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【芸能・社会】

やっとかめ!四半世紀ぶりアルバム センチメンタル・シティ・ロマンス

2011年8月5日 紙面から

 結成38周年を迎え国内の現役最長バンドとして知られる5人組のフォークロックバンド「センチメンタル・シティ・ロマンス」の25年ぶりとなるオリジナルアルバムが10日にリリースされる。タイトルは、「やっとかめ」。メンバーの出身地の名古屋弁で「ひさしぶり」との意味だ。漢字で表記すると、「八十日目」と書き、マイペースで活動してきた“センチ”ならではのタイトル。収録曲も、肩に力の入らない大人サウンドが詰まった記念碑的作品になった。

 結成したのは1973年。名古屋のロックグループ「シアンクレール」に、東京で「乱魔堂」の一員として活動していた告井延隆をリーダーに迎える形でスタート。アマチュア時代からさまざまな活動を展開し、75年に細野晴臣のプロデュースでアルバムデビューした。その後、多くのアーティストのバックアップを務めるなど、ミュージシャン仲間からリスペクトされるバンドとして地歩を固めてきた。

 今回は、82年のレコーディングの時にバックを務めた竹内まりやの「Natalie」をカバー、これに竹内がコーラスで参加。小坂忠とのデュエット「旅の途中」、浜野謙太がトロンボーンとラップで参加した「Nonkey Tosan」などなど多彩な内容だ。70年代の憧れのウェストコーストの香りを今のセンチの音として制作したというボーカル&ギターの中野督夫は、「このアルバムのサウンドは青い空と白い雲」と表現。長年のファンへの真夏のプレゼントになりそうだ。

 

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