I-RabBits


熱々真空パック!? LISTEN FLAVORとアイラビが
CDとコラボTシャツセット緊急発売!!

 渋谷、名古屋で3会場同時開催イベント「響姫祭(ひびきさい)」を大成功させたI-RabBits(アイラビッツ)が、2年振りのシングル『ユニオン』を緊急発売! 原宿発のロックでキュートなオシャレブランド LISTEN FLAVORとコラボし、CDとお洒落なコラボTシャツのセットで何とお値打ち2,900円!! リッスンフレーバー店舗とIMCのみの限定販売! それぞれ特典付き! 更なる特典、インタビュー中に発案された『Tシャツ大作戦』も要チェック!!

■インタビューは久しぶりですがライブはかなりやられてて、私もちょくちょくお邪魔してますが…。

マイコ:気づいたらライブ中毒で、年間100本以上とかやってるバンドになってましたね(笑)。

みづき:そこでの出逢いが『響姫祭』につながって。

マイコ:各地でお世話になった地元バンドさんに恩返ししたいけど私達企画も何回もできないから一気にやっちゃおうと、去年第1回をやって。やってみて凄く良かったんだけど、自分達的には「いっぱいいっぱい」で。ちょうどその頃、大好きな10-FEETが『京都大作戦』を終えてのブログを読んで、こうも違うのかと。お客さん、出演者、スタッフ、全員に配慮が行き届いて、音楽の力と尋常じゃない思いで愛を感じ、感じさせる。イベントってこういうものなんだ、こういうイベントをしたい、と思って。で、半年後に名古屋でやって、この7月には渋谷で22組集めてやったんですけど、それはぐっと一歩近づけたイベントだったんじゃないかなと。それもこれも、1週間前に憧れの『京都大作戦』を見にいって刺激受けたし、その1ヶ月前に憧れの10-FEETと対バンさせてもらって…ウチらのライブを最後まで見てくれて手まで挙げてもらって、ライブも凄いけど人間のパワーを感じました。TAKUMAさんから打上げでもらった言葉一つ一つ全部覚えてるし、いっぱい力もらって。

■どんなことを言ってもらったんですか?

マイコ:「このまま行けばいいよ」って。いろんな選択肢、迷いもある中で仲間の力や自分の選んだ道を信じて進んでいこうと、振り絞ってやってたところもあったので、デカかったです。

■なるほどー。そして『響姫祭』でもコラボしてきたLISTEN FLAVORとのコラボで2年振りのシングルも発売されますが、LISTEN FLAVORとはどういう縁で?

マイコ:仲の良いバンドつながりでLISTEN FLAVORさんのイベントに呼んでもらった時にマネージャーさんが凄く気に入ってくれたことからですね。で、今回の『響姫祭』でもコラボうちわをとお願いしたら、「もうデザイン出来てますよ」って3種類。その中の1つにビビビって来て、うちわだけじゃもったいなくて「Tシャツにしたいんですけど」って言ったら「コラボしますか」って言ってもらって。じゃあこちらも新曲を書き下ろそうと。ほんとに緊急に決まって。……熱々ほやほや真空パックです。

■CDとTシャツセットで2,900円、更にLISTEN FLAVOR、indiesmusic.comそれぞれ特典ありと。

マイコ:はい! Tシャツは4色あるので両方で4色買いしてCDは友達にプレゼントとかオススメです!(笑)

■“ユニオン”は仲間、同志っていう意味ですよね?

マイコ:Tシャツのデザインにもあるユニオンジャックからの発想で、複数の国が集まって同盟を作ってるというのが今のアイラビの状況と似てるなと。その頃、福岡のおじいちゃんが具合が悪くて、おばあちゃんが「息するのもツライ状態だけど毎日1分1秒、一生懸命息してる」って言ってて。息するだけでもツライ人がいるんだから、自分はもっと頑張らなきゃ、という思いも込めました。

イノ:元々リズムのコンセプトはあって。やっぱり10-FEETとの出逢いが凄く大きくて…ライブの一体感をどれだけ全員で出せるかって。10-FEETのライブを見てて、お客さんが音楽だけでノレる、自分達が指示してとかじゃなくて聞いたそのまんまの感覚で動ける曲をと。

マイコ:あ、あと、この曲はトモさんの歌がダブルヴォーカル並みに入ってるのもポイントです(全員 笑)。

■なぜそうしようと?

マイコ:自分でコーラスするとライブで再現できないですし、前からライブではトモさんが歌ってて、トモさんの声には私にない魅力もあるし。あと頼れるものは頼ろうと。

トモ:ギターのレコーディングで、自分に無いものを出そうと今回かなり頑張って、出し尽くして。で後はヴォーカル録りだけだから(自分は関係ない)とホっとしたところにマイコが「歌ってみてよ」って。

■その場でだったんだ!

マイコ:熱々真空パックです!(笑) ……でもマジック生まれたよね?。

イノ:自分もベースをどう弾こうかカッチリ固まってたわけでもなくて、みづきがどう叩くかも知らなかったし、ほんとその場のノリでやった事が凄く良くて。

みづき:なんでこれが出来たんだろうみたいな(笑)。

イノ:逆に、これを再現しなきゃ、練習しなきゃって(笑)。もう、ワーっとやってガーっと録っちゃったから、その勢いが詰まってます。

マイコ:熱々真空パックです!(笑)

■“ディアー”は少し早くに出来てたんですよね?

マイコ:リリースとか決まる前にレコーディングに入ってた時に録ったんですけど、迷いまくってた時で、その迷いがそのまんま入ってます。ピアノロックっていうのをモチーフに書いてて、曲は早く上がったんですよ。でも詞が…もうほんとスランプで。初めてクレジットが「I-RabBits」になってるんですけど、皆の力を借りて書きました。

イノ:レコーディングスタジオに入ってから、ほんとにギリのギリで書いたんですよ。

■2年の間には他にも曲は沢山出来てると思うんですけど、“ユニオン”はLISTEN FLAVORさんのための書き下ろし。では“ディアー”は、なぜこれを収録しようと?

イノ:単純に、これを世に出さないのはもったいないなと。一番アレンジを練ってるんですよね。メロディの雰囲気、それに対するアプローチ…本当に作り込んでる曲で。だからこそ歌詞のプレッシャーもあったと思うんですけどね。

マイコ:どっちにも「ディアー」っていう言葉が出てくるんですけど、“ディアー”では、その後に来るのが「未来の私」なんですけど、“ユニオン”では自分の大事な人達に向かってて。書いた時に時間差があるので、気持ちの変化が表れてるなと。私は「Dear」って矢印みたいなものだと思ってて、夢とか人とか、大事に思うものへの矢印を抱えていたら、人って走り続けられるんじゃないかと。そういう思いがこの2曲にこもってます。

■で。ツアーも決まってますが。

マイコ:初めての場所もあるんですけど各地それぞれ友達バンドと一緒で。それも『ユニオンツアー』らしいかなと。

■初日はO-WEST。大きいですね!

イノ:全員Tシャツ着ててくれたら嬉しいですよね。

マイコ:うわ、それヤバイ!

■じゃあってことで、来てきてくれたら特典つけたり、twitterとかで写メ貼付けてツイートしてもらったりとか。着て街とか歩いてる写真をライブ会場に持ってきてもらってボードに貼付けたりとか。

マイコ:やりましょう、やりましょう!

■じゃあJUICEが発行されるまでに企画をツメてもらって。「詳しくはHPを!」ってことで(笑)。

マイコ:はい、『Tシャツ大作戦』、チェックして下さい!


Interview&Text : 佐々知香



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