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【埼玉】

アニメを新酒ラベルに 若者に人気「あの花」採用 秩父・武甲酒造

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 若者に人気のテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」にちなんだ地酒「あの花 特別純米酒」が4日、秩父市宮側町の武甲酒造から発売された。同酒造の製品にアニメキャラクターが使われるのは、宝暦3(1753)年の創業以来初。長谷川浩一社長は「若者が日本酒に目を向けてくれるきっかけになれば」と話した。

 「あの花」の脚本家は秩父市出身。4〜6月の深夜にフジテレビで放映され、場面の随所に同市内の風物が登場、放映直後から多くのファンが「聖地巡礼」と称して秩父を訪れている。

 「巡礼」を当て込んでステッカーやはがきなどが次々と発売され、同市や秩父商工会議所もパンフレットを作製。6、7両日は市内各所でファンが書き込んだ短冊を飾って七夕飾りをするという。

 1本(720ミリリットル)1890円で、同酒造や秩父地域の酒小売店などで販売。同酒造には既に予約が入っており、500本の予定を増産するという。問い合わせは同酒造=電0494(22)0046=へ。 (村田秀雄)

 

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