中国残留孤児グループ「怒羅権(ドラゴン)」の初代総長で無職、佐々木秀夫被告(41)=覚せい剤取締法違反罪で起訴=が飲食店で客に暴行したとして、警視庁葛西署に傷害容疑で現行犯逮捕されていたことが分かった。佐々木容疑者は先月、起訴後に保釈されていた。
逮捕容疑は、今月14日深夜、東京都江戸川区西葛西3の飲食店内で、店員とトラブルになった際、注意した40代の男性客の頭などを酒瓶やグラスで数回殴り、軽傷を負わせたとしている。佐々木容疑者は88年、暴走族「怒羅権」を結成し初代総長になった。グループはその後、マフィア化していったという。【内橋寿明】
毎日新聞 2011年7月15日 15時00分