松山市の発注工事を巡る裏金捻出疑惑で、市議会の調査特別委員会が休止状態となっている事を受けて、自民党議員団はきょう、独自に調査を行う方針を確認しました。
松山市議会の自民党議員団はきょう常任総務会を開き、裏金疑惑への対応などについて協議しました。
松山市は裏金疑惑について問題なしと結論づけ、外部委員が「答申の捻じ曲げ」と抗議していますが、市議会の調査特別委員会は、野志市政を支持する維新の会や公明などが、「捜査を見守る」として、当面、休止となっています。
そのため自民党議員団では、「議会の存在が問われている」として、今後、ほかの会派とも協力しながら、別のASK関係者や外部委員などから聞き取りを行うなど、会派独自の調査を行う方針を確認しました。