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最近、シリアス?ばかり書いてる気がする。・・・キャラ崩壊が書きたい!!

それではどうぞ。
無印編
無印 第十一話 俺達の思い 海上での封印 




リンディside

一:「ああ。俺達は・・・あんたらに協力しない!」

・・・今この子はなんて言ったの?

私達に協力しない?何故?どうしてそんな結論に至れるの?

普通、世界が滅ぶかもしれないと言われて、そして自分達にそれを回避出来る力が有るのなら何とかしようと思うはずでしょ!?なのに何故!?

リ:「・・・理由を聞いても良いかしら?」

自分でも思っているよりも、動揺してるわね。

一:「理由?んなもん、あんたらが信用出来ないからに決まったんだろ」

・・・本当になんなのこの子?

      リンディsideout







・・・なんか信じられないって顔だな。やっぱり、戦力の確保が目的か。

リ:「・・・理由を聞いても良いかしら?」

聞かなくても分かりそうだがな。

一:「理由?んなもん、あんたらが信用出来ないからに決まったんだろ」

リ:「何故、信用出来ないのかしら?私達の素性は話したでしょ?」

・・・しつこいな。こいつら、どんだけ困ってるんだ?

一:「ああ。管理局はな」

リ:「なら! 一:「だが、俺達はあんたらが信用出来ないんだ」・・・どうゆう意味かしら?」

一:「俺達が聞いたのは管理局の説明だけだ。あんたら自身の話しは聞いていない」

リ:「・・・」

一:「あんたら個人が信用出来ないから、俺達は協力しないんだ」

実際に、今俺達の知る管理局員はこいつらだけだ。どんなに組織の説明を受けてもこいつらが信用出来ないんじゃ話しにならんからな。

一:「・・・理解したか?」

リ:「・・・それなら、どうしたらあなた達の信頼を勝ち得るのかしら?」

一:「とりあえず、そのしつこい性格を止める事から始めたらどうだ?・・・ユーノ」

ユ:「うん」

ユーノは俺の前に立つと、手に持っていたアルミ缶(クッキーの詰め合わせで見るタイプ)の中に入ったジュエルシードを見せながら地面に置いた。

ユ:「僕達が今まで集めたジュエルシードです。どうぞ、持っていて下さい」

リ:「・・・あなたまで・・・本当に協力する気は無いのね」

一:「ああ」

な・ユ:「はい!」

リ:「それじゃ、あの子はどうするの?お友達では無いの?」

一:「別にあんたらに協力しなきゃ会えない訳じゃ無いからな。どうにかなるさ」

リ:「そう・・・ならこの話しはここまでにします」

やっと終わった・・・。しつこいんだよ。たくっ。

一:「そんじゃ、俺達はもう行くぞ」

リ:「待って!・・・ユーノ君、あなたは如何するの?」

ユ:「ジュエルシードが全部回収し終わるまで、二人と一緒に行動してます」

リ:「そう・・・なら、終わったらまた連絡するわね」

ユ:「はい。それでは」

本当にしつこかったな。











                リンディside

帰っていくあの子達を見送ってからジュエルシードを回収した。

リ:「・・・はぁ~」

エ:「艦長・・・あの・・・」

リ:「お願い。今は何も言わないで・・・」

エ:「・・・」

クロノよりも年下なのにあそこまではっきりと物を言えるなんて。

あの子もまだ動けないのに、これからどうしましょう?

リ:「はぁ~・・・」

               リンディsideout



















あれから、十日ほどがたった。

未だにフェイトとは再会出来てない。出来る限りジュエルシードが発動した現場には行ってるんだが・・・

あと、現場に行った時に出会う管理局の連中がかなりウザい。物凄くウザい。毎度毎度、勧誘してきやがって。やっぱり、潰すか?あいつら?・・・んな事したら、それこそ奴らの思うつぼだな。我慢してはぐらかすしか無いか・・・

そんなある日・・・

ユ:「一真!!」

一:「ああ。今までで、一番でかい反応だな」

・・・これ、何個同時に発動したんだ?

ユ:「とにかく急ごう!!」

一:「ああ」

な:「うん!」







       海鳴市付近の海上

一:「なんなんだ?!これ!?」

海上にいくつもの竜巻と雷が発生していた。

な:「とっ飛ばされるー!」

ユ:「大丈夫?なのは」

一:「・・・変だな」

な:「カズくん?」

ユ:「どうしたの?一真?」

一:「こんだけ大事なのに、なんで管理局員が居ないんだ?」

ユ:「そういえば・・・」

・・・あいつらまさか。

な:「!?フェイトちゃん?!」

一:「!何処だ!?」

な:「ほら、あそこ!!」

なのはが指をさした方を見ると、フェイトとアルフが必死になって竜巻と雷を避けつつジュエルシードを封印しようとしている光景が目に入った。

ユ:「いくらなんでも無茶だ!!」

一:「あんの馬鹿!!なのは!ユーノ!助けに行くぞ!!」

ク:「その必要は無い」

いきなり、空間モニターが現れ、そこにあの時の餓鬼が出てきた。

な:「・・・それは、どうゆう意味ですか・・・?」

ク:「言葉通りの意味だ。彼女の逮捕は僕達の仕事だ。君たちは下がっていろ」

ユ:「じゃあなんで助けに行かないんですか!?このままじゃ、あの子死んじゃいますよ!!」

ク:「・・・僕達は常に最善の方法を取らないといけないんだ」

こいつら、フェイトを見捨てる気か。

一:「・・・ざけんな」

ク:「何?」

一:「ふざけんなって言ったんだ!この野郎!!」

ク:「ッ!?・・・また君か。悪いが君と話す気は無い」

一:「ああそうか。二人とも、こんな馬鹿ほっといて行くぞ!!」

な・ユ:「ッ!うん!!」

ク:「なッ!?君たち!?」

一:「うるせぇ!何が最善だ!あいつを見捨てんのが最善ってなら、んなもん溝にでも捨てて来い!!」

ク:「ッ!?・・・本当に君と言う奴は・・・!!」

一:「行くぞ!二人とも!!」

な・ユ:「うん!!」

ク:「あっ!君たち!?」

俺はあの餓鬼の言葉を無視してフェイト達の下と向かった。

な:「ごめんなさい。でもあなた達のやり方が正しいとは思えない」

ユ:「僕も同じ気持ちです。だから行きます!」

な:「ごめんなさい!!」












                  クロノside

ク:「全く!何を考えてるんだ!!」

エ:「少しは落ち着きなよ、クロノ君。まだ怪我は完治した訳じゃ無いんだよ」

ク:「だが!ッ!?つ~!!」

あの時の怪我が痛み出す。少し興奮し過ぎたようだ。

ク:「・・・すみません。艦長。少し休みます」

リ:「ええ。分かりました」

僕は本来ならまだベットで寝て居なければならない。だが、彼らの協力を断られた為に鎮痛剤を使って何とかしてるのが現状だ。流石に前線には出れないがな。

ク:「・・・僕達が本当にあれで良いと思っているのか!?」

僕達の気も知らないで偉そうに!!

                 クロノsideout









俺達はあの餓鬼の制止を振り切ってフェイトたちの下に向かっていた。

一:「なのはとユーノはアルフを助けに行け。俺はフェイトを助けに行く」

な・ユ「分かった」

俺は二人と別れフェイトの元に向かう。

するとフェイトに巨大な竜巻が迫っていた。

フェ:「・・・ごめんなさい」

ッ!?あの馬鹿!!

一:「勝手に諦めてんじゃねぇ!!」

絶対に助けてやる!!






               フェイトside


いくら何でも残ったジュエルシードを、同時に封印するなんて無謀だった。

でも、今更泣き言なんて言ってられない。これに最後まで反対してたアルフを押し切って始めたんだ。途中で投げ出す訳には行かない!!

竜巻が荒れ狂い、雷が降り注ぐ中、私は何とかして封印しようと動く。

なのに体力が、魔力が持たない。このままじゃ・・・

アル:「フェイト!後ろ!!」

嵐の中、今にも消えそうなアルフの声に反応して振り向くと。

背後には既に巨大な竜巻が迫っている。

背後だけでなく回りも竜巻で囲まれていた。

状況は絶望的だ。

今の私の魔力では防御に集中させてもきっと助からない。

フェ:「・・・ごめんなさい」

自然と謝罪の言葉が出た。

きっと、私の帰りを待っている母さんへ、今までの無理に付き合ってくれたアルフへ。

そしてーーー

フェ:「・・・一真」

最後にもう一度会いたかったな・・・

一:「勝手に諦めてんじゃねぇ!!」

えっ?

              フェイトsideout









俺は、フェイトを救出に向かう。だが、あの迫ってくる竜巻が邪魔だ!!

一:「(なら、ぶった切るまでだ!!)スパイラルソード!!」

両手に魔力で出来た剣を作り出し、そして。


斬ッ!!!!


フェイトに迫っていた竜巻を切り捨て、フェイトを救出する。

フェ:「かっ、一真!?」

仕方が無く抱きかかえる形で助けちまったな。・・・フェイト。顔が赤いがどうした?

一:「ああ。・・・なんだ?お前には俺以外の何かに見えるのか?」

フェ:「・・・うんん。何時もの一真だ」

どうゆう意味だ?そりゃ?

アル:「フェイトーーー!!」

ん?どうやら、あっちも無事な様だな。





フェ:「アルフ・・・。よかった無事だったんだ」

アル:「ああ。この二人が助けてくれたんだ」

ユ:「どうも」

な:「・・・」

フェ:「・・・」

何か言えよ、なのは。あとフェイト、俺にしがみ付くな。

・・・さてと、

一:「お前ら、まだ安全じゃ無いんだから気を抜くなよ」

四人:「ッ!!」

たくっ、こいつら。

しかしあれ、どうするかな?

目の前には、今も暴走を続ける六つのジュエルシードが有る。流石に生半可な技じゃ止まらないよな。

一:「フェイト。お前まだ封印するだけの魔力は残ってるか?」

フェ:「えっ?・・・流石に全部は無理だけど・・・何個なら」

一:「そうか。なら、なのはと一緒に封印に当たれ。ユーノとアルフは二人の援護だ」

アル:「アンタは、どうすんのさ?」

一:「あれを黙らせるに決まったんだろ」

アル:「アンタ一人で!?本当に出来るのかい!?」

一:「ああ」

ユ:「・・・分かった。みんな此処は一真に任せよう」

フェ:「でっでも・・・」

一:「・・・」

不安そうにしてる、フェイトの頭を撫でる。

フェ:「一真?」

一:「安心しろ、フェイト。俺はあの程度でやられやしない」

フェ:「・・・うん。一真なら大丈夫だよね」

一:「ああ」

ユ:「それじゃ、頼んだよ。一真」

一:「分かってるって。派手にやるから距離は空けとけよ」

その言葉を聞いて四人は距離を空ける。




















ユ:『このぐらいで良い?』

一:『ああ。・・・んじゃ、しっかり防御してろよ!!』

一:「うおぉぉぉ!!」

俺は力を溜め始めると、海面から水の様な物が立ち上り、俺の頭上の集まり始めた。

しばらくすると、俺に頭上に巨大なドームが出来上がった。





一:「行くぞ!・・・ポセイドン!!」




そして、俺は出来たドームを暴走をしてるジュエルシードに、






一:「フォース!!!」





投げつけた。







轟ッ!!!!!!!!!



辺りに爆音と閃光が起き、それは暫く続いた。

そして、辺りが落ち着き始めると、そこには何時もの静かな海が広がっていた。

一:「まぁ、こんなもんかな?」『二人とも早く封印しろよ』

な・フェ:『うッうん!!』

一:「やれやれっと」
















封印も滞りなく終わり、ようやく話しが出来ると思ったその時。

一:「ッ!?」

突如、上空から俺に目掛けて巨大な紫の雷が降り注ぐ。

一:「チッ!ゼロ!!」

ゼ:「ああ。防御魔法陣、展開」

俺は防御に魔力を集中させ、それを凌ぐ。

視界の端でフェイトが雷を直撃、墜落していく姿を確認出来る。助けに行ってやりたいがそれをしつこい雷が許さない。

雷を操ってる奴は、どうやら俺を足止めしたいらしい。そしてそれはまんまと思惑通りになってやがる。

「クソが・・・!!」

フェイトを助けようとしたなのはとユーノも雷に弾き飛ばされる。咄嗟にレイジングハートが防御してくれたおかげで二人には幸い怪我は無さそうだが。

一:「たくっ!どこのどいつだ!?こんな事しやがるのは!!」

アルフが海面に叩きつけられる前にフェイトを抱き止め、そのままジュエルシードに向かって一直線に突き進む。

此処からじゃ雷自体が発する光でよく見えないが、ジュエルシードで何かあったらしく、アルフが狼のような咆哮を上げる。

そして、海面に魔力弾を撃ち込み水柱を立てると視界から姿を隠す。

再びなのはとユーノに、紫の雷が閃光と雷鳴と共に降り注ぐ。

俺を含めた全員が雷を凌ぎ切ると、フェイト達の姿は既に無かった。




作:無印も、もうそろそろ終わりだな。どうも、作者のライです。

一:長いのか短いのか分からんな。ども、主人公の一真だ。

な:今回も私の出番が少なかったな・・・。どうも、翠屋の白い天使こと高町なのはです。

作:サーセン。

一:今回の説明にいくぞ。

な:は~い。

作:まずはスパイラルソードの説明だ。

一:スパイラルソード 腕からエネルギーでできた刃物を出して攻撃する技だ。

な:此処では、魔力で剣を作る技になります。この技はアンドロモンの技です。

作:次にポセイドンフォースの説明です。

一:ポセイドンフォース 海面の水を一点に集め巨大なドームを作り放つ技だ。

な:この技は海以外の場所でも使用可能です。あと、この技はウォーグレイモンXの技です。

三人:雨季様、海人様、黎音様、朱様、Kの2乗様、則長様。感想ありがとうございます!!

作:それにしても、KYの嫌われっぷりは凄いな。

な:ここまで来ると哀れなの。

一:・・・やっぱりあの時に殺して置くべきだったな・・・惜しい事をした。

作(あれ?一真ってこんなキャラだっけ?)それでは今回はこの辺で。

三人:それじゃ、またな(な:ね~)

作:感想待ってます!

















作:さて、フェイトどうするかな?

な:えっ!?まだ考えて無いの!?

一:・・・流石にそれは無いよな?

作:考えてはあるんだが・・・決めかねているんだよ。

一:へ~。ちなみにどんなんだ?

作:原作通りにするか、別な方法を取るか。

な:別な方法って?

作:それを言ったらつまらんだろ。


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