大阪の阿部野橋ターミナルビルに最高評価

2011.8.2 16:31

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 日本政策投資銀行(DBJ)は2日、近畿日本鉄道が大阪市阿倍野区で建設中の阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)に対し、ビルの環境性能や防災、快適性などの面で同行が評点、認証する「DBJグリーンビルディング認証」の最高ランクとなるプラチナ認証を付与したと発表した。

 関西のビルがプラチナ認証を受けるのはサンケイビルのブリーゼタワー(大阪市北区)に続き2例目。完成前に、開発計画や取り組みを基に認証するのは初めてという。

 これまで不動産金融では将来の収益性しか評価基準にされていない。DBJの同認証は不動産のもつ環境、社会的側面を価値評価に反映させる試みとして4月に始まった。現在までに全国で12のビルがプラチナからブロンズまで4段階の認証を得ている。

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