'11/8/6
放影研公開、汚染肉の相談も
広島市南区の放射線影響研究所(放影研)で5日、施設や研究内容の一般公開が始まった。福島第1原発事故を受け、今年は放射線が人体に及ぼす影響などを分かりやすく解説する特別展示をしている。6日まで。
被爆50年の1995年から始めた一般公開は今年で17回目。福島の事故で放射線への関心が高まっているとして特別展示室を設置し、外部被曝(ひばく)と内部被曝の違いなどをパネルで解説した。研究員が常駐する質問コーナーでは、放射性セシウムに汚染された牛肉を食べた場合の影響などを相談する来場者が目立った。
【写真説明】内部被曝の仕組みについて、研究員(右)から説明を受ける来場者