非常に強い勢力の台風9号は、那覇市の南の海上をゆっくりと進んでいます。沖縄本島は長時間台風の暴風域に入り、大荒れの天気が続く見込みです。

 現在、沖縄本島の全域や久米島などが暴風域に入っています。すでに暴風域に入ってから20時間近くが経過している那覇市内では、猛烈な風が吹き荒れ、最大瞬間風速43.1メートルを観測、うるま市宮城島では、49.6メートルの突風が吹きました。台風は今後もゆっくりとした速度で那覇市の沖を進み、沖縄本島は少なくとも5日いっぱい暴風域に入ったままとなる見込みです。6日昼前までの雨の量は最大で300ミリ、風速は40メートルを予想しています。また、海上は猛烈な時化(しけ)で満潮時には高潮の恐れがあります。激しい雨や風が長時間続くため、厳重な警戒が必要です。

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