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更新しました。

あ~、長くなった。今回も他の方のを参考にさせていただきました。

そして今回は、一真無双・・・になってるといいな~。後、フェイトの所、少し強引だったかな~。

それでも構わない方はどうぞ。
無印編
無印 第十四話 フェイトの真実 αの力

フェ:「一真!母さんは、母さんはどうなるの!?」

一:「少し落ち着けって、フェイト」

俺達は今アースラのブリッジに来ている居る。

俺達がここに来た時既に、プレシア逮捕の為に武装局員を[時の庭園]とやらに送り込んでいた。

本当はフェイトに母親の逮捕の瞬間なんぞ見せたくないんだが、フェイトが聞いてくれなくてな。覚悟だけはしておけっとは言っておいたが効果が有るのかどうか。

モニターにはサーチャーから随時送られてくる映像が映し出されている。

武装局員達が玉座の間と表現したら良さそうな広い空間に出る。

そこにプレシアが居た。

『プレシア・テスタロッサ、貴方を時空管理局法違反の疑いと時空管理局艦船への攻撃容疑、及び公務執行妨害で逮捕します。武装を解除し、ご同行を願います』

武装局員達がプレシアを取り囲み、他の局員達が周囲を注意深く探索している。

そして、一人の局員が玉座の後ろにあった扉を発見した。それを抉じ開ける。

プレシアの眼がかっと見開き、狂気と怒りと憎悪を孕ませた光を放つ。

プ:『私のアリシアに近寄らないでっ!!!』

その場に居た局員全員が、プレシアから発せられた大量の紫電の下、全て薙ぎ倒される。

リ:「いけない!! 彼らをすぐに戻して!!!」

リンディが焦った声で指示を出す。

一人残らず倒れ伏した局員達それぞれを魔方陣が包み、姿を消す。恐らくアースラに還ったのだろう。

そして、玉座の後ろにあった扉の中が覗く。

一:「なんだ、ありゃ?」

其処には、おそらく生態ポッドと思われる物の中にフェイトと瓜二つの少女が何らかの液体の中に浮かんでいた。

プ:『時間がもう無い・・・・・たった9個のジュエルシードでアルハザードに辿り着けるかは分からないけど』

こちらに視線だけ向き直り、俺達向けて口を開いた。

プ:『でも、もういいわ。終わりにする。この子を亡くしてからの暗鬱な時間を・・・・・この子の身代りの人形に記憶を与えて娘扱いするのも・・・・・聞いていて、貴方のことよ、フェイト』

一:「・・・ッ!?なのは!!フェイト連れて退がれ!!!」

恐らくこれ以上はフェイトが聞いていい内容じゃない。プレシアは絶対にこれから碌なことを言わない筈だ。知らなくてもいいことを全部此処でぶち撒けるつもりだ。

しかし、なのはは動けなかった。フェイトがもう既にプレシアの先の言葉を聞いてしまったからだ。

くそ!!これなら無理にでも下がらせるべきだった!!!

プ:『フェイト・・・・・貴方はやっぱりアリシアの偽者よ。折角あげたアリシアの記憶もダメだった』

偽者!? どういうことだ!?

エ:「二十六年前の事故の時にね。プレシア・テスタロッサは実の娘アリシア・テスタロッサを亡くしているの。そして、彼女が最後に行っていた研究は使い魔とは異なる・・・・・使い魔を超える人造生命の生成。死者蘇生の秘術。その時の研究につけられた開発コードが―――」

プ:『そう、フェイト。プロジェクトF・A・T・Eよ。よく調べたわね。私の目的は、アリシアの蘇生、ただそれだけよ』

エイミィの言葉をプレシアが引き継いだ。

じゃあ、つまりは・・・・・フェイトはそのアリシアのクローンになるのか?

プ:『だけどダメね・・・・・ちっとも上手くいかなかった。所詮作り物は作り物。アリシアの代わりにはならない。ただの偽物、贋作でしかないわ』

ポッドに白蛇みたいな腕を這わせて、フェイトに向ける視線には明らかに嫌悪感と憎しみしか無かった。

プ:『アリシアはもっと優しく笑ってくれた。アリシアは我侭だったけど、私の言うことはとてもよく聞いてくれた』

な:「やめて」

なのはがぽつりと呟いた。

プ:『フェイト、貴方はアリシアを蘇らせるまでの間、私が慰みに使うだけのお人形』

な:「やめてよ!!!」

プ:『だけどもう要らないわ、何処へなりとも消えなさい!!!』

その言葉に、フェイトの瞳に力が無くなる。糸が切れた、それこそ人形のように倒れるところを慌てて抱き締める。

自身の全存在を否定されたその瞳には、絶望の二文字しか映っていない。

一:「・・・あの婆!!」

くそッ!!なんで俺はこんな大事な事を忘れていたんだ!!

プ:『そんな人形よりも私はそこの少年に興味があるわ。ミッドチルダでもベルカでもない術式で、その二つと比べると遥かに優秀で素晴らしい能力らしいじゃない』

もうフェイトには興味が失せたプレシアは、今度は俺に何か言ってきやがった。

一:「ああン!?」

プ:『面白そうな”力”だから、貴方は私のところに来なさい』

フェイトをアルフに預けると、俺はモニターの中に居る狂った馬鹿に真正面から向き直った。

一:「馬鹿かてめぇ。誰がてめぇみたいな狂った婆の所になんぞ行くかよ」

プ:『なんですって!?』

一:「だから、死者を蘇らせようなんて無駄な事に心血注いでいる頭の狂った婆の所になんぞ誰が行くかって言ったんだよ!!」

プ:『無駄じゃないわ!!アルハザードに行けば必ず!!』

一:「あほか。アルハザードにそんな技術が有るかどうかじゃねぇ。死んだ奴は蘇らないそれが世界の答えだろ!!」

転生者の俺が言うのも変な話だがな。

プ:『・・・・・そう。それでも私は、アリシアを取り戻す!! この命に代えても、必ず!!!』

同時にモニターが砂嵐に変わる。どうやらサーチャーが潰されたらしい。

此処まで来ると哀れだな。

エ:「庭園内に魔力反応を複数確認、いずれもAクラス、数は、何これ!? 百、百五十、どんどん増えていきます!!」

エイミィが慌てたように叫ぶ。

「ジュエルシードの発動を確認、九個同時に発動させているようです!!」

「しょ、小規模ながら次元震の発生を確認しました。徐々にですが規模が大きくなっています!!」

他のオペレーター達が悲鳴に似た報告を上げる。

リ:「まさか、本当にアルハザードへ行くつもり!?」

ク:「馬鹿な、あんなものは御伽噺だ!!」

こんな時になに言ってだこいつら。

一:「言ってる場合かテメーら!! どうすんだ!?」

リ:「っ!! 私が現場に出て、次元震を何とかして抑えるからその間にクロノは突入してプレシア・テスタロッサを捕縛、及びジュエルシードを確保しなさい」

ク:「了解!!」

リンディがいち早く反応し、クロノに指示を出す。割としっかりしてるじゃねぇか。

リ:「あなた達はクロノのサポートをお願い!」

一:「それは構わないが。その前に寄る所がある。なのはとユーノは先に行け」

な:「カズくん。・・・・後からちゃんと追いついてきてよね!」

一:「分かってる」

そう言ってブリッジを出る。













                     フェイトside

私は・・・・・人形。

そう言われた。

何処へなりとも消えろ、とも言われた。

私は、母さんに必要とされてなかった。

アリシアのコピー。偽者。贋作。

ずっと母さんが好きで、昔みたいに優しい母さんに戻って欲しくて頑張ってきたけど・・・・・

記憶の中に居る母さんでさえ、それは与えられた虚構。

母さんに生み出されて、でも必要とされてなくて、持ってる記憶は虚ろな存在で。

何の為に、生まれてきたんだろう?

母さんに笑って欲しかっただけなのに・・・・・その為ならどんなことでも一生懸命やったのに・・・・・

(あんなにはっきり捨てられたのに、まだ母さんに縋ってる)

ぼんやりと見慣れない天井を見ていると、誰かが横になってる私の傍に立ち、明かりを遮って影を差す。

一:「ん?アルフの奴が居ない?・・・まさかなのは達の手伝いにでも行ったのか?」

一真だ。

彼はそのまま私に背を向けるようにベッドに腰掛ける。

私は虚ろな瞳でその背中を見ていた。

一:「・・・・」

フェ:「・・・・・」

少しの間、沈黙が流れた。

一:「・・・・・なぁ、フェイト。前に言った事覚えてるか?」

彼が突然そんな事を言い出した。

・・・何を言ってくれたんだっけ?

一:「・・・その感じだと忘れちまったか?まぁ、しょうがないか」

軽い調子で彼は言う。

一:「それなら、もう一度言うぞ。フェイト」

彼は私の方を向いて。










一:「俺はお前の味方で在りたいと思ってる。今までも、そしてこれからも」












一:「俺はアリシア・テスタロッサなんて奴は知らない。俺はフェイト・テスタロッサと言う一人の少女の味方で在りたいと思っているよ」

彼はそう言う。

・・・私の味方。でも、私は・・・

一:「・・・自分の生まれ方を気にしてんのか?」

・・・私はアリシアのクローン。普通の人間じゃない。それどころか、人間ですら・・・

一:「そんなの俺には関係無いな」

え?

一:「クローンだとか俺にはそんなの関係ない。お前は唯、他の奴とは生まれ方が違うだけだろ。俺はそうゆうの無しにしてお前の味方で居たいんだ」

・・・

一:「たとえ、この世界の全てがお前を否定しようとも、俺がお前を肯定してやる」

・・・一真。

彼はそう言ってくれた。だから

フェ:「・・・ねぇ、一真」

一:「ん?なんだ?」

どうしても、この事が聞きたくなった。










フェ:「・・・私は人間なの?」

一:「当たり前だ」










彼は淀みなく応えてくれた。

一:「言っただろ。お前は他の奴とは生まれ方が違うかも知れないが、でも、皆と同じようの、怒って、泣いて、ちゃんと笑う事の出来るれっきとした人間だよ」

フェ:「・・・ほんとう?」

一:「ああ。お前は俺やなのはやユーノと同じ人間だよ。フェイト」

・・・嬉しかった。

唯、そう言ってくれる事が嬉しかった。

一:「・・・だからさ、始めようフェイト。」

フェ:「え?」

一:「なのはも言ってただろ。俺達はまだ、始まってすらいないって。だから始めるんだ。誰かの言う通りに動く人形じゃなく、自分の在り方を、自分で考えて、自分で決める。そんな本当の意味でのフェイト・テスタロッサを。・・・俺達と一緒に」

彼は笑ってそう言ってくれた。

ついさっきまで指の一本動かすことすら億劫だったのに、今は全身に力が漲る。

私は、生きている。

でも、まだ始まってすらいない。

だったら始めよう。一真と、皆で一緒に。

私はフェイト・テスタロッサ。

確かにアリシアのコピーかもしれない。クローンかもしれない。偽者かもしれない。

今までは母さんの言いなりになって生きてきた。ならそれは母さんの言う通り人形でしかない。

だけど、私の在り方を決めるのは母さんじゃない。

私は自分の在り方を、自分で考えて、自分で決める。

一:「それに、このまま泣き寝入りして終わったら、納得出来ねぇだろ」

不敵に一真が笑う。

フェ:「・・・・・・そうだね。このまま何も伝えずに終わるなんてイヤだよ、納得出来ないよ」

バルディッシュのデバイスコアが輝く。

一:「バルディッシュもそう言ってるな」

フェ:「うん、ずっと私と一緒に居てくれたんだもんね。こんな情けない形で何もしないまま終わるなんて、そんな主許せないよね?」

バ:「はい」

私はバリアジャケットを展開した。

フェ:「私、行くよ。今までの人形だった私を終わらせて、一真と、皆と”これから”を始める為に」

一:「俺も一緒に行くぞ。あいつらだけに任せとけないしな」

一真もバリアジャケットを展開した。

一:「よし。それじゃ、行くか。お前の思いを伝えに」

フェ:「うん!!」

一真に後押しされ、私達は駆けた。

全ては・・・・・”これから”。


                     フェイトsideout












                      なのはside

な:「ディバインィィィンバスターァァァァ!!!」

私達は今、[時の庭園]で鎧の竜のような物や、大剣を持った騎士と戦ってます。

いくら、私が砲撃魔法を使っても直ぐに補充されてしまいます。

ユーノ君やアルフさん、クロノ君も善戦してますが、数が違いすぎます!!

アル:「くそっ!!ここはまだ庭園の入り口だってのに!!」

あまりの数の多さに未だ先に進めません。

このままじゃ!!

フェ:「サンダーレイジッ!!!」

その時、金色に煌く雷が入り口の方から降り注ぎ、傀儡兵を数体まとめて瓦礫に変える。

フェ:「・・・皆。おまたせ」

フェイトちゃんが来てくれました。

アル:「フェイト~。良かった。良かったようぅぅ~」

フェ:「アルフ・・・。心配かけてごめんね」

フェイトちゃん、元気になったんだ。良かった。

ク:「君が来てくれたのは嬉しいが。あの男はどうした!?」

・・・クロノ君。空気読もうよ。

フェ:「一真なら・・・。あそこに」

フェイトちゃんが指を指す方を見ると、其処には、何時もの黒い鎧を纏ったカズくんがいました。

ゼ:「此処だけで、200近くは居るな」

一:「ずいぶんと集まってるな。そんだけ先に進んで欲しくないって事か」

ゼ:「その様だな。・・・それで、なんの装備で行く?」

一:「そうだな。・・・ゼロ。グラム、イージス。セット」

ゼ:「了解。グラム、イージス。セット」

すると、カズくんの右手に、刃がビームで出来た槍と、左手に中心が透明な水晶で出来た大きな円形の盾が現れました。

一:「さて、本気で行くか!!Alpha-Gain-Forceアルファインフォース

その言葉を言った次の瞬間。

カズくんは数十体もの傀儡兵を一瞬で瓦礫に変えてました。

                     なのはsideout



一:「やっぱ、30秒で全滅は無理だったか」

鍛練不足だな。

ゼ:「一真。第二陣来るぞ」

其処には、さっき以上の数のナイトモンとメイルドラモンが此方に向かって来た。

一:「何体来ようが結果は変わらんのにな。・・・ゼロ、インターバルは後何秒で終わる」

ゼ:「後5秒だ」

一:「そうか。・・・なら!!」

俺は、槍を正面に構え。

一:「ロイヤルセーバー!!!!」

正面の敵に向かって強力な突きを繰り出した。


轟ッ!!!!!!


その一撃で20体以上の敵が瓦礫に変わる。

技を繰り出した後の隙を狙って、ナイトモンが襲い掛かるが、遅すぎだ。

一:「Alpha-Gain-Forceアルファインフォース

そう呟いた瞬間。

世界は停止した。

ゼ:「カウント、スタート」

Alpha-Gain-Forceアルファインフォース。この能力は他者の戦闘時間(記憶)を巻き戻し自分が何をされているのかわからぬままに攻撃を繰り返す事で、無敵の力を得る事ができる能力である。そのため他者には俺の攻撃は最後の一撃の一瞬の光景しか見ることができないが、実際にはその相手が倒されるだけの攻撃が行われていたことになる。

だが、この能力には制限が在る。一回の発動に持続する時間は30秒。インターバルに10秒もいる。それでも十分に強いがな。

しかし、機械にも有効とは。うん。反則だな。

一:「ジークセーバー!!」

俺はビーム状の刃を伸ばし、


斬ッ!!!!!!!


回りの敵全てを切り裂いた。

敵を全て片付けたその時。

ゼ:「タイムアップ」

ゼロの言葉と共に世界は再び動き出した。

一:「今度は上手くいったな」

辺りには瓦礫の山が出来ていた。

四人:「す、凄い・・・」

ク:「・・・本当になんなんだ。あの男は」

何を呆けてるんだ。こいつら。

一:「お前ら、何時までも呆けてないでさっさと行くぞ!」

そう言って、俺は先を急いだ。

な:「あ、ま、待ってよ~!!」
















道なりに進んで行くと、開けた空間に出て道が幾つにも分かれていた。

ク:「皆、聞いてくれ。此処からは二手に分かれよう。君たちは駆動炉を封印してくれ」

此処に着くなり、クロノがそんな提案をしてきた。

一:「駆動炉?・・・それは破壊しても良いのか?」

ク:「ああ、そうすれば少なくともこの庭園は完全に停止することが出来る」

一:「なら俺一人で十分だ」

そう言って俺は、飛行魔法を使う。

一:「お前らは、プレシアの逮捕に迎え。・・・フェイト、お前の思いしっかり伝えて来い」

フェ:「・・・うん。伝えてくるよ、私の思い・・・」

フェイトは俺の眼を見て、はっきりと言った。

一:「ああ。・・・それじゃ、後でな」

俺は駆動炉に向けて飛び出した。

したら、突然なのはが。

な:「カズくん!そっちに大きいのが行った!!」

その言葉を聞きて、振り向くと。

そこには、先程の数倍でかいナイトモンが、俺に剣を振り下ろそうとしていた。

ブォン!!!!

振り下ろされた、その剣を

ガキィン!!

俺はイージスで受け止める。その体勢のまま、

一:「ロイヤルセーバー!!!!」

グラムで貫いた。

一:「たくっ、この程度の人形如きにやられる訳ねぇだろ!!」

そして、今度こそ駆動炉に向けて駆け出した。













ある程度、進んだらゼロが突然、

ゼ:「一真。近くに生態反応が在るぞ」

一:「生態反応?・・・間違い無いんだな」

ゼ:「ああ。其処を右に行った所だ」

ゼロの指示した方に進んで行くと、一つの部屋が在りそこに棺の様な物が置いてあった。

ゼ:「発信元はその中だ」

俺はどうしても気になったので、その棺を開けた。

中には一匹の瀕死の猫が居た。

「・・・だ、誰ですか・・・」

一:「俺は一真。・・・あんた、もしかしてプレシアの使い魔か何かか?」

「えぇ。しかし、既に彼女とのラインは途絶えていますが。・・・私の事よりも早く彼女を止めなくては!!」

そう言って、立ち上がろうとするが、直ぐに倒れてしまう。

一:「無理すんなって。プレシアの事なら俺達がなんとかする。だからアンタは自分の事を心配してろ」

「・・・それなら、一つだけ質問に答えて下さい」

一:「それは、構わないが」

「・・・あの子は、フェイトは無事ですか?」

一:「ああ。今はプレシアに自分の気持ちを伝えに行ってる」

「!?そうですか・・・」

一:「アンタが此処に入る間に色々とあってね。・・・・・アンタは、もう一度フェイトに会いたいか?」

「?え、えぇ。・・・会わせてくれるのですか!?」

一:「あぁ。もっとも、会えるのは全部片付いてからだがな」

「・・・お願いします。もう一目だけでも会わせて下さい」

一:「分かった。スターライトエクスプロージョン!!」

猫の体を、蒼い光が包み込む。

光は直ぐに止み、猫は元気な状態になる。

「す、凄い・・・!!」

一:「これでよし。それじゃアンタを俺ん家に転移させる」

猫の足元に魔法陣が現れる。

「あ、あの!!」

一:「大丈夫。全部終わったら、フェイトを連れて帰るから。アンタは大人しくしていてくれ」

「・・・分かりました。あの子の事、よろしくお願いします」

一:「あ、一つ聞くの忘れてた」

「?」

一:「アンタの名前。なんてんだ?」

リニ:「・・・私はリニスと言います」

一:「リニスか。分かった、リニス。直ぐに終わらせるから、ちょっとだけ待っててくれ」

リニ:「はい!」

そして、リニスは姿を消した。

一:「さて、少し時間を喰ったな。急ぐか」

ゼ:「一真。何故、彼女を助けた?」

お前が教えた癖になに聞いてんだ。

一:「んなもん、なんとなくだ」

ゼ:「・・・そうか(聞いた俺が馬鹿だった)」

なんとなく、馬鹿にされた気がする。

まあ、こいつの事だから問い質しても答えないだろうがな。

さて、急ぐか!!




作:もうすぐ、無印も終わりだ。どうも、作者のライです。

一:よく続いたな、この作品。ども、主人公の一真だ。

な:今の話が終わったら、また私にスポットを当ててよね。作者さん。どうも、翠屋の白い天使こと高町なのはです。

作:さて、どうなる事やら・・・。

な:えっ!?

作:それじゃ、今回の説明に行くか。

一:今回は多いな。それじゃまずは、メイルドラモンの説明だ。

な:(またこのパターンなの!?)・・・メイルドラモン 古代種のテイルモン・プロットモン・クリアアグモンが奇跡や運命のデジメンタルで進化したサイボーグ型デジモン。
黄金の翼を持ち動く要塞と呼ばれる。背中にナイトモンを乗せ、戦うことも可能。全身の鎧は超金属クロンデジゾイド製で、攻撃、防御ともに高い。

作:ディバインバスターで普通に倒せてますが、気にしない。

一:次にナイトモンの説明だ。

な:ナイトモン “クロンデジゾイド”製の頑丈な鎧を着ている巨大な戦士型デジモン。その鎧は有り余るパワーを抑えるために着ているという説もある。マスターの命令によっては、善にも悪にもなってしまうため悩んでいる。強大なパワーで自分の身長ほどもある大剣を軽々と振り回すぞ!一度、主人と認めたもとには忠実に従う頼もしいデジモンです。

作:今回出て来たのは、唯の人形です。後、大きさに関しても気にしない。

一:ロイヤルセーバーの説明だ。

な:ロイヤルセーバー 右手の聖槍「グラム」から、強烈な突きを繰り出す技。

作:デュークモンの必殺技です。

一:ジークセーバーの説明だ。

な:ジークセーバー 右手のビーム状の聖槍から、繰り出される技。

作:作者は、劇場版デジモンXで、デュークモンXがロイヤルセーバーとジークセーバーのどっちを使って、デクスドルグレモンを倒してたのか、未だに判断がつきません。

一:次にスターライトエクスプロージョンの説明だ。

な:スターライトエクスプロージョン 翼から黄金の粉を降り注がせる技。全ての悪を浄化する力がある。

作:この作品では、最高位の回復魔法になります。デジワー2、3の設定です。あと、この技はホウオウモンの技です。魔力光の所も気にしない。

一:最後に、Alpha-Gain-Forceアルファインフォースの説明だ。

な:Alpha-Gain-Forceアルファインフォース 他者の戦闘時間(記憶)を巻き戻し自分が何をされているのかわからぬままに攻撃を繰り返す事で、無敵の力を得る事ができる能力である。そのため他者にはアルファモンの攻撃は最後の一撃の一瞬の光景しか見ることができないが、実際にはそのデジモンが倒されるだけの攻撃が行われていたことになる。

作:これは、アルファモンの能力です。

一:これで、俺のレアスキルは出揃ったな。あと、俺はこの能力に制限がある。それは本編で確認してくれ。

作:後、今回の武装はデュークモンXの奴です。

三人:雨季様、黎音様、則長様、海人様、Kの2乗様、朱様。感想ありがとうございます!!

作:おかげ様で、昨日の投稿で見事10万アクセス突破しました!!

三人:この作品を読んで下さった全ての方に心よりの感謝を。本当にありがとうございます!!

作:一応、次回で無印完結の予定です。無印が終わっても続ける心算です。

三人:ですので、これからも応援、よろしくお願いします!!

一:それじゃ、今回はこの辺で。

三人:それじゃ、またな(な:ね~)










































作:よ~し!早く終わらせて、ギャグを書くぞ!!

一:動機が不純過ぎだ!!

作:良いだろ、別に。

な:所でどんな内容を書くつもりなの?

作:一真の女難。

一:・・・やっぱりかーーーー!!



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