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少しはシリアスに・・・なるといいなぁ・・・

それでは、どうぞ
プロローグ
第三話 家族の絆

俺が、高町家に迎えられてから半年程たった。
その間に色々な事があった。何があったか、簡単に言うと・・・

AM6:00 起床

何故かこの時間に目が覚める。いや、理由は、分かっているんだ。あまり考えたくないんだが・・・

な「・・・zzz」

そう、何故かなのはが俺のベットで寝ている。
毎度の事だが、なんで俺のベットで寝ているんだ?正直意味が分からん。ゼロに何時潜り込んだのか聞いてみたら。

ゼ「お前が、寝静まったのを見て侵入してきてるぞ。嫌なら、はっきり言うか、気配に敏感になれ」

言えるならとっくに言ってるての。
てか、そんな事したら他の家族を敵に回すことになる。主に、シスコンとかシスコンとかシスコンとかがな。
かと言って、気配に敏感になるのも簡単じゃあ無いんだぞ。たく。
とりあえずなのはは、ほっとくとして。着替えてから居間に行く。

桃「あら、一真。おはよう。今日も早起きね」

一「おはよう、母さん。とりあえず、それは嫌味か?(怒)」

もしそうなら本気で怒るぞ。・・・勝てる気はしないがな。

桃「本当のことでしょ?いい加減に諦めたら?」

一「毎度、寝苦しくなって起きる俺の気持ちにもなってくれ・・・」

桃「はいはい。そろそろご飯出来るから、三人を呼んできてくれない?」

一「了解。」

そう言って俺は、三人の居る道場に行く。
道場に着くと、そこには・・・


バシッ!!


美「今日こそ勝たせてもらうよ!恭ちゃん!!」

恭「そう簡単に負ける訳にはいかないぞ!美由紀!!」

恭・美「はああああああああああああぁ!!」

朝から竹刀を振り回している二人の姿と、それを見守る士郎(とうさん)さんの姿があった。   

一「朝早くから、よくやるな」

士「ん?ああ。一真、おはよう」

一「おはよう、父さん。そろそろ朝ご飯できるってさ」

士「分かった。二人とも朝の稽古はここまでだ!」

その声を聞いて二人の動きが止まる。

恭「わかったよ。父さん」

美「もう少しで勝てそうだったのに・・・」

恭「泣き言は、聞かんぞ。」

一「二人とも、おはよう。それじゃ、俺戻ってるから。」

士「ああ、分かった。」

そう言って居間に戻ると、母さんが―――

桃「一真、そろそろのなのは起こしてきてくれない?」

なんて頼んで来た。
俺は断る理由もないので引き受ける。

一「分かった」

そして部屋に戻り、

一「おい、いい加減に起きれ。この寝ぼすけ」

な「ん~。あと十分~zzz」

そう言ってまた寝始めるなのは。
何時もの事だが、こいつ自発的に起きようとはしない。しかも時々・・・、

な「カズくん、それはだめだよ~。そんなことしたらはげちゃうよ~・・・zzz」

まじでなんの夢みてんだ!?てか、はげるって何だよ!!?

一「・・・さっさと起こすか。さて、今回は、どんな手でいくかな・・・?」

ぽくぽく・・・ちーん
・・・思い付いた事は付いたが、正直あんまり使いたくない手だ・・・。

一「・・・なのは、早く起きろ。起きてくれたら、おもいっきり、抱きしめてやる」

な「っ!!おきたよ!カズくん!!」

今まで寝ていたのが嘘な位にしゃっきりと起きた。
・・・なんでコレで起きるのかが良く分からん。

一「ん、おはようさん。着替えてさっさと下に来い。飯の時間だ」

な「わかったの!」

そして、部屋からにげ(ryじゃあなくて、部屋を出る



な「おとうさん、おかあさん、おにいちゃん、おねえちゃん、カズくん。おはよう」

「「「「「おはよう。なのは」」」」」

士「さて、なのはも起きて来た事だし、食事にしよう」

「「「「「「いただきます」」」」」」

こうして漸く高町家の朝食が始まる。

な「そうだ。、カズくん」

一「ん~?なんだ?」

どうせさっきの事だろうな。
・・・適当にはぐらかすか。

な「やくそく。きょうこそ、まもってね」

一「さて、何の事だ?」

な「おきたら、だきしめてくれるっていったの!!」

一「・・・記憶にないな。」

な「いっつもそうゆうけど、きょうはまもってもらうの!!」

一「そんな事より、早く飯食え。今日は公園にいくぞ。」

な「そんなことって、どういうことなの!!」



朝は基本的にこんな感じだ。
昼は海鳴市をなのはを連れてあっちこっち行ったりしてる。この時に、気をつけなきゃいけない事はなのはを連れて行くこと。
黙って行くと俺を探して迷子になるからだ。
それになのはは運動音痴なのだ。
だからなにも無いとこでも転ぶ。それで怪我するとシスコンが切れる。
てか、朝のやり取りでも切れたりするからな。まったく、シスコンとは面倒な生き物だな


んで、夜になると・・・。

な「カズくん。きょうこそいっしょにおふろはいろ!」

一「だが、断る」

な「なんでー!!」

一「風呂ぐらい一人で入らせろ。」

そうなのだ。こいつ風呂も一緒に入りたがるんだ。
んで、断るたびに・・・、

恭「一真!!」

一「またか・・・」

シスコン登場。
一緒に入っても入らなくても、切れるからかなり面倒い。
そんなこんなで、かなり騒がしい日々を過ごしている。えっ?風呂。毎度毎度逃げ切ってますがなにか?
こんな、騒がしい日々がずっと続いていくもんだと思っていた。







そう、あの事件が起きるまでは・・・








父さんが入院した。
事故に巻き込まれたらしい。医者からは、生きているのが奇跡だと言われた。
それから、我が家は重い空気が漂っている。

母さんは父さんの抜けた穴を埋めようと必死に働いて、空いた時間にお見舞いに行っている。
兄さんと姉さんは、学校に行きながら母さんの手伝いをしている。
一番変わったのは、なのはだ。父さんが事故あってから甘えてこなくなった。ベットに潜てこなくなったし、一緒に風呂に入ろうとしなくなった。この変化が一番悲しかった。

俺自身どうすればいいのか、分からなくて。でも、なのはを一人になんか出来なくて。だから、あいつの傍に居てやる事しか出来なかった。

そんな日々をすごしてた、ある日

な「・・・カズくん」

久しぶりにになのはが話かけて来た。

一「ん?なんだ?なのは」

出来たかどうか分からないが、出来るだけ優しい声で応える。

な「カズくん。もうなのはにかまわなくてもいいよ。なのはひとりでもへいきだから」

一「えっ・・・?」

・・・ナニヲイッテンダ?

な「なのはしってるの。カズくんなのはといっしょにいるとすきなことできないこと。でももうなのはは、ひとりでもへいきなの。だからカズくんはカズくんのすきなことやって?」

そこには、仮面の笑顔みせるなのはが居た
これを聞いて、俺は、悲しくなった。
だが、それ以上に、無理やり笑顔みせるなのはに、腹が立った。

一「・・・なのは、ちょっと」

な「?・・・ッ!?」

一「そんな変な事を言うのは、この口か!?」

俺は感情に任せて思いっきりなのはの頬をつねる。

な「いひゃい!?かふくん、いひゃいの!!?」

一「なにが大丈夫だ!そんな風に無理に笑っているくせに、変に強がってんじゃあねぇ!!」

な「いっいたかったの・・・。なのは、つよがってないの。ほんとうにひとりでもへいきなの!」

一「だったら、なんでそんなに寂しそうな顔をしてんだよ!?」

な「!?・・・そんなことないの。たぶん、カズくんのみまちがいなの。」

一「そんな事あるに、決まってんだろ・・・!」  

          ガバッ

そう言って、なのはを抱きしめた

な「カズ・・・くん・・・?」

一「俺はそんなに頼り無いのか?」

な「そっそんなことないの!」

一「だったら、頼れよ!俺じゃあ無くても、父さんでも母さんでも兄さんでも姉さんでも。誰でもいいから頼れよ!!俺達家族だろ!?」

な「でっでも!?」

一「・・・迷惑かけるかも知れないから、嫌か?」

な「・・・(コクン)」

一「そうか・・・なら、こうしよう?」

な「?」




一「他の人に迷惑懸けないようにするのはいい。でも、俺にそんな遠慮すんな。お前のわがまま全部受け止めてやる。だから、俺の前でそんな笑顔みせんな」




なのはが我慢しなくても良い様に、なのはがまた仮面の笑顔を見せなくても良い様に。
俺がコイツの我が侭を全て受け止めてやる。

な「・・・いっいいの?」

不安な声でなのはが俺に確認を取ってくる。

一「ああ」

な「なのは、すごくめいわくかけるかもしれないよ。それでも・・・」

一「俺がいいって言ってんだから、気にすんな!!」

な「・・・ほんとうに?」

一「いい加減にしつこいぞ・・・」

俺が少し呆れた様に肯定すると、

な「うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!さみしかった!ずっとさみしかったの!!」

今まで我慢していた分を吐き出すように泣き始めた・・・。

一「そうか」

それから俺は、なのはが泣き止むまでずっと慰めつづけた












                     夜ー海鳴病院ー


一「たくっ、もっと早くからこうしとけばよかった」

ゼ「確かにな。だが、それだけお前もショックだったんだろ」

一「まあ、そうだな。・・・さて、さっさとやりますか」

ゼ「了解した」






















                      ー二ヶ月後ー


一「父さん、あの三人はまだなのか?」

士「一真。女性の準備というのは、時間の掛かるものなんだよ」

恭「それでも、掛かり過ぎだろ」

本当に女って生き物は如何してこんなに支度に時間が掛かるんだ?・・・一生の謎に為りそうだな。
母さん達がまだ来ていない間に俺は父さんにある確認をとる。

一「・・・父さん、体の方はもういいのか?」

士「ん?・・・ああ。むしろ良過ぎるぐらいだ」

一「・・・そう」

恭「またそれか。その言葉、父さんが退院してから何度目だ?」

一「うっさい。回復魔法なんか初めて使ったんだから、不安にもなるわ!」

そうなのだ。俺は、あの日の夜から少しずつ回復魔法を使治していった。
その結果、父さんは、無事に回復した。父さんが目を開けた時、病院が「奇跡だ!!」と騒がれた。
・・・まあ、その認識で合ってるがな

父さんが退院してから、俺は自分の力について皆に明かした。

士「・・・そうか。それじゃ、一真が俺を助けてくれたんでな。ありがとうな」

一「・・・怖くないのか?自分で言うのもなんだが、得体の知れない力を持ってんだぞ?」

士「怖い訳ないだろ。どんな力を持っていてようとも、お前は、俺の息子なんだから」

一「っ!・・・ありがとう」


まったく、少しでも疑った自分が馬鹿みたいだ。

一「それにしても、遅過ぎる。なにやって―――
桃:「ごめんなさい。遅くなったわ。」 

一「―――やっとか」

家から荷物を抱えた母さん達が漸く出て来た。

士「いや、大丈夫だ。・・・それじゃあ行こうか、皆」

今日は、父さんの退院祝いを兼ねた家族旅行だ。
本当なら父さんの車で行くんだが、病み上がりなので今回は電車だ。

な「カズくん?どうしたの?」

一「ん?いや、良い天気だなって思ってな」

空を見上げれば、そこには雲ひとつ無い青空が広がっていた。

な「うん!きょうは、ぜっこうのおでかけびよりなの!!」

なのはは満面の笑みで答える。

士「二人とも。早く行くぞぉ!」

気が付くと父さん達の背中が小さくなっていた。
いつの間にか置いていかれてたようだ。

一「やべぇ!なのは行くぞ!!」

な「うん!」

そして俺はなのはの手を取り皆の下へと駆け出した。



一「(さて、これから色々やっかい事に巻き込まれるだろうが、頑張って守っていきますか。・・・俺の大切な家族を・・・)」




作:なのはが、○ っ 切 れ たを見て生きているのが辛くなった。どうも、作者のライです

一:作者、自重しろ!!!・・・ども主人公の一真です

作:あの、なのはマジで天使です。本当にありがとうござます。

一:それよりも、お礼を言わないといけない方が居るだろ。

作:ちゃんと覚えているから大丈夫だ。

一:そうか?ならさっそく・・・

作・一:雨季様、感想ありがとうございます!!

作:まさか、最初の感想が雨季様からなんて、感動で言葉もありません!!

一:てか、作者。感想見たとき、顔がにやけまくってたからな

作:嬉しかったんだから、仕方が無いだろ!!

一:それもそうだな。

作:他の皆様ももし宜しければ、感想をください

一:一言でもかまいません。書いてくれると作者が、狂喜乱舞でよろこびます。

作・一:よろしくお願いします!!

作:さて、今回は。シリアスをぶち壊すおまけを用意してみて。

一:いや、要らんだろ。

作:それでは、短いですがどうぞ。

一:おい。作者!?










旅館の部屋に着いていきなりなのはが、

な「カズくん、いっしょにおふろはいろ!!」

一「だが、断る」

な「きゃっかなの」

一「だから、風呂ゆっくりと入りたいんだよ」

な「ざんねんだけど、こんかいはにがさないの」

一「なに?」

な「カズくん、ここのおふろ。10さいまでならどっちでもはいれるの」

一「なん・・・だと・・・」

な「それじゃ、いこっ!」

恭「待て、なのは!!俺も一緒に―――」

な:「おにいちゃんは、いらないの」

恭「(ピシッ)・・・・・・・・」

一「ちょっ?!気をしかっりと持つんだ!兄さん!!」

な「うるさいのもいなくなったし。いこ、カズくんっ!!」

一「えっ!?ちょっま(ry」

な「おとうさん、おかあさん、おねえちゃん、いってくるの」

士・桃・美「いってらしゃい」

一「うっ、裏切り者ぉ~!!」

戻ってきた時の一真の顔は、少しやつれていたと言う・・・







一:おい、作者。

作:ん?なんだ?

一:これはなんだ?

作:ただの思いつきだ

一:死にさらせぇー!!!

作:それじゃ、今回はこの辺でww

一:あっ!まて!!

作:それじゃ、また次回!! またねぇ~

一:作者ぁー!!!


















一:最初あいさつなんだよ!?

作:時事ネタは、鮮度が命!!

一:やっぱり、いっぺん死んどけ!!

作:次はキャラ設定です。早ければ今日じゅうにあげます


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