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少しはシリアスに・・・なるといいなぁ・・・
それでは、どうぞ
俺が、高町家に迎えられてから半年程たった。
その間に色々な事があった。何があったか、簡単に言うと・・・
AM6:00 起床
何故かこの時間に目が覚める。いや、理由は、分かっているんだ。あまり考えたくないんだが・・・
な「・・・zzz」
そう、何故かなのはが俺のベットで寝ている。
毎度の事だが、なんで俺のベットで寝ているんだ?正直意味が分からん。ゼロに何時潜り込んだのか聞いてみたら。
ゼ「お前が、寝静まったのを見て侵入してきてるぞ。嫌なら、はっきり言うか、気配に敏感になれ」
言えるならとっくに言ってるての。
てか、そんな事したら他の家族を敵に回すことになる。主に、シスコンとかシスコンとかシスコンとかがな。
かと言って、気配に敏感になるのも簡単じゃあ無いんだぞ。たく。
とりあえずなのはは、ほっとくとして。着替えてから居間に行く。
桃「あら、一真。おはよう。今日も早起きね」
一「おはよう、母さん。とりあえず、それは嫌味か?(怒)」
もしそうなら本気で怒るぞ。・・・勝てる気はしないがな。
桃「本当のことでしょ?いい加減に諦めたら?」
一「毎度、寝苦しくなって起きる俺の気持ちにもなってくれ・・・」
桃「はいはい。そろそろご飯出来るから、三人を呼んできてくれない?」
一「了解。」
そう言って俺は、三人の居る道場に行く。
道場に着くと、そこには・・・
バシッ!!
美「今日こそ勝たせてもらうよ!恭ちゃん!!」
恭「そう簡単に負ける訳にはいかないぞ!美由紀!!」
恭・美「はああああああああああああぁ!!」
朝から竹刀を振り回している二人の姿と、それを見守る士郎さんの姿があった。
一「朝早くから、よくやるな」
士「ん?ああ。一真、おはよう」
一「おはよう、父さん。そろそろ朝ご飯できるってさ」
士「分かった。二人とも朝の稽古はここまでだ!」
その声を聞いて二人の動きが止まる。
恭「わかったよ。父さん」
美「もう少しで勝てそうだったのに・・・」
恭「泣き言は、聞かんぞ。」
一「二人とも、おはよう。それじゃ、俺戻ってるから。」
士「ああ、分かった。」
そう言って居間に戻ると、母さんが―――
桃「一真、そろそろのなのは起こしてきてくれない?」
なんて頼んで来た。
俺は断る理由もないので引き受ける。
一「分かった」
そして部屋に戻り、
一「おい、いい加減に起きれ。この寝ぼすけ」
な「ん~。あと十分~zzz」
そう言ってまた寝始めるなのは。
何時もの事だが、こいつ自発的に起きようとはしない。しかも時々・・・、
な「カズくん、それはだめだよ~。そんなことしたらはげちゃうよ~・・・zzz」
まじでなんの夢みてんだ!?てか、はげるって何だよ!!?
一「・・・さっさと起こすか。さて、今回は、どんな手でいくかな・・・?」
ぽくぽく・・・ちーん
・・・思い付いた事は付いたが、正直あんまり使いたくない手だ・・・。
一「・・・なのは、早く起きろ。起きてくれたら、おもいっきり、抱きしめてやる」
な「っ!!おきたよ!カズくん!!」
今まで寝ていたのが嘘な位にしゃっきりと起きた。
・・・なんでコレで起きるのかが良く分からん。
一「ん、おはようさん。着替えてさっさと下に来い。飯の時間だ」
な「わかったの!」
そして、部屋からにげ(ryじゃあなくて、部屋を出る
な「おとうさん、おかあさん、おにいちゃん、おねえちゃん、カズくん。おはよう」
「「「「「おはよう。なのは」」」」」
士「さて、なのはも起きて来た事だし、食事にしよう」
「「「「「「いただきます」」」」」」
こうして漸く高町家の朝食が始まる。
な「そうだ。、カズくん」
一「ん~?なんだ?」
どうせさっきの事だろうな。
・・・適当にはぐらかすか。
な「やくそく。きょうこそ、まもってね」
一「さて、何の事だ?」
な「おきたら、だきしめてくれるっていったの!!」
一「・・・記憶にないな。」
な「いっつもそうゆうけど、きょうはまもってもらうの!!」
一「そんな事より、早く飯食え。今日は公園にいくぞ。」
な「そんなことって、どういうことなの!!」
朝は基本的にこんな感じだ。
昼は海鳴市をなのはを連れてあっちこっち行ったりしてる。この時に、気をつけなきゃいけない事はなのはを連れて行くこと。
黙って行くと俺を探して迷子になるからだ。
それになのはは運動音痴なのだ。
だからなにも無いとこでも転ぶ。それで怪我するとシスコンが切れる。
てか、朝のやり取りでも切れたりするからな。まったく、シスコンとは面倒な生き物だな
んで、夜になると・・・。
な「カズくん。きょうこそいっしょにおふろはいろ!」
一「だが、断る」
な「なんでー!!」
一「風呂ぐらい一人で入らせろ。」
そうなのだ。こいつ風呂も一緒に入りたがるんだ。
んで、断るたびに・・・、
恭「一真!!」
一「またか・・・」
シスコン登場。
一緒に入っても入らなくても、切れるからかなり面倒い。
そんなこんなで、かなり騒がしい日々を過ごしている。えっ?風呂。毎度毎度逃げ切ってますがなにか?
こんな、騒がしい日々がずっと続いていくもんだと思っていた。
そう、あの事件が起きるまでは・・・
父さんが入院した。
事故に巻き込まれたらしい。医者からは、生きているのが奇跡だと言われた。
それから、我が家は重い空気が漂っている。
母さんは父さんの抜けた穴を埋めようと必死に働いて、空いた時間にお見舞いに行っている。
兄さんと姉さんは、学校に行きながら母さんの手伝いをしている。
一番変わったのは、なのはだ。父さんが事故あってから甘えてこなくなった。ベットに潜てこなくなったし、一緒に風呂に入ろうとしなくなった。この変化が一番悲しかった。
俺自身どうすればいいのか、分からなくて。でも、なのはを一人になんか出来なくて。だから、あいつの傍に居てやる事しか出来なかった。
そんな日々をすごしてた、ある日
な「・・・カズくん」
久しぶりにになのはが話かけて来た。
一「ん?なんだ?なのは」
出来たかどうか分からないが、出来るだけ優しい声で応える。
な「カズくん。もうなのはにかまわなくてもいいよ。なのはひとりでもへいきだから」
一「えっ・・・?」
・・・ナニヲイッテンダ?
な「なのはしってるの。カズくんなのはといっしょにいるとすきなことできないこと。でももうなのはは、ひとりでもへいきなの。だからカズくんはカズくんのすきなことやって?」
そこには、仮面の笑顔みせるなのはが居た
これを聞いて、俺は、悲しくなった。
だが、それ以上に、無理やり笑顔みせるなのはに、腹が立った。
一「・・・なのは、ちょっと」
な「?・・・ッ!?」
一「そんな変な事を言うのは、この口か!?」
俺は感情に任せて思いっきりなのはの頬をつねる。
な「いひゃい!?かふくん、いひゃいの!!?」
一「なにが大丈夫だ!そんな風に無理に笑っているくせに、変に強がってんじゃあねぇ!!」
な「いっいたかったの・・・。なのは、つよがってないの。ほんとうにひとりでもへいきなの!」
一「だったら、なんでそんなに寂しそうな顔をしてんだよ!?」
な「!?・・・そんなことないの。たぶん、カズくんのみまちがいなの。」
一「そんな事あるに、決まってんだろ・・・!」
ガバッ
そう言って、なのはを抱きしめた
な「カズ・・・くん・・・?」
一「俺はそんなに頼り無いのか?」
な「そっそんなことないの!」
一「だったら、頼れよ!俺じゃあ無くても、父さんでも母さんでも兄さんでも姉さんでも。誰でもいいから頼れよ!!俺達家族だろ!?」
な「でっでも!?」
一「・・・迷惑かけるかも知れないから、嫌か?」
な「・・・(コクン)」
一「そうか・・・なら、こうしよう?」
な「?」
一「他の人に迷惑懸けないようにするのはいい。でも、俺にそんな遠慮すんな。お前のわがまま全部受け止めてやる。だから、俺の前でそんな笑顔みせんな」
なのはが我慢しなくても良い様に、なのはがまた仮面の笑顔を見せなくても良い様に。
俺がコイツの我が侭を全て受け止めてやる。
な「・・・いっいいの?」
不安な声でなのはが俺に確認を取ってくる。
一「ああ」
な「なのは、すごくめいわくかけるかもしれないよ。それでも・・・」
一「俺がいいって言ってんだから、気にすんな!!」
な「・・・ほんとうに?」
一「いい加減にしつこいぞ・・・」
俺が少し呆れた様に肯定すると、
な「うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!さみしかった!ずっとさみしかったの!!」
今まで我慢していた分を吐き出すように泣き始めた・・・。
一「そうか」
それから俺は、なのはが泣き止むまでずっと慰めつづけた
夜ー海鳴病院ー
一「たくっ、もっと早くからこうしとけばよかった」
ゼ「確かにな。だが、それだけお前もショックだったんだろ」
一「まあ、そうだな。・・・さて、さっさとやりますか」
ゼ「了解した」
ー二ヶ月後ー
一「父さん、あの三人はまだなのか?」
士「一真。女性の準備というのは、時間の掛かるものなんだよ」
恭「それでも、掛かり過ぎだろ」
本当に女って生き物は如何してこんなに支度に時間が掛かるんだ?・・・一生の謎に為りそうだな。
母さん達がまだ来ていない間に俺は父さんにある確認をとる。
一「・・・父さん、体の方はもういいのか?」
士「ん?・・・ああ。むしろ良過ぎるぐらいだ」
一「・・・そう」
恭「またそれか。その言葉、父さんが退院してから何度目だ?」
一「うっさい。回復魔法なんか初めて使ったんだから、不安にもなるわ!」
そうなのだ。俺は、あの日の夜から少しずつ回復魔法を使治していった。
その結果、父さんは、無事に回復した。父さんが目を開けた時、病院が「奇跡だ!!」と騒がれた。
・・・まあ、その認識で合ってるがな
父さんが退院してから、俺は自分の力について皆に明かした。
士「・・・そうか。それじゃ、一真が俺を助けてくれたんでな。ありがとうな」
一「・・・怖くないのか?自分で言うのもなんだが、得体の知れない力を持ってんだぞ?」
士「怖い訳ないだろ。どんな力を持っていてようとも、お前は、俺の息子なんだから」
一「っ!・・・ありがとう」
まったく、少しでも疑った自分が馬鹿みたいだ。
一「それにしても、遅過ぎる。なにやって―――
桃:「ごめんなさい。遅くなったわ。」
一「―――やっとか」
家から荷物を抱えた母さん達が漸く出て来た。
士「いや、大丈夫だ。・・・それじゃあ行こうか、皆」
今日は、父さんの退院祝いを兼ねた家族旅行だ。
本当なら父さんの車で行くんだが、病み上がりなので今回は電車だ。
な「カズくん?どうしたの?」
一「ん?いや、良い天気だなって思ってな」
空を見上げれば、そこには雲ひとつ無い青空が広がっていた。
な「うん!きょうは、ぜっこうのおでかけびよりなの!!」
なのはは満面の笑みで答える。
士「二人とも。早く行くぞぉ!」
気が付くと父さん達の背中が小さくなっていた。
いつの間にか置いていかれてたようだ。
一「やべぇ!なのは行くぞ!!」
な「うん!」
そして俺はなのはの手を取り皆の下へと駆け出した。
一「(さて、これから色々やっかい事に巻き込まれるだろうが、頑張って守っていきますか。・・・俺の大切な家族を・・・)」
作:なのはが、○ っ 切 れ たを見て生きているのが辛くなった。どうも、作者のライです
一:作者、自重しろ!!!・・・ども主人公の一真です
作:あの、なのはマジで天使です。本当にありがとうござます。
一:それよりも、お礼を言わないといけない方が居るだろ。
作:ちゃんと覚えているから大丈夫だ。
一:そうか?ならさっそく・・・
作・一:雨季様、感想ありがとうございます!!
作:まさか、最初の感想が雨季様からなんて、感動で言葉もありません!!
一:てか、作者。感想見たとき、顔がにやけまくってたからな
作:嬉しかったんだから、仕方が無いだろ!!
一:それもそうだな。
作:他の皆様ももし宜しければ、感想をください
一:一言でもかまいません。書いてくれると作者が、狂喜乱舞でよろこびます。
作・一:よろしくお願いします!!
作:さて、今回は。シリアスをぶち壊すおまけを用意してみて。
一:いや、要らんだろ。
作:それでは、短いですがどうぞ。
一:おい。作者!?
旅館の部屋に着いていきなりなのはが、
な「カズくん、いっしょにおふろはいろ!!」
一「だが、断る」
な「きゃっかなの」
一「だから、風呂ゆっくりと入りたいんだよ」
な「ざんねんだけど、こんかいはにがさないの」
一「なに?」
な「カズくん、ここのおふろ。10さいまでならどっちでもはいれるの」
一「なん・・・だと・・・」
な「それじゃ、いこっ!」
恭「待て、なのは!!俺も一緒に―――」
な:「おにいちゃんは、いらないの」
恭「(ピシッ)・・・・・・・・」
一「ちょっ?!気をしかっりと持つんだ!兄さん!!」
な「うるさいのもいなくなったし。いこ、カズくんっ!!」
一「えっ!?ちょっま(ry」
な「おとうさん、おかあさん、おねえちゃん、いってくるの」
士・桃・美「いってらしゃい」
一「うっ、裏切り者ぉ~!!」
戻ってきた時の一真の顔は、少しやつれていたと言う・・・
一:おい、作者。
作:ん?なんだ?
一:これはなんだ?
作:ただの思いつきだ
一:死にさらせぇー!!!
作:それじゃ、今回はこの辺でww
一:あっ!まて!!
作:それじゃ、また次回!! またねぇ~
一:作者ぁー!!!
一:最初あいさつなんだよ!?
作:時事ネタは、鮮度が命!!
一:やっぱり、いっぺん死んどけ!!
作:次はキャラ設定です。早ければ今日じゅうにあげます
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