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遅くなりました。すいません。
今回は難産でした。最初の方が思うように書けなくて。多少グダるかもしれませんが気にしないでください。・・・あっ何時もの事か
それでは、どうぞ
ピーーーーーーーーーー!!
「ゴール!!」
ウワァァァァァァァァァ!!
一:「うるせぇ・・・」
どうも、一真です
ただ今、俺は父さんがオーナー兼コーチを勤めるサッカーチーム『翠屋JFC』の試合を見に来ているが、正直退屈だ。俺サッカーに興味無いって前から言ってんだがな
えっ?なのにどうして来ているのかって?それは・・・
ア:「なに退屈そうにしてんのよ」
一:「ああ。退屈だ」
す:「そんなにはっきりと言わなくても」
一:「退屈なんだから仕方が無いだろ。てか、前にも言ったよな?俺、こうゆうのに興味が無いって」
な:「にゃははははは・・・」
つまりはこうゆう事だ
今日は休日だから家でダラダラとすごそうとしたら、アリサに拉致られた
ちなみにユーノも一緒だ。初めて見るスポーツだからなのはの奴に色々聞いていた
一:「たくっ、五月蝿くて寝れやしない」
ア:「アンタ何しにきてんのよ」
一:「寝にきてる」
ア:「はっきり言うな!!」
す:「まあまあ二人とも・・・ん?どうしたんだろ?」
な:「なにか有ったのかな?」
ふっと眼をやるとグラウンドに人が集まっていた
一:「(ものすごくやな予感がする)」
すると、父さんがこっち向かって歩いてきた。
士:「一真 一:「断る」 ・・・まだ何も言ってないぞ」
一:「言われなくても分かってる。どうせ欠員出たから代わりに俺をって事だろ。タルいから断る」
士:「そこを何とか」
やる気無いっての
ア:「面白そうじゃない、一真、アンタ出なさいよ」
面倒なのが、父さんの味方に付いたな
す:「そうだよ一真くん。一真くんだって見てるだけじゃつまらないでしょ?」
すずか、そんなことはこれっぽっちも無いぞ。てか、ほとんど寝てんだが
な:「ハットトリック決めるカズくん、見たいな~」
なのは、お前は黙ってろ。
「頼むよ一真。後半残り時間十分、ロスタイム含めると十五分。それだけでいいんだ」
ユ;『一真、出てあげれば?』
・・・ああ。こうゆうのを四面楚歌って言うんだな
なのはside
「ゴール!!」
な:「やったぁーーーーー!!」
たった今、カズくんがゴールを決めました。これで私が喜ばない訳ありません
ア:「なのは、喜び過ぎ」
す:「あははは・・・」
二人は苦笑いですが、気にしません。渋々参加したにも関わらず既に二点目。あとはロスタイムだけになります。文句を言いながらも仕事はきっちりとこなすカズくんは流石です
ア:「それにしてもなんでアイツ、こうゆう団体スポーツ嫌いなのかしら?」
す:「そう言えば、なんでだろ?」
な:「確か前に、面白さが分からんって言ってたような・・・」
ア・す:「えっ?それだけ?」
な:「うん」
それが理由なのかは分かりませんが、カズくんは参戦してから今現在も個人プレーに走っています。「チームプレー? んなもん知るか」と言わんばかりです
相手チームからあっさりボールを奪うと、そのままドリブル、誰にもパスを出さずに相手チームのディフェンスを全て抜け切ってシュート、即得点、というのが既に二回
これを簡単に出来るカズくんは流石だと思います
ピーーーーーーーー!!
あっ三点目
試合は4対0で『翠屋JFC』の圧勝でした。それでその原動力になったカズくんは・・・
一:「もう二度と出ねぇ」
かなり不機嫌です
ア:「あんだけ決めておいて、そうゆうこと言う?」
一:「うるせぇ。嫌いなこと強制された俺の辛さが、お前らに分かるか」
す:「抑えて、抑えて」
一:「たくっ、大体だな・・・」
まったく。二人はこうなった時の対処法がまるで分かってないの。こうゆう時は落ち着くまでそっとしておくにがぎるのに。火に油を注ぐ真似は止めて欲しいの
現在、私達は翠屋の着ています。『翠屋JFC』の祝勝会に参加するためです。それにここはお父さん達のお店だから私達が居てもなんの問題もありません
ガタン!
突然カズくんが立ち上がりました
な:「カズくん?」
ア:「ちょっと一真?何処に行く気よ!?」
一:「静かな所で昼寝してくるんだよ」
そう言って店を出てってしまいました
す:「行っちゃた・・・」
ア:「まったく!勝手なんだから!!」
な:「にゃはは・・・でも、今はそっとしといた方がいいよ。本当に不機嫌じゃないとああいう事しないから」
す:「そうなの?」
な:「うん」
ア:「流石に付き合い長いとよく分かってるわね」
な:「にゃはは」
もう、うめぼしは勘弁なの・・・
なのはsideout
海鳴神社付近の森
一:「・・・zzz」
ゼ:「・・・ろ」
一:「・・・zz」
ゼ:「・・・きろ」
一:「・・・z うるさいぞゼロ。少し黙れ」
ゼ:「いいからさっさと起きろ!!!!」
一:「!?!?!」
ゼ:「ようやく起きたか」
一:「いきなりなにしやがる!?」
ゼ:「うるさい黙れ。・・街中でジュエルシードが発動した」
一:「!?なんだと!!?」
ゼ:「分かったらさっさと行くぞ。あの二人は先に向かった」
一:「了解!!」
俺は全速力で現場に向かった。その道中・・・
「う~」
一:「?」
「あかん。完全に嵌まってもうた」
一:「なにやってんだ?ありゃ?」
「どないしょう?」
車イスの少女がいた。
ゼ:『急げ、一真』
一:『まあ、少し待て』
一:「おい。アンタ」
「?」
一:「そんなとこで何したんだ」
「あ~その~、タイヤが溝に嵌まってしもうたんですよ」
一:「なるほど。つまり、タイヤを其処から出せばいいんだな」
「えっ!?そんな悪いですって!!」
一:「なら、誰かが通るまでそこで唸ってるのか?」
「それは・・・」
一:「いやなら黙って助けられてろ」
「・・・ありがとうございます」
一:「ん」
そして、タイヤを溝から出した
「ほんま助かりました。ありがとうございます」
一:「何気にすんな。それじゃ、俺はもう行くぞ」
「えっ?でも、まだお礼が・・・」
一:「悪いがこっちも急いでるんだ」
「なら、せめて名前だけでも!?」
一:「・・・一真だ」
ゼ:『早く行くぞ!』
一:『ああ。悪い』
そして、再び現場へと急行した
???side
「一真くんかぁ~///」
口は悪かったけど、結構いい人やったなぁ~。顔も悪くないし
「また会えるとええなぁ~///」
でも、あんなに急いで何処に行くつもりやろ?
???sideout
一:「酷いな・・・」
現場に着いた俺はあまりの状況の酷さと、この状況を作ってる奴の非常識さに言葉を失った
一:「(あの馬鹿デカイ樹はもしかしてジュレイモンか?幾らなんでもでか過ぎだ)」
15階のビルよりもでかいって非常識過ぎるだろ
一:「とりあえず、二人に連絡だな」 『なのは、ユーノ、聞こえるか?』
な:『カズくん!?』
ユ:『遅いよ!今まで何してたのさ!!?』
一:『すまない。文句は後で幾らでも聞くから、今は状況を教えてくれ』
ユ:『分かった。僕達が着いた頃にはすでに街はこの有様だったんだ。それで、早くあいつを封印しようと試みたんだけど・・・』
一:『失敗したと』
ユ:『うん。なのはの攻撃も防いじゃうし、しかもあいつ今も成長してるんだ!僕達が来た時はビル10階ぐらいだったのに』
俺が来るまでに、5階分も成長するって早すぎだろ
一:『そうか。なら何時もどうりに俺が弱らせて、なのはが封印だ。いいな』
な:『うん!』
ユ:『分かったよ』
一:『それじゃ、準備が出来たら教えろ』
な:『カズくん、こっちの準備できたよ!』
一:『よし。なら始めるぞ!!』
そう言うと、俺は腕を前に伸ばし、手を広げ魔法陣を出現させる
一:「デジタライズ・オブ・ソウル!!」
その言葉と共に無数の魔力弾がジュレイモンに向かって発射された
ジュレイモンもそれに気づいてシールド展開する
ガガガガッ!!
一:「(思ったより硬いな。だがっ!)」
魔力を高め魔力弾の弾数と威力を上げた
ガガガッ・・バキンッ!!!!
ついにシールドを突破しジュレイモンに命中した。しかし!
ウォォォォォォォ!!
ユ:「再生した!?」
な:「そんな!!?」
一:「なら、もう一回だ! デジタライズ・オブ・ソウル!!」
もう一度同じ技を放つ。今度はシールドは展開されずに命中した
ゼ:「どうやら再生と防御は同時に出来ないようだな」
一:「デジタライズ・オブ・ソウルでちまちまやってもきりが無いな」
ゼ:「どうするつもりだ?」
一:「・・・大技で一気に決める!」
ゼ:「あれもそうだと思うが、それしかないな」
一:『ユーノ』
ユ:『一真!?あいつ再生するみたいだよ!!?どうするの!?!?』
一:『少し落ち着け。一つ聞きたいんだが。お前達、あいつとの距離どのくらいある?』
ユ:『えっ?そうだな・・・100mも無いと思うよ』
一:『少し近いか?・・・悪いがもう少し離れろ』
ユ:『それだと封印する前に再生しちゃうんじゃ?』
一:『それなら大丈夫だ。あいつの再生速度はそこまで早くないし、次の攻撃で大半を吹き飛ばす。だからお前達が巻き添えにならないように離れていた方が安全なんだよ。あと念の為にシールドも張っとけよ』
ユ『ッ!?っわかった!!』
ユ:『このぐらいで良い?一真』
一『ああ。なのは封印の方は頼んだぞ』
な:『まかせて!!』
一:「よし。それじゃあいくぜ!!」
そして俺は自分の魔力を一点に集中せさ始めた
一:「ガイア!!」
両腕を上に掲げ、そこで巨大な魔力球を作り、そして!
一:「フォース!!!!」
ジュレイモンに向かって投げつけた!!
ジュレイモンもシールドを展開するが意味も無く直ぐに破壊せれ、
轟ッ!!!!!!
ジュレイモンに直撃した
ウォォォォォォォォォ!!!!
暫くの間、爆風とジュレイモンの悲鳴が立ち上った
そして煙が晴れると、今にも朽ち果てそうなジュレイモンが其処に居た
一:『なのは。今のうちだ』
な:『・・・・・』
一:『なのは?』
な:『えっ?』
一:『だから、早く封印しろ』
な:『っ!分かった!!』
なのはは慌てて封印に取り掛かった
封印が終わりユーノが結界を解いて改めて街を見渡すとそこには、いたる所に痛々しい爪跡があった
一:「(これ程に酷いのかと、驚けばいいのか。この程度で済んで良かったと思えば良いのか。判断に困るな)」
な:「カズくん」
いつの間にかなのはとユーノが近くに来ていた
な:「酷いね」
一:「ああ」
な:「・・・ごめんね」
一:「ん?」
な:「私、本当は気づいてたんだ。ジュエルシードが発動したの。でも、勘違いだと思って」
ユ:「なのは・・・」
一:「そうか」
な:「うん・・・」
一:「・・・なのは。俺達は人間だ。万能な神じゃない」
な:「?」
一:「人間の出来る事なんて限界がある。だけど、出来る事は必ず有る。今回の事を後悔するなら、これを教訓にすればいい良い。あった事を無かった事にするなんて出来ない。でも、同じ事を繰り返さない様にする事は出来るだろ」
な:「カズくん・・・」
一:「だから、俺達は俺達の出来る事をやろう。もうこんな悲劇を繰り返さない為にも」
な:「うん!・・・よ~し。決めた!!」
一:「何がだ?」
なのはは、夕陽に沈む街を見ながら
な:「今までは面白半分だったけど、もっと真面目にジュエルシード探索をする。もっと魔法の勉強もする。もうこんな悲劇を出さないように。高町なのは頑張ります!!」
そうなのはは宣言した
一:「そうか・・・なら、頑張るとしますか。・・・一緒にな」
な:「うん!当然ユーノくんもだよ」
ユ:「勿論!」
夕陽に沈む街で俺達三人は頑張る事を誓い合った
一:「あっそうだ。ユーノ」
ユ:「?」
一:「さっき俺が言った事お前も忘れるなよ?」
ユ:「うん!!」
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