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2011年8月5日(金) 19:30 |
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林原の支援内容、岡山県が影響検討
会社更生手続き中の林原のスポンサー企業、長瀬産業の支援内容が4日明らかになったことを受け、岡山県の関係部局の担当者による会議が開かれました。
会議では、長瀬産業が明らかにした林原再建の枠組みなどが報告され、事業や雇用が継続される点では、今後の県内経済に悪影響は少ないとの判断が示されました。 メセナ事業で当面継続とされた林原美術館については、収蔵品が県外などへ分散しないよう一体的な管理を県も要望しており、美術館側との相談に積極的に応じたいといった意見が出ました。 一方、林原共済会が取り組んできた県伝統の「備中漆」復興事業が、継承されるメセナの対象から外れていることについて、今後の事業継続が危惧され、対策が必要との声も出されました。 また会議では、来月にも売却方針が決まる岡山駅前の土地についても注視していくとしています。
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