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放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉用牛について

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年8月5日更新

 今般、福島県などの畜産農家が放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた牛の肉が、すでに全国的に流通していることが判明しました。 これまでに回収された牛肉を検査した結果、 一部の牛肉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されています。

 現在、埼玉県では県内に流通していることが判明した放射性セシウムに汚染されている疑いのある牛肉について、食品関係事業者の方々にご協力をいただき、流通調査を行いますとともに、回収・販売情報を公表し、消費者の皆様からの当該牛肉の回収に努めています。

 厚生労働省は、現在測定されている数値の牛肉を数回食べたとしても、健康への影響が出るとは考えられないとしています。健康上の問題を過度に心配する必要はありませんので、冷静に対応していただきますようお願いします。

      

 関連報道発表資料

 

県内で流通していた牛肉

 ここに掲載された情報は、発表日から10日間掲載しています。 

個体識別番号店舗名所在地電話番号発表日

10061-98081

東北自動車道羽生パーキングエリア(上り線)羽生市弥勒1684048-565-24108月5日

 お手元に残品がございましたら、販売店へご連絡ください。

御不明な点等ございましたら、県内保健所(開庁時間:8時30分~17時15分)にご連絡ください。

参考情報

 健康への影響を心配されている方へ

 本県で、これまでに検出された放射性セシウム最大値1,568ベクレル/kg(134と137が等量とする)
の牛肉を1kg食べた場合の人体への影響は、1,568×1.6÷100000=0.025088=約0.03ミリシーベルトとなります。

 国の定める暫定規制値は、食品の全体からセシウムの被ばくが年間5ミリシーベルトを超えないよう
にする考え方です。

 仮に、この牛肉を数回食べたとしても、年間5ミリシーベルトをはるかに下回ります。

 汚染された牛肉を1年間繰り返し食べ続けることは考えにくいことから、健康上の問題はないと考えられます。

 (参考)人体への影響の試算(食品安全委員会「放射性物質を含む稲ワラを給与された可能性
   がある牛の肉の調査結果(関係省庁の報道発表資料)等について」)

 個体識別番号とは

 商品ラベルには、牛の出生年月日、性別、種別、飼養施設の所在地等がわかる10桁の
「個体識別番号」が記載されています。

商品ラベルへの表示

稲わらの放射性物質の調査についてはこちら(畜産安全課のページ)へ