・カラハリ砂漠原産の野生種スイカを用いて、強光乾燥ストレス耐性の研究を進めている。アフリカ・ボツワナ共和国への渡航多数。

大木 理香

東京女子医科大学・青山女性医療研究所クリニック・美容医療科
東京女子医科大学附属第二病院(現:東医療センター)・形成外科入局後、同大学附属田端NSKビルクリニックを経て、2003年より現職。日本加齢美容医療学会理事なども務める。著書に『一週間!毒だしプロクグラム−体の中からスッキリきれい!』(三笠書房)がある。

小林 義典

北里大学薬学部 生薬学教室 教授
1985年京都大学薬学部卒業、1990年京都大学大学院薬学専攻科満期退学(いずれも生薬学専攻)。
同年4月より製薬メーカーにて、植物由来機能性食品、化粧品、医薬品の開発に携わり、2001年より主任研究員を務める。 2003年新潟薬科大学応用生命科学部 助教授(植物資源学・細胞工学研究室)を経て 2007年4月より現職。

松生 恒夫

松生クリニック院長
1980年東京慈恵会医科大学卒業。1985年同大学第三病院内科助手となる。松島病院大腸肛門病センター診療部長を経て、2004年東京都立川市に松生クリニックを開業。大腸内視鏡検査や炎症性腸疾患などを専門とする。日本内科学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。『「腸内リセット」で便秘は必ず治る』(マキノ出版)などの著書がある。

*50音順、敬称略

協賛企業

協和発酵バイオ株式会社 → http://www.kyowahakko-bio.co.jp/