“政府として脱原発依存を”
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“政府として脱原発依存を”

8月6日 13時20分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

菅総理大臣は、広島市で記者会見し、原発への依存度を下げ、原発に依存しない社会を目指す考えについて、個人としての考えでなく、政府の方針として、進めていくことを強調しました。

菅総理大臣は、6日朝、広島市で開かれた平和記念式典のあいさつの中で、エネルギー政策を白紙から見直し、「原発に依存しない社会」を目指す考えを表明しました。このあと、菅総理大臣は、記者会見し、「きょうのあいさつでは、原発への依存度を下げ、原発に依存しない社会を目指すということを申し上げたが、先月29日のエネルギー・環境会議でも、現行の考え方をゼロベースで見直し、原発依存度を低減していくことを工程表も含めて決定した。これは、内閣としてまとめた中間的な方向だ。そのことは、私がきょう申し上げたことと方向を一にしており、政府の方針と一致している」と述べ、原発に依存しない社会を目指す考えについて、個人としての考えでなく、政府の方針として、進めていくことを強調しました。また、菅総理大臣は、退陣条件の一つにあげている、赤字国債発行法案について、「これが成立しなければ、国民生活にとっても、今後の大震災からの復旧・復興にとっても、大変、難しい状況になることは党派を超えた共通の認識になっている。この国会で、野党の協力を得て成立させたい」と述べ、今月31日までの今の国会の会期中に成立させたいという考えを強調しました。